しばらく前から伊勢神宮に行ってみたいと思っていました。
神道の信者になった訳でもありませんが、
江戸時代のお陰参りなどについて読んだりして、
伊勢神宮はどんな所なのかと気になっていました。
そのような次第から、一昨日、1泊2日で伊勢参りに行って来ました。
宇都宮を7時35分の新幹線で出発し、東京駅で東海道新幹線に乗り継いで、
名古屋からは近鉄の特急で行きました。
東北新幹線は車内で喫煙出来る場所がありませんが、
東海道新幹線は喫煙室のある車両があります。
指定席を取る時、喫煙室の近くと指定したので近かったのですが、
何と喫煙室はコロナ対策として1人きり入れませんでした。
車両の設計としては3人だったと思います。
皆さん喫煙室の前で並んでいました。
僕の座席からは並んでいる様子が見えたので、少ない時に行って煙草を吸いました。
近鉄の特急も喫煙室があり、これも1人でした。
近鉄の特急は5人位入れそうでしたが。
途中、名古屋駅で駅弁を買って車内で食べました。
名古屋ですから、
エビフライと味噌カツの入った弁当にしましたが、美味しかったです。
駅弁を車内で食べるのは、久しぶりです。
以前、いつ食べたか思い出せない位前の事でした。
近鉄特急で伊勢市駅に着きました。
伊勢参りは外宮からとの事なので、外宮からにしました。
伊勢市駅から外宮まで10分掛からない程度の距離でしたが、
道が整備されていて、両側に商店などが並び良い風情でした。
外宮に入ってすぐに「せんぐう館」がありましたので入ってみました。
「せんぐう館」は、勾玉池のほとり建っていて、
2013年の式年遷宮を記念して建てられたものようです。
一昨日は、「生きる正倉院」との事で徴古館や神宮美術館と共催で、
特別展が開かれていました。
残念ながら館内の撮影が禁止されていましたが、
外宮正殿の原寸大模型は迫力がありました。
模型なのですから写真を撮っても良いような気がするのですが。
そこから豊受大御神を祀る外宮正殿に行きました。
正殿も写真が撮れるのは、鳥居までで、中の様子は撮影出来ません。
守衛さんが見張っているので、隠し撮りも出来ませんでした。
前回の遷宮まで正殿が建っていた場所は古殿地として、
玉砂利が敷かれていました。
更に別宮の多賀宮、風宮、土宮、下御井神社、御厩と巡りました。
いずれの別宮も遷宮で建て替えたようで、古色蒼然と言う感じはしませんでしたが、
高い樹木に囲まれて質素な中にも荘厳な感じはしました。
外宮を出て、一休みしてから神宮美術館に向かいました。
バスの便が悪く内宮を経由しないと行けそうもありませんし、
思い切って電話したタクシー会社からは、車が全部で払っているとの事でした。
ならば歩く以外ありません。
30分ほど歩いて神宮美術館に行きました。
ここでも正倉院関係の展示がありましたが、いずれの作品も現代の模倣です。
緻密で精巧な現代の名人たちの作品で素晴らしいと思いました。
美術館の庭には桜が咲いていました。
季節外れなのでしょうが、綺麗でした。
更に、徴古館に行きました。
徴古館は戦災で建物の大部分が焼失しましたが、戦後復元されたものです。
しかし、元々の設計は迎賓館などを設計した片山東熊で、
壮麗な洋風建築になっています。
徴古館の中には、内宮の正宮の模型や
解体された際の鰹木、遷宮の際の衣装などが展示されていました。
徴古館の隣に農業館がありますが、これも片山東熊の設計で、
こちらは和洋折衷の建築になっています。
いずれも国の登録有形文化財になっています。
農業館を見る前に、伊勢神宮の場所を決めたとの伝説のある、
倭姫宮も見て来ました。
そこから宇治山田駅まで歩いて、近鉄電車で鳥羽に行き泊まりました。
長くなりますので、29日の続きは明日にでも書きたいと思います。
ここのところ調子の悪かったフォト蔵でしたが、
1日目の写真をアップしましたので、宜しければご覧下さい。
http://photozou.jp/photo/album/2882708
【今日の一句】
面倒ね それフレイルの 元になり
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