今日のニュースを見ていたら、
ジャーナリストの櫻井よしこさんのX投稿が物議を醸しているとの、
女性自身の記事に目が行きました。
その投稿は、
「あなたは祖国のために戦えますか。
多くの若者がNOと答えるのが日本です。
安全保障を教えてこなかったからです。
元空将の織田邦男教授は麗澤大学で安全保障を教えています。
100分の授業を14回、学生たちは見事に変わりました。」との事です。
どうやら、ご自身の有料動画コンテンツの広告のようです。
この投稿に対して、
「先ず櫻井よしこよ、お前が銃を持ち先頭切って戦いに行け」
「櫻井よしこ、お前が率先して行け。人の命を軽んじるな!!」
「いかなる戦争にも、大義などない。戦争は決してしてはならない」との
批判が続々と上がっているとの事です。
僕は、安全保障を学校で教えなかったのではなく、
それよりも大切な平和を教えて来たと思っていますが。
櫻井さんは、日本の右派を代表するような人ですが、
僕には、時計の針を戦前に戻そうとする人だと思っていて、
ジャーナリストと言うよりも、扇動者だと思っています。
櫻井さんのような扇動者はいつの時代も現れるものです。
そうした扇動に乗ってしまい多くの人達が命を失って来ました。
先日の日記でもチョッと触れましたが、
1930年のアカデミー賞を獲得した名画「西部戦線異状なし」では、
学校に通う若者たちを老教師が熱狂的に扇動して戦場に赴かせ、
若者たちは次々に死んで行きます。
このような扇動者がいるから、戦争がなくならないのだと思っています。
日記に何度か書いた事があるので、ご記憶の方もいらっしゃるかと思いますが、
「戦争絶滅受合法案」と言うのがあります。
どうも長谷川如是閑のようですが、
戦争が始まったら、国家の元首や大臣、戦争に反対しなかった議員や聖職者などを
一兵卒として最前線に立たせろと言う法案です。
一昨年の3月2日の日記にも書きましたので、ご参照下さい。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1981725711&owner_id=1417947
戦争で命が失われるのは、戦争を決めた人ではありません。
櫻井さんの投稿に対する批判などを見ていて、
そうした事を分かっている人たちもいる事に何かホッとする思いもしました。
【今日の一句】
聞き流す ロックもポップも 分からない
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