健康法を求めて

　健康や病気に興味関心を持ったのは弱かったからだ。心身ともにひ弱であればこそ、健康の有難味が分かるというもの。強ければ気が付かないことを思い知れるのが弱さの強み。故に弱さは強さに繋がると思う。
　敦盛に謡われる人間の寿命を越えて今、ようやく健康法が完成しつつある気がする。
1、早く寝る。夜更かし厳禁。明確な時刻目標設定だ。とりあえず三十分早く寝てみたらいい感じ。
2、適度な筋トレ。ぶら下がり健康器を買って活用している。

　私の性癖「偏屈街道一人旅」は群集心理同調圧力を無効化するので、いわゆるおじさんのストレス解消手段として一般的な、飲酒、喫煙、ギャンブル、ゴルフ、風俗、貴金属、ブランド物とかにまったく興味関心がなく、飲み会ではアルコールの害を語り、風俗の話題になれば性感染症の話をして、お土産売り場では食品添加物について語る私は、いかにしてストレス解消すればいいのやら。
　よその鉄工所の社長が、ゴルフコンペ開催してキャバ嬢連れてくるとか聞くと、世界が違いすぎて驚天動地な感じ。私には目でピーナツ噛み潰すぐらい無理難題。贅沢品とかって何がいいんだか分からない。
　またお話でも書いてみようかな。