近所の生田緑地で「グリスロ」と呼ばれる交通機関の実証実験運行が行われたので試乗してきました。
「グリーンスローモビリティー」の略で、ゆっくりで環境にやさしい、というコンセプトの電気バスだそうです。
市内で予定されている都市緑化イベントでの輸送手段として運行することを想定しているそうです。
早起きして生田緑地に行ってみると、緑地内の広場に三角コーンの仮設の乗り場が設置されています。
定員が少なくてしかも先着順、ということなので1時間前から並んだのですが、結局僕の後には二人しか並びませんでした。
待っているとバスがやってきました。最近あちこちで走っている「コミュニティバス」をさらに小型にしたような感じですが、タイヤが4対8輪あるのが特徴です。あちこち手作り感がありかわいらしい感じです。
車体はベンチャー企業が開発したもののようで、定員8人、向ヶ丘遊園駅と生田緑地間の徒歩20分くらいのところを、6〜7分くらいでのんびり走ります。
向ヶ丘遊園駅から遊園地まで、かつてモノレールが運行されていました。
それに相当する交通機関になることを期待されているのだと思いますが、正直言うと、遊園地のアトラクションとしては魅力的だと思いますが、輸送機関としては定員、速度とも不足で実用には厳しいと思います。時速20キロで公道を走ると渋滞の原因になってしまいます。
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