TO BE勢揃いの東京ドーム公演。
アマゾンプライムの生配信を観ました。
アマゾンプライムということで、ジャニーズの撮り方とはちょっと違う印象は持ちました。
概して、今まで発表された曲で私好みのものはありません。これ大前提での感想。
ではなんで観たの?ということですが、タッキーの船出ということで、どんなことを仕掛けてくるのかなという興味から。
タレントが勢ぞろいと言うことで、統一した世界観のもとにというよりは、ちょっとぶつ切り感があったかな。
この事務所がどういう事務所なのかのお披露目ということでもあるわけですが、基本的にそれぞれのやりたいことをということなのでしょうから、そこに1つの芯を入れるのはなかなか難しい。
三宅君。カウントダウン以外でドームに立つのは初めて。ただ、トークを聴いている分には、「人前に立つということ」「ファンがいてくれるということ」を一番よくわかっている人の言動だったかなと思います。事務所の兄貴分として後輩を導いていただきたい。
北山君。
ドームに一番慣れている人。でも、1人で立つというのはやはりちょっと違ったのではないかな。彼がMCでまとめてくれたから、なんとか一体感が得られた感じ?
Number_i。
ドームに堂々と立つ姿はさすが。ダンススキルもKing&Prince時代より上がっています。
これをKing&Princeで突き詰めるのは無理だったんだろうなと。これが答えなんだなというパフォーマンスでした。
IMP.。
自分たちの選択により掴んだデビューであって、意気込みはかなり感じられるパフォーマンスでした。今後に期待。
ただ、一番の感想は総じて「歌が上手い人がいない・・」。
私が年を取ったということなのでしょうけど、もはや呪文のようにしか聴こえてこない(笑)。ラップの上手い下手も私にはよくわかりませんけど、メロディーのある部分でも上手さは特に感じませんでしたけど、あの歌で世界目指せるものなの??
さて、今回の約3時間の中で私が一番心が動かされたのは大東立樹君。
子役出身、ライオンキング等に出演経験もある人。
少クラでもいい感じにど真ん中で歌っていたのでタッキーのお気に入りだったのだろうなとは思っていましたが・・。
今日のメンバーの中で飛び抜けて歌が上手かったです。
ミュージカル俳優だなあという感じ。ただ歌手という枠組みではないかなあ。
歌に感情を乗せることがとても上手な人だなと感じました。
そして音程も良い。丁寧に感情を乗せていて、聴く側の心を揺さぶれる人だなと思いました。
とにかく良かった。個人的には一番良かった。
もっと彼を押し出してほしい。
そして、wink first。
新グループ。まさにジャニーズジュニア。
顔ぶれを観ているとジャニーさん仕込みだなと感じます。
出来上がっている子よりも、染まっていない子。
色気があるよりも素朴な子。
格好をつけるより一生懸命な子。
「俺すごくない?」アピールするような子ではなく、「ちょっと場違いじゃない?」くらいの子。
「10年後の顔がわかる」と言っていたというジャニー氏の審美眼を受け継ぐことは出来ないとしても、どこを観て選んでいるかは叩き込まれているはずで。
彼らがどう育っていくのかは興味深いところ。
ただ、今の事務所は「アイドルではなくアーティストとして活動したい」人が集まっている印象です。披露された楽曲もそのような印象でした。
ですが、wink firstの楽曲はアイドルっぽい曲。そもそもグループ名がアイドルっぽい名称。
やはりアイドル養成事務所にしていくのでしょうか?
先輩たちの活動方針と後輩たちの育成方針、違いそうですけど・・。
バックにつけて修行させる方式を継承するとするなら、どういう方向性でやっていくつもりなのでしょう・・?
色んなことを感じたコンサートでした。
そしてとにもかくにも大東君が素晴らしかった。
ともかくアマゾンプライムという場で世界へ向けて発信できたのは大きなことでしょう。
これからも頑張っていただきたい。
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