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2024年03月18日09:39

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安楽死

■「安楽死」を考える スイスで最期を迎えた日本人 生きる道を選んだ難病患者【報道特集】
(TBS NEWS DIG - 03月17日 16:07)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=7790619


 安楽死を認める人の意見も反対する意見もどちらも筋が通っている。優劣つけ難いと思う。

自分の考え方(過去日記)
https://mixi.jp/view_diary.pl?guid=ON&id=1934033707&owner_id=47122285&via=list_diary_history&guid=ON

 個人的には、ある一定の状態の人が冷静に判断できる精神状態において、真摯に死と向き合って死を選択したのならば、安楽死は認めてもよいと考えている。
 ただ、今まさに死に直面している人、難病による苦痛故に死んで楽になりたい人、あるいは、難病や事故で身体の自由が利かず生きることに絶望的になっている人は、その直面した状況故に「冷静に判断できる精神状態」ではないことが多いだろう。
 更に言えば、苦痛に喘いでいたり、絶望的な精神状態なのに、身体の不自由さ故に自死の行動すら取れない人だっている。こういう人はまさに生き地獄だろう。西部邁さんはそういう状態だったから弟子に自死を手伝ってもらい亡くなった。
過去日記2
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 これらの想定されるケースを考えたら、自死の対象者になりうる者の多くが冷静な選択ができない場合が多いと想定される。

 国家は、個人の生命を最大限に尊重する立場に立っているから安楽死を積極的に容認はしにくい。しかし、国家は、自死を積極的に否定してもいない。つまり、自死未遂の人が殺人未遂で処罰されることはない。
 自死権は認められないが、事実上、自死を容認し放置しているということだ。
 だとしたら、その延長線上の話として、自死を他人が手伝う安楽死も一定の要件の下認めても良いのではないか。つまり、法制度上、安楽死は基本的には認められないが、極めて例外的な場合に限って極めて厳格な要件の下で認めても良いのではないかと個人的には思う。
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