・・・と言っても、いま世間で話題のジュリーではありません。
本屋さんをブラついた時に、ついつい買ってしまった本。
島��今日子さんの「ジュリーがいた 沢田研二、56年の光芒」のことです。
やっと半分読んだところですが、実に面白い。
こういう本は、だいたい失敗することが多いのですが、これはアタリです。
ジュリーがすぐそこにいるような感覚で、ワクワクしながら読めます。
ネタバレしないように気をつけますが、少しだけ紹介しますね。
以前にYouTubeで偶然発見した、ジュリーとショーケンが楽しそうに街を歩き、電車に乗りじゃれ合う、そんなステキな映像がありました。
あぁ、このふたりは本当にお互いが好きなんだなと、ほのぼのとした思いがしました。
これは、あるNHKの番組で使われたもののようです。
このふたりの映像は、今でもあるのかな？
ものすごく自由で解放感に満ちた、いい表情のふたりが息づいています。
映像が示すとおり、ふたりはお互いを認め尊敬しあっていたようです。
ありがたいことに、ボクはジュリーと何回か接する場面がありました。
ただ、ショーケンとはそういうチャンスは、全く無かった。
せいぜい、日劇ウエスタンカーニバルで、テンプターズのステージを見た程度です。
・・・いやいや、ありました、ありました。
アルファード初期の頃、赤坂のサパークラブ・メイムで演奏しましたが、飲みに来たショーケンが、ワンズのエイボーや太郎さんとスーパー・バンド結成。
遊びで演奏する場面に出逢っていました。
楽器は、もちろん、アルファードの楽器でしたよ。
年をとると、記憶がだんだん怪しくなります。
この本によると、アルファードがザ・タイガースの、新宿ニューACBでのステージに上げてもらった、その同じ1970年12月20日に、PYG結成に向けて、中井さんが動き出したとのこと。
なにか感慨深いものがありました。
この本はジュリーの本なんですが、かなりの割合でショーケンが出てきます。
作者は、ショーケンにも思い入れがあるのでしょうね。
それだけ、ショーケン抜きには、ジュリーは語れないということなのでしょう。
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