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2009年07月28日23:38

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感想 ダイモスの攻防

さて、このゲームについて語ることは、実はもう残り少ない。

何故なら、今回のゲームオーバーは、最後の最後にアイテム1個足りずクリアできずというのは、さすがに気力が尽きてしまったから。
プレイはここで断念し、あちこちの分岐を読み進めて、何が足りなかったのかを確認しました。

王宮に入ってからのプライベートルームの探索が足りなかったのが敗因でした。
プライベートルームで探索をしていると隠し扉を発見。
その奥には賢者ゴールディが居ました。彼がカードキーを持っているのですが、手に入れるためには戦わなければなりません。

ところがこの部屋では得意の電撃は封じられてしまいます。
サイコキネシス能力なら対抗できますが、サイコロ1個にレベルを足して、8以上出なければ倒せません。
ところで通常プレイしていると、ここに着くまで主人公のサイコキネシスレベルは多分1のまま。
何故なら電撃能力の方が強力で経済的。そっちばかり使ってそっちばかりレベルアップさせちゃうからです。
サイコキネシスレベルが1だとサイコロで6を出しても合計7。
レベルが足りない!!

というわけで、クリアのためにはあえてダメージ効率の悪いサイコキネシスで戦闘を繰り返してレベルアップさせる必要があるのです!そんなバカなー!! ついでにサイコロ運が悪いとこの部屋発見できない。


そしてカードキーを入手してナールとの決戦に臨み、ナール逃亡まで進めます。
ナールは、恋人ジークに瓜二つなのを利用して、今更ジークのふりをして命乞いをしてきます。
玉座で肖像画を見ていれば、これに惑わされることなくナールを倒すことができます。


そしてエンディング。

ESP撲滅指令はナール国王の命令で撤回されます。
そのかたわらには、王妃になった主人公が。

????

「ナールの能力は死者の能力を我がものとすることだったんでしょ?人格まで吸収するなんて聞いてなかったわよ」
「まあ、俺と奴は同じ遺伝子を持っているから特別なじみやすかったんだろうな」


どうやら恋人ジークの人格をナールが吸収しちゃったってことらしい。

ええ!?いいの?いいのこの展開。いくら人格が宿ったからって、恋人が死んだ事実は厳然と存在するんでしょ?
読んでると人格だけじゃなくって、記憶もまるごとごっそり吸収しちゃったみたいだけど。

いいんだか悪いんだかちょっと不思議な感じがしつつの結末なのでした。


そして感想。
ゲームをクリアするためのフラグが、変!!

・シオン3人衆との戦いは負けなければならない
・その後体力がないまま旅立たなければならない
・ダメージ効率の悪いサイコキネシスのレベルを重点的に上げておかねばならない
・必須アイテムのある部屋が、サイコロ2個振ってどちらかで奇数が出ないと発見できない

通常選ばないであろう選択肢を選んでおかないとクリアできません。
これはちょっとどうかと思いましたです。

あと、戦闘がけっこうめんどくさかった。システムはけっこうシンプルなのですけれど、一回攻撃をするたびに精神点を消費するので、毎ターン必ず精神点を書き換えていかなければならないっていうのが。その割に戦闘戦闘また戦闘と目白押しなので。


そして何と言っても今回一番のインパクトキャラはレディ・レッドですね!

本人を倒さない限り何度部屋に入ってもドレス選びしてる!
選んだドレスによって対応ががらりと変わる!多重人格かよ!
衛兵とか呼びつけるくせに、執務室のナンバーをあっさり教えてくれたりもする!
なんなんでしょうこの人はホントに一体。

しかしこれはいかにもゲームブックらしい突飛さが素晴らしいと思います。こういう変なの大好き。


こうして、なんとなく消化不良なもやもやした感じを残しつつ、以上でダイモスの攻防のレポートを終了します。

厳密には完全にクリアしたわけじゃないけどね!(爆)




ゲームブックプレイ日記まとめ02
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