4日ほど日記を休んで出掛けていました。
長くお付き合い下さっている方は、あれかとお思いになられたかと思いますが、
JR東日本の大人の休日俱楽部の4日間乗り放題のパスを使って出掛けていました。
昨年は、色々あったのでパスを使えませんでしたので、
2021年7月に
富山県の高岡市、新潟県の村上市、秋田県の横手市に行って以来です。
JR東管内は、雪の降る地域が多いので、今回はそれを避けました。
今回も、4日間日帰りで出掛けました。
家に早く帰った日もあったのですが、疲れてしまったので、日記は書けませんでした。
初日の18日は、東京都の江戸東京たてもの園に行って来ました。
以前から行ってみたかったのですが、
中央線の武蔵小金井駅からバスで行くので、宇都宮から行くのには面倒で、
中々行く気になれませんでした。
行きたい所にはなるべく行こうかと思った次第です。
江戸東京たてもの園は、江戸・東京の歴史的な建物を移築保存し展示する目的で、
東京都小金井市の都立小金井公園内に設置された野外博物館です。
全部で30棟の建物が移転・復元されています。
エントランスの建物自体が、1940年(昭和15年)に
紀元二千六百年記念式典の会場として皇居外苑に造営された旧光華殿です。
建物を見始めて、これは凄いと思ったのが、建築家の前川國男の邸宅でした。
前川國男はご存知の方も多いかと思いますが、
ル・コルビュジエ、アントニン・レーモンドの元で学び、
モダニズム建築の旗手として、戦後の日本建築界をリードした人です。
代表作は、東京都文化会館、埼玉県立博物館、東京都美術館、熊本県立美術館、
山梨県立美術館、宮城県立美術館などです。
邸内に入って、大屋根の中央に吹き抜けの居間とロフト風の2階を配していて、
とても良い雰囲気の建物でした。
群馬県高崎市の旧井上房一郎邸に通じるものがあるかと思いました。
旧井上房一郎邸は、アンソニー・レーモンの住まいを写したとされていますので、
前川國男は前述のようにアンソニー・レーモンの影響を受けています。
旧井上房一郎邸は下記をご参照下さい。
http://tennnennkozimitearu.seesaa.net/article/474672417.html
三井八郎右衞門邸は、戦後に京都から港区麻布に移築された
財閥三井本家の和風邸宅です。
旧三井家下賀茂別邸は、以前行きましたがやはり似ているような気がしました。
http://tennnennkozimitearu.seesaa.net/article/a66486767.html
子宝湯は、1929年建築の足立区千住にあった宮造りの銭湯です。
ペンキ絵の富士山はもとより、昔行った銭湯の雰囲気に懐かしくなりました。
物心ついてから、初めて女湯に入りました^^
2021年11月23日に高橋是清翁記念公園に行った事がありました。
そして、そこで邸宅が江戸東京たてもの園に移築されている事を知り、
是非行ってみたいと思っていました。
高橋是清は、この邸宅で2・26事件に遭い殺害されました。
2階が現場ですが、2部屋あり、どちらの部屋だったかは分からないそうです。
記念公園は下記の通りです。
http://tennnennkozimitearu.seesaa.net/article/485900848.html
その他、建物などについて書き出すとキリがありませんので止めますが、
とにかく素晴らしい建物が多かったです。
詳しくは下記をご覧下さい。
https://www.tatemonoen.jp/
入園料が大人400円ですが、65歳以上は200円で、
何か申し訳ないような感じがしました。
説明や案内をしてくれる職員も多く、女性が多かったですが、
皆さんにこやかで親切な感じで、好感が持てました。
園内の様子を撮って来たのですが、
現在、フォト蔵が不具合でメンテナンス中のためアップ出来ません。
出来るようになったら、アップしたいと思いますので宜しくお願いします。
【今日の一句】
旅行支援 無くても自力で 旅の空
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