現在、鉄の粘土ベラはどこの会社も商品として製造してないとのこと。
だから予備校や大学は、ツテを使って卒業生や鉄を扱う人に頼んで
作ってもらっているそうな。
さらに芸大・美大は、少子化で受験生も減り、ほぼ「女子大」化している。
女子は優秀だからな。
「女は度胸」と橋田寿賀子先生も朝ドラにしているではないか。
おい、男子。もっと 頑張れよな・・。 将来が不安か?
残念ながら芸大・美大へ行って死んだやつはいないから何とかなるさ。
さて・・・先日、先端の曲がった奇妙な形の鉄ベラを目にしたので
持ち主に「こんなのサッサと曲げればいいのさ!」と、言い放ちペンチで曲げたらプラスチックのようにペキッと折れてしまった。ヘラの肉厚が薄過ぎて鉄にも粘りが無い。
折れて残った刃を少し曲げても、また折れた・・・。 粗悪品め。
人の物を壊したら、元の物よりいい物に作り直してうやむやにするのがよろし。
1から作った方が早いのだが、より困難な方を選んでしまうのが悪い癖。
写真の「ココだけ」が、元のヘラでそれ以外は、鉄の角棒から前後を新造して溶接。
アーク溶接よりも、ガス溶接の方が確実で、刃には焼き入れもしました。
全長が元よりだいぶ長くなったので少しだけカーブを付けて手首の疲労軽減。
造りは荒く凸凹ですけど刃は真っすぐでかなり丈夫になりました。
「使いやすくして欲しい。」と頼まれましたが、それは知らん。
道具に体を合わせるのだよ。 まだ渡してないけど・・。
ログインしてコメントを確認・投稿する