2023年05月20日(土)晴れ
船は神戸港に戻った。ブッフェで最後の朝食を食べ放題。
今日は船内イベントは全くなく、AM08時までに客室を空けるように決められている。
07時半頃部屋を出ると東南アジア系らしい客室係の青年がちょうど通路にいて私たちの写真を撮ってくれた。
言葉は通じないがいつもニコニコ感じのいい青年だ。
お互いにおじぎをして笑顔で別れたが世話になったあの青年の写真を撮ればよかった。
しばらくすればあの青年の顔は忘れてしまう。
だが向こうは私の顔などすぐに忘れるだろう。
10時頃までに乗客全員が下船した後、PM12時頃にはまた次の客を乗せ07時には次のクルーズに出航する。
乗員はみな大忙しで前にいた乗客のことなど覚えてはいられない。
8日間とても楽しかった。この船はディズニーランドのような夢と魔法の国だと思う。
ブッフェでは毎日好きな時に好きなものを好きなだけ食べれた。レストランでは見たこともない高級料理ばかり出た。
いろんな所でいろんなイベントをやっていて、歌ったり踊ったり遊んだり甲板を走ったり歩いたり海を眺めたりできた。
毎晩遅くまでお酒を飲んだりダンスをしてる人たちもいた。みんな笑顔で若者のようにはしゃいでた。
誰でも普段と違う優雅な暮らしができ、支払った船代に全部コミだからお金の心配もない。
船の中は本当に夢のような魔法の国だった。
スタッフに誘導され下船口のタラップを渡るとすぐそこは神戸港ターミナルだった。
振り向くと窓越しに巨大な船の先端だけが見えた。もう私は…あの船の乗客ではない。。。
ありがとう、またきっと乗るよ。さようなら、ダイヤモンド・プリンセス!
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