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2024年04月13日21:17

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Only the good die young.

生命を掛ける意気込みで仕事をしている人は大勢いると思う。家族を守るため、プライドがあるため、理由は個人個人で様々だ。

方や、「生命掛け」の仕事をしている人がいる。
警察官や自衛官、消防士、建築関係等々。

レースに携わる人もそう。

その中で、競馬の騎手が若くしてレース中の落馬事故によりこの世を去った。

実際にその仕事をしていなければわからないことは沢山ある。素人目にはスタートしてゴールするまでの数分間にどれほど生命の危険があるのかは解ろうとしても全貌はわからない。

レースだけではない。調教中も落馬の危険性はあるし、ブラッシング等々世話をしている時にも蹴りをくらってしまう危険性もある。
馬の生命を預かると同時に自らの生命も常に危険にさらされている、それが騎手であり、厩舎関係者である。

たまに聞く言葉として、

「その道で死ねれば本望」

という言葉がある。リングで死ねれば、試合で死ねれば等々。

それはその道で生きていくという覚悟を表す言葉であろうが、まだまだこれからという時期にそうなってしまった場合、御本人は果たしてそう思えたのだろうか。奥さま、お子様、家族、友人、先輩、後輩、師匠を残し、本当に本望だったのだろうか。

きっと悔しい思いだったに違いない。

それでも、きっと騎手になったことは後悔していないと思う。それだけは真実だと思う。だからこそ、覚悟をしながら騎手になったのだろうと思う。

ファンである我々も残念であり、無念であり、悲しいが、それでも競馬は続く。そしてそれは康太ジョッキーの願いでもあるに違いない。

人馬共に無事にレースを終えることがどれだけ困難なことなのか、改めて思い知らされた。
康太ジョッキーの思いを無駄にしないよう、レースに携わる関係者の方々、どうか、どうかご無事でいつか来る引退のその時まで、どうかご無事にゴールしてほしい。

競馬は続く。
それでも競馬は続く。



JRA発表、藤岡康太騎手が死去 35歳 6日に落馬事故 GIレースで2勝…ジョーカプチーノとのコンビなど
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=7821517
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