●1人目の戦士「ある」
まずはファングの迷宮探検競技に挑む勇者を作るところから始めなければなりません。
通常のFFのルールに乗っ取ってキャラクターを作成しましょう。
最初の挑戦者、その名は「ある」です。
技術点8 体力点19 運点8
能力値はちょっと低め。技術も運も最低9点は欲しいところですね。
コレだと中堅どころのモンスターと対決するともう互角になってしまいます。
まあ、気を落とさずに行きましょう!
何しろ、
『 真 の 道 の 危 険 は 最 小 限 で、
ど ん な 人 で も 、
最 初 の サ イ コ ロ の 目 が ど ん な に 悪 く て も
か な り 楽 に 通 り 抜 け ら れ ま す 』
だそうですから!(ここ強調)
何故ここを強調するのか。
それはきっと私のはるか昔の苦戦の記憶がそうさせているに違いありません。
今ここに断言しましょう。
今回のアタックはかなり苦戦するであろうことを!
能力値回復の薬を、3種のうちどれか1つを選べます。体力を回復できる力の薬と食糧を10食分を持ちます。
これで準備は整いました。
それでは、ファングの街のサカムビット公が町おこしのために作り上げたという迷宮に、挑戦します!
挑戦者は全部で6人。
先の日記でも書いたように蛮人が2人、妖精めいた女が1人、よろいの騎士が1人、黒衣の暗殺者が1人です。
ロリエルフやくのいちはいません。いないんです。それはゲームは同じだけど違うんです。
ああ、あと1人はある自身ね。
あるの出番は5番目です。
よろいの騎士、妖精めいた女、蛮人、黒衣の暗殺者と入って行き、その次に入って行きます。
しばらく進むと通路の脇に箱が6個。うち1つに「ある様江」と書かれてました。
開けてみると、各挑戦者宛の餞別でした。金貨が2枚とメッセージ。
「この迷宮を抜けるためにはいくつかのアイテムが必要になるだろう」って。
どうやら先に潜った挑戦者達は後の人のものまで奪っていかない分別を示したようです。
いや、待てよ。
もしかしたら最初は金貨10枚くらい入っていたのが2枚残されてただけだったりして(苦笑)
残った1人分の箱の中身持ってっちゃってやろうかと思っても、そんな選択肢は出現しませんでした。
あるもそういうところは分別があるようです。
さて、最初の分岐に着きました。
壁には矢印が。西を指しています。
床には足あとが。3人が矢印に従い西へ、1人が東へ向かった様子。
ここは多数決の論理で西へ向かっておきましょうか。
3人に踏み荒らされた迷宮では、すでにろくなものは残っていないかもしれませんが、同時に危険も排除されているのではないかと思うことにして。
すると間もなくさらに分岐が。ここには矢印はなく、足あとは2組と1組に分かれます。
2組の足あとの方を追うことにしましょう。
先に行くものがあるダンジョンってのは描写がちょっと新鮮ですね。
●弔いの鐘がよく似合う
通路の真ん中に鐘がぶら下がってました。
鳴らすか無視するかの選択。
普通にこんな地下迷宮で鐘鳴らしたら反響して大変っしょ。
モンスターを呼び寄せるだけなんじゃ?
危険を感じつつもひとまず鳴らしてみるのはファーストチャレンジャーなればこそ!
♪闇追い払う時の〜〜鐘
明日の夜明けを告げる〜〜〜鐘〜〜〜
ドジャーン!!
ぐわんぐわんぐわんぐわん
うひい! すごい反響だ!! 地面が、地面が揺れるううぅぅ。
……技術点2と体力点2を失いましたorz
技術点が8→6点って、もう雑魚ゴブリンにも負けそう。致命的だ!!
しかもまだ鐘は鳴り止まぬ。
このままでは遺憾!
鐘を止める手立てを考えなければ!
→声を限りに叫んでみる
→長靴で鐘を止めようとする
ここで叫ぶとかパニクってんじゃないよ!
物理的に止めるしかないでしょう。長靴で鐘の振動を、止める!
……ふう。
やっと鐘は鳴り止みました。
しょっぱなからひどいダンジョンの洗礼を受けた。
罠でもモンスターでもないのに、勝手に危機に陥って消耗した!!
この先用心して進まねば。
ゲームブックプレイ日記まとめ03
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