2023年11月29日(水)晴れ
愛知県弁護士会主催の「裁判見学ガイド」に参加した。
弁護士さんが裁判の仕組みなどを教えてくれ、弁護士さんのガイドでナマの裁判を見学(傍聴)できるという企画。
PM12時半名古屋城のある名城公園横の弁護士会館に集合。参加者は定員いっぱいの40人、弁護士さんは10人ほどで若い人が多かった。
裁判についての説明の後、参加者は10人ずつのグループに分かれて隣の裁判所に移動。
入口には空港にあるような金属探知機やゲートがあり手荷物検査を受けた。もちろんナイフやハサミは持込み禁止だ。
1階のテーブルには分厚いファイルが2冊置かれてて、今日開くたくさんの刑事と民事の裁判の事件名などが書かれてた。
私たちのグループは弁護士さんがその場で選んだ、刑事の関税法違反事件の法廷に行った。
ちなみに裁判の傍聴は事前申込み不要で誰でも自由にでき、空いてる席のどこに座ってもいいが立ち見はできない。
ごくたまに有名な大事件の時だけ整理券を配ったり抽選になったりするそうだ。
01時半生まれて初めてホンモノの法廷に入った。
正面奥が裁判官席、手前が証言台、向かって左が検事席、右が被告と弁護人席だ。写真も録音も禁止、メモをとるのはOKだそうだ。
両脇を裁判所職員に挟まれた被告が入廷し、手錠と腰縄を外されるのを見た。ドラマのようなシーンにドキッ。
今日がこの裁判の初日だそうで被告も緊張して顔がこわばり確かにワルそうに見えるww
そしてその後ろにスーツ姿の3人が座った。
みな弁護士かと思ったら真ん中の人も被告で、保釈金を払ってるから自由の身で来てるようだ。
そうとわかるとこの人もワルそうに見えたww
いよいよ裁判が始まったがみな声が小さく早口で何を言ってるのか聞き取りにくい。
裁判て福山雅治や堺雅人みたいのがガンガンやり合うと思ってたら全然違ったww
あまりの静けさについ寝てしまい隣の参加者に体を叩かれて目が覚めたww
検事が証拠資料として百科事典並みに巨大なファイルを2冊裁判官の机の上に置いた。
うわー、あんな膨大なの作るのも読むのも大変な仕事だ。
裁判官がみんなの都合を聞いて次回の日時を決め45分ほどで閉廷。
あとで弁護士さんに聞くと偽ブランド輸入の事件てことだったが私はそれすらもわからなかった^^;
時間が余ったので次に民事の損害賠償請求事件の法廷に入った。もう始まってるが途中の入退場も自由だそうだ。
ここでは弁護士さんが立って大きな声で証言台に座ってる人にスルドく質問しまくってた。
こっちの方が迫力がありさっきのよりよっぽどTVで見る裁判に近いww
あとで聞いたら反対尋問といって被告側の弁護士が訴えた側の原告をやり込める、民事裁判で一番見ごたえのある場面だそうだ。
03時頃弁護士会館に戻りグループごとに弁護士さんと質疑応答。
その後は若い弁護士さんによるオレオレ詐欺や頂き女子をネタにした寸劇があった。
最後に全体での質疑応答があってから、県弁護士会のキャラクター・ひまるんと記念写真を撮って04時頃終了。
弁護士さんはみな優しく親切でいいイベントだった。なにより無料だしww
皆さんも各地でこういう企画があったら参加してみてね。なお傍聴は1人でもいつでも自由にできるよ。
ただしくれぐれも裁判所には被告として行かないようにww
ログインしてコメントを確認・投稿する