40年くらい前にささやかれた言葉、「プアマンズポルシェ」。あなたはこの言葉を、どう捉えていますか?。
日本人は英語を「直訳」でしか理解してない部分があります。例えば「リッチマン」と「プアマン」。多くの日本人はこれを、「金持ち」と「貧乏人」と解釈しているでしょう。しかし実際にはそんな単純な意味ではありません。リッチマンとは大富豪の事だし、対してプアマンとはそうではない人で、まあ「庶民」のようなニュアンスでしょうか。
日本人は卑屈な性格だし、物事をストレートにしか捉えられない所がある。だから外国から「(RX‐7は)プアマンズポルシェ」なんて言われると小馬鹿にされたような気がして、「そうだよな、ポルシェこそ‟本物”で、RX‐7なんて安っぽいまがい物だよ」なんてくよくよしてしまう。更に(外車に比べて)「どうせ日本車なんて」と自己嫌悪に陥る。
でもそれは違います。「プアマンズポルシェ」とは、実は褒め言葉なんです。「確かにポルシェは良い車だが、富豪でなければとても乗れない。だがRX‐7はポルシェを凌駕する性能でありながら、誰でも乗れる。これはすごい事だ」という、海外からの称賛なんです。
ところが己に自信の持てない日本人、高級品やブランド物こそ絶対!と考える日本人は、「ああ、そうですよ。日本車なんて安物ですよ」と偏屈な思い込みをする。早くそうじゃない事に気づいて、胸を張ってこう言って下さい。「RX‐7こそ、世界一のプアマンズカー(安くて、性能の良い車)だ!」と。
ポルシェにそっくり RE雨宮パーツでカスタムされた「マツダ RX-7」が中古車市場に登場、価格は約1400万円
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=7203939
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