明日の光をつかめ

今ちょっとやる気がないですね。
歳を取るごとに夏が好きじゃなくなってきている感じ。
夏は、子供は遊ぶために休む。大人は休むために休む。
とにかく夏は休んでいいんだと思いますね。


最近面白いドラマは昼ドラの「明日の光をつかめ　2013夏」ですね。
シリーズ3作目です。
渡辺いっけい演じる「おっちゃん」が運営する児童養護施設「たんぽぽ農場」の子供たちとのお話です。

子供たちといっても話のメインはだいたい高校生くらいの子になります。
もちろん子供それぞれにスポットが当たるので小さな子供のエピソードもあります。
30分ドラマを2ヶ月、45話もやるので、昼ドラというのは普通のドラマよりも、短期間に内容盛りだくさんということになっています。
ということで昼ドラは撮影もハードらしいですね。

脚本を金八先生の脚本家が書いているので、いつもの行き当たりばったり的な展開をする昼ドラと違って安定した面白さがあります。
渡辺いっけい＝金八先生、施設＝学校、みたいなパターンということですね。

今回のお話は、運営者が行方をくらました「かぼちゃハウス」が舞台です。
ひょんなことから、子供たちだけが残されてしまったかぼちゃハウスを見過ごすわけには行かないということで、おっちゃんがかぼちゃハウスの面倒を見ることになります。

たんぽぽ農場は神奈川県の三浦半島、かぼちゃハウスは千葉県泉野市（架空の市。ロケ地は君津市）。海から山って感じです（そんなに山々しくはないですが）。
ちなみにこのドラマを含めたフジテレビの昼ドラの制作は愛知県の東海テレビです。


このドラマ、話も面白いですが、出演者がいいですね。
渡辺いっけいもいいですが、子役・若い俳優がいいです。

その中でも、ちょっと女の子について書いてみます。

1のメインは広瀬アリス、2は小島藤子、2013夏（以下3）は須田アンナ（E-girls）。

「明日の光をつかめ」では広瀬と小島は面識はないのですが、「35歳の高校生」でクラスメイトやってました。
しかも2のたんぽぽメンバー新川優愛も「35歳〜」のクラスメイトでした。
新川は「GTO」にも出てましたね（第1話メイン。壁に穴あける話）。

「35歳〜」の第1話では、新川と小島のグループ（2のメンバー）が広瀬（1のメイン）をいじめていたので、「大変、おっちゃん来て！」って思いました。

2の小島のボーイフレンドの妹は未来穂香で、「幽かな彼女」の生徒役でした。
そのクラスメイトの荒川ちかが3でかぼちゃハウスメンバーになってます。
ちなみに広瀬アリスの妹広瀬すずも「幽かな〜」のクラスメイトでした。

と、私おなじみのクロスオーバーな楽しみ方をしているわけですが、女の子だけでなく男の子もとてもいい味を出しています。
今回3ではALWAYSなどで有名な須賀健太もキャスティングされて、一層ガッチリ固められてる感じですね。

須田アンナがちょっと可愛くないかなー、というのがちょっとひっかかってます。
1、2の女の子が可愛すぎたというのがありますけど。
あと1、2続けて出演したのはアイドリング!!!の外岡えりか、2のたんぽぽメンバー孝介の妹にSKE48の木崎ゆりあが出てました。

1で可愛かったのは広瀬、外岡。
そして2でいきなり、小島、新川、外岡、それからアイドル志望（という役）の西野実見と、本当に可愛い子しかいないというか、小学1年生の女の子まで可愛い子が配役されていて、一体どういう施設なんだ？と有り得なさを感じてしまうくらいの顔ぶれでした。
アイドルグループブームの反映？と考えるべきでしょうかね、しかし……

3は、その反動がモロに来ている感じですね。
たまに新川が出るぐらいしかない。
かぼちゃハウスが舞台である以上、たんぽぽメンバーの出番はほとんどない。
そして生き残っているたんぽぽの女の子は新川のみ。
生き残っているといってもほかのメンバーが死んだというわけじゃないですけどね。
いや、死んだのかもしれませんけど。どうしているのか、どこへ行ったのか語られないのでね……
今さらどうしようもないですが、2と3で平均化するといい感じに収まりそうなんですけど。

まあ、ヒロインが可愛くないならないで、それはそれでネタ的に楽しめるので、いいですけどね。
すでに白鵬とか黒鵬とか言われてますけど。
そこは、ドラマそのものが面白いので、なんというか、なんだって面白くなっちゃうんですよ。
いやー、本当面白いですよ。

女の子が可愛いかどうかじゃなくて、どのキャラもいいですね。
今一番人気なのは、仁（元ジャニーズ浅香航大）でしょうね。
親父がヤクザで刑務所に出たり入ったりしてる。
本人はパン屋になりたい。
おっちゃんが仁に「お前は泥水の中の魚なんかじゃない！」ってね。
「腐ったみかんじゃない！」みたいな。

機会があったら観てみるといいですよ。