変動と言いながら、"追加"しかしてないので、
プロフィールの方も、なんかBusyになってきた感じがします。
好きな曲が多くて、本当に困ってしまいます。
JPOPもRADWIMPS以降追いかけられなくなって、超有名ライン以外は本当にわからなくなってきた。
人生の中で、本当に自分の中で当初から言っていた”ジャンルなど関係ない”という自分の唯一の信念もどこか吹き飛んでしまっていて、気づけば自分の好きな曲は増えてはいるものの、それは、どこか限られた"ジャンル"に、やはりなってきそうな今日この頃だ。
これは、自分の中でも結構大きいことだと思っている。
"すべて"とか"ボーダーをなくすこと"というのは、実は、単なる意志薄弱なだけであり、一見すべてを包み込む言葉でありながら、自分の軸そのものを否定して、見ないようにしているだけであり、それは、時に外から見れば単なる優柔不断でよくわからない人、という判定を招くだけのものである。
それは、もうもはや特徴とは言わないのではないか。
だったら、どうすれば、心を広く、落ち着いて、そしてどんな曲にも耳を傾けられるのか。何よりも、これだけの映像社会の中で、果たして、音のみを聴くという機会がこれからどれだけあるのか。
音楽が、すでに音楽でなくなってきているのかとも思う。
しかし、同時に、そうではない、と感じることもある。
音楽というものは、あくまでも音に着目するべきものであり、浮かぶ感情や映像は人ぞれぞれである。これが、音楽が指す、1つの軸だったと自分は思っている。
しかし、今はそれが相当変わってきていると感じる。演奏者の違いによる音の違いのほかに、その演奏者が醸し出すいわゆる雰囲気も、音楽、と、広く捉えると、それも極端な話、音楽の一部となってきている。
そういう意味では音楽はまだまだ力を持っている。映像や記録がここまで簡単に残せるようになってくると、そこに付随する音楽は必然的に力を持つ。
しかし、ここで問題になるのが音楽が付随物に成り下がってしまう恐怖だ。
これは音楽に限った話ではないかもしれないが、何事もすそ野が広がると、人のつながりができて活動が安定するものなのだが、同時に元々あった心は基本的に抜けていくことになる。
テクノロジーというものは、そういう恐ろしい要素を含んでいる。
心がなくても、それを理解できるからだ。
心がなくても、理解できるんであれば、それは一番楽なのだから。
今、私たちは、どれだけ難しいことであっても、とても簡単にできそうに見える世界がある。だから、急に、次に、"判断しろ"と、言われたときに、何もできないのである。
つまり、判断を伴わない音楽は死んでいく。。これが危惧されていることだ。
判断せずともできる音楽は、つまりは、音楽としてのフレージングやアーティキュレーションも自ずと死んでいくということになる。
これは杞憂であってほしいが、何となくもう10年ほど経つと、こういう現象が出てくると思う。
もっと具体的にいうと、クラシック音楽が崩壊する恐れがある。
(精神的にもビジネス的にも。ビジネス的の方はほんっとやばいと思ってる。)
ところが、これに待ったをかけるある一つの音楽技法がある。
それが"ミニマルミュージック"だ。
ある程度、ここまでの話を分かりやすくまとめるとこうだ。
これまでの音楽
�＿拶夕�⇒脳⇒聴きたい！⇒こんなすごい(かっこいい)人が演奏してる！
※音楽はこうあるべきだ
これからの音楽(実は、2010年くらいからこうなってる)
��映像(こんなすごい(かっこいい)人が演奏してる！)＋音⇒耳＋脳⇒聴きたい！
※これだと音楽はやばい
⇒しかし、ミニマルミュージックだと、これでも音楽性は失われない。
(たとえ、人間がこのまま映像優先で溺れていったとしても)
ということで、今回のLifeChart追加になる。
https://www.youtube.com/watch?v=Bumct0LSWAQ
実は、LifeChartにミニマルミュージックを追加するかは長年の悩みで、
もう一曲ずっと悩んでいる曲があるのだが順番がどうにも付けられないのだ。
その理由がこの長文にも表れている。
ミニマルミュージックとは？については、今はGoogleという先生がいるので、そちらでどうぞ。
問題は、結局これが何を言いたいか、ということ。
この曲はあくまでも�△諒�なんだけど、ちょっと待ってほしい。
聴いてわかる通り、あまりにも曲が機械的過ぎて、
あまりにも守らなければいけないことが多い。
それをただひたすら続けてい弾いていかなくてはいけない状態。
機械的であり、かつ、念仏(祈りや疾走)のような連続体の音楽だ。
自分の判断なんか、これっぽちも入れられない。
"ルール"に従わなければ、曲にならないから。そのルールの中でのみ音が奏でられる。
しかし、この曲をまずは"観て"ほしい。そしてもう一回、今度は必ず目を瞑って"聴いて"ほしい。そうすると、全く違う情景が自分の中に現れるはずだ。
そうすると、�，卜�ち返れるはずだ。
ミニマルミュージックは表面的には最小要素の組み合わせ、という、解説がほとんどだろうけど、問題は、それが何かを示すことであり考えること、そして判断することだ。
そう。これは現代人にしか起こりえない"記憶の断片"だ。
これは、映像では決して、表すことのできない、"自分の中の判断"だ。
大事なのは、見て、聞いて、そして、"判断"することだ。
変に置き換える必要はないが、それでも、自分なりの言葉や行動に置き換えてみるといいと思う。
この曲には、とても、印象的な女性二人が出てくるが、曲そのものには実は何かを押し付ける個性があるわけでもない。むしろ、プログラムとでもいいかえれる音楽だ。
しかし、その中にこそ、人間の感情が宿っている。
今年いよいよ音を聞いてから50年経つが、ここにきて、LifeChartの更新が起こったということを、素直に、うれしい、という感情で表したい。
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