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2024年04月08日21:16

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les quatre cents coups (400の打撃)

このフランス語、なんのこっちゃよね?実はトリュフォーの「大人はわかってくれない」の原題。近所のAFIが「最近の復刻版」シリーズで6月に上映するんだけどさ、英語の題名がThe 400 Blowsってんで何これ?って思ったところ。でもトリュフォーがカンヌで云々を読んでこれはもしやアタシが観たい観たいと思ってるヌーベルバーグの秀作(といわれる)大人はわかってくれないでは?って思ったの(https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1986479353&owner_id=25773567)。

で、調べたらやっぱり。英題は直訳で「400回の打撃」になってるのになんで「大人はわかってくれない」?と見たら元はフランスの慣用句、faire les quatre cents coupsってことらしい。このページによると(http://bit.ly/3U8bWC0)

≻1621年、仏西南部のモントーバン市のプロテスタント系住民を弾圧するために20歳そこそこの若きルイ13世が大砲を400回発砲したが彼らは降参せず、王の軍隊をバカにした。1年後に王は作戦を変え、小地区ごとに町を全滅したことから、〈faire les 400 cents coups〉は「無分別な行動をする」ことを意味するようになった。

フランス語、難しすぎるんですけど!ça ne mange pas de painって表現、「これはパンを食べない」ってのが直訳だけど、(=だからお金もかからないのだから)やりなよ!今でしょ!っというかIt costs nothing to do itって意味ってのを知った時にフランス語無理!ってなったけど、400回の打撃=無茶な行動って意味にも深い絶望を感じるわ。

ま、でもガキんちょの「無分別な行動」を「大人はわかってくれない」と翻訳した人、天才?とも思ったりも。
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