…「RAINMAKER」/FAIR WARNING
高校生の頃にリアルタイムで大好きだったハードロックバンドのひとつが、FAIR WARNING。
高校2年生の頃に「RAINMAKER」というアルバムが発売されて、洋楽が好きだった友達に教えてもらって聴かせてもらったのが初めてでした。
このアルバムはすぐにハマりました。
ポップかつキャッチーな、美しいメロディ。
それを歌い上げるボーカルが絶品。
最高だと思いました。
その中でも耳を惹いたのが異様なまでの高音を奏でるギター。
なんだ、こりゃ??って思ったもんです。
このギターがスカイギターと呼ばれる、ウリ・ジョン・ロートが使用していることで有名なギターだと、ギター好きの友人の教えてもらって、ヘルゲ・エンヘルゲという名前を思えたと思います。
FAIR WARNINGはメインで作曲をしているのが、天才作曲家、ウレ・リトゲンなのですが、実はヘルゲも作曲していて、これがウリの生み出す美しいメロディに勝るとも劣らないものだったりします。
僕が「RAINMAKER」で、というよりもFAIR WARNINGで一番好きな曲が“Lonely Rooms”という曲なのですが、これはヘルゲの作曲。
僕が求めるメロディアスハードロックの理想形ともいえるバラードで、いまだに聴く度に熱い気持ちにさせられます。
FAIR WARNINGはその後、彼らの最高傑作と名高い「GO!」を発表したのですが、このアルバムは発売日に買ったんですよね〜。
このアルバムでもヘルゲは“Angels Of Heaven”、“Save Me”という超絶な大名曲を作曲しています。
「GO!」に伴う来日公演にも行ったなぁ。
あの時はドラムのCC・ベーレンスは脱退しているし、あと一人のギタリストのアンディ・マレツェックは病気で少ししかステージに立たないしで、ちょっとトホホな感じではあったけど、バンドの演奏自体は最高だったし、ヘルゲのギターも素晴らしかったです。
ヘルゲ・エンヘルゲの生み出したメロディは、間違いなく、僕の青春のサウンドトラックの一部でした。
ありがとう、ヘルゲ・エンヘルゲ。
安らかに。
ご冥福をお祈りいたします。
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