夜が明けてみると、荒川の下流域や三面川(みおもてがわ)など、村上市と関川村で被害が！
引用の記事(朝の６時前)では坂町駅構内が冠水、だが、１０時頃のニュース映像では国道の冠水は引き始めたとのことなので、ポイントや信号の電気関係にトラブルなければ復旧は可能か。鉄道は磐越西線がさらに深刻(文末に記事をコピペ)
映像で見た限りだが、あしら、はじめ、のＲ７とＲ１１３交差点から北側は一時冠水で通行できず。ドラッグトップス＆原信の駐車場は、その時点でも冠水。あしら、自体は床下か？て雰囲気だが、荒川の本流から、ではなく、用水路や溝レベルの近場の河川が氾濫ｏｒ氾濫危険水位、て状況。二郎系の真もあわせて被災してないと良いのだが。
Ｒ１１３の花立水門付近は、荒川の本流からではなく、南斜面からの越流で流木がたまり通行不可。夜中４時頃の下関の視聴者映像では、下関の住宅街が濁流で床下浸水。重文渡邉邸も被災して当面休館。
Ｒ１１３がダメならＲ２９０なんだが、下関の状況では、そちらから入るのも難しいかも。
８月１０日の父親誕生日までに実家(実家自体は問題なしだが、周囲で土砂崩れは数件発生した模様)に帰れるようになるのかも怪しい。
★以下は４日夜の追記
関川村と村上市境の小岩内地区(花立水門の北側)に土石流発生。住居流され８０代男性が足を骨折。
関川村温泉郷のうち、鷲ノ巣は荒川の屈曲部に立地のため、本流が足元の石垣を削り宿が崩壊寸前、その宿の川沿い露天風呂は流された。
夜中の濁流映像は上関から荒川わたり左手に入った湯沢温泉。200円で入れてカランもある共同浴場があるのだが、無事だろうか？
米坂線は、報道でわかった範囲では、上出花立水門付近が洞門内に土砂が流れ込み１メートル近く堆積というので、坂町駅構内が復旧しても即開通にはならない可能性がある。
花立水門付近はＲ113が半壊していたが、別の映像で消防車が壊れた橋で落ちかけているのが流れたのが国道だとするとかなりヤバい。村上市と関川村境は一キロほど何ヵ所も土砂で寸断、投光器出して夜通し復旧作業してる。
★ネットニュースによれば、米坂線でも鉄道橋の落橋が発生、以下、引用
「山形県飯豊町のJR米坂線の橋が土台から崩落しています」
警察によりますと、きょう午前５時ごろ、飯豊町にある、JR米坂線の手ノ子駅と羽前椿駅の間に架かる鉄橋が崩落しているのが見つかりました。
当時、JR米坂線は、大雨の影響で米沢駅と坂町駅の間の全線で運休となっていて、けが人などはいなかったということです。
強い水の流れが、土台を押し流したのでしょうか。
きのうからの大雨で、水かさがかなり高くなっていたということで警察は崩落した原因などを詳しく調べています。
JRによりますと、米坂線の運転再開のめどは今のところ立っていないということです。(引用終わり…落ちた橋の名前や山形の降水量などの別記事もコピペ済み)
別の記事より、小国町の孤立集落(実家のエリアは含まれず)
午前１０時の山形県の発表によりますと、
きのうからの大雨による路面の冠水や土砂の流出により、県道、国道、高速道路あわせて２３の道路で通行止めとなっています。
主要道路では、
国道１１３号小国町綱木〜飯豊町添川、国道１１３号、新潟県関川村金丸が路面冠水により全面通行止めとなっていて、小国町では１４地区が孤立しています。
孤立しているのは
小国町の玉川新田、玉川、片貝、中田山崎、足野水、市野沢、
足水中里、滝倉、百子沢、玉川中里、泉岡、長者原、小玉川、樽口。
(引用終わり)
■新潟・村上市で駅が冠水 JR米坂線、羽越線が運転見合わせ
(朝日新聞デジタル - 08月04日 10:16)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7060088
JR東日本新潟支社によると、前線や低気圧の影響で大雨に見舞われた新潟県村上市では、JR米坂線の坂町駅が冠水して水浸しになっているという。同支社が午前5時40分ごろに撮影した写真では、線路やホームの一部が完全に泥水に沈み、見えなくなっている。午前8時半現在、米坂線の全線と、羽越線の月岡駅―鶴岡駅間で運転を見合わせている。雨が強く、関川村へ乗り入れる米坂線沿線の被害状況は確認できていないという。
■気象庁「非常に危険な雨量」 新潟・関川村で記録的大雨
2022年08月04日 10:57 毎日新聞
3日から4日にかけて東北地方と新潟県で続いた大雨で、降り始めからの総雨量（4日午前9時時点）は、新潟県関川村で562ミリに上った。他の地点の総雨量は、新潟県村上市高根411ミリ▽福島県北塩原村315ミリ▽福島市・鷲倉313・5ミリ▽山形県飯豊町307・5ミリ――など。8月の平年1〜2カ月分が降った計算になる。
■鉄橋崩落、大雨で増水 JR磐越西線運転見合わせ 福島・喜多方
2022年08月04日 10:39 毎日新聞
JR東日本仙台支社提供）
JR東日本仙台支社は4日、福島県喜多方市の磐越西線喜多方―山都間にある濁（にごり）川にかかる鉄橋の一部が崩落したと発表した。濁川は阿賀川の支流で、大雨で増水した影響とみられる。
現場は喜多方駅から西に約1キロ。磐越西線は4日始発から郡山―野沢間の上下線で運転を見合わせている。【松本ゆう雅】
■山形・飯豊町でＪＲ線の鉄橋が崩落…大雨特別警報発令前から運休中
ＪＲ米坂線の羽前椿（山形県 飯豊いいで 町）―手ノ子（同）間の小白川にかかる鉄橋「小白川 橋梁きょうりょう 」（長さ約４０メートル）が崩落したことが４日、山形県警への取材でわかった。ＪＲ東日本新潟支社が詳しい状況を調べている。
大雨で崩落したＪＲ米坂線の鉄橋（４日午前９時５７分、山形県飯豊町で）＝渡辺ひなの撮影
飯豊町では、記録的な大雨が降り続き、３日夜に大雨特別警報が発令されており、同線は運休していた。
■山形・最上川が氾濫 大江町などで住宅地浸水 JR米坂線で鉄橋崩落
山形、福島両県は3日午後から4日朝にかけて、前線や低気圧の影響で記録的な大雨に見舞われた。大雨特別警報が出た山形県では最上川が氾濫し、住宅の浸水被害などが相次いだ。
仙台管区気象台によると、午前9時までの24時間降水量の最大値は山形県の飯豊町高峰306.5ミリ、小国町小国281.5ミリ、米沢256.0ミリ、長井241.5ミリ、福島県は北塩原村桧原314.5ミリ、喜多方275.5ミリで、いずれも観測史上最大を記録した。
山形県などによると、最上川は長井市で越水による氾濫が発生、米沢市と大江町で水があふれ、このうち大江町では川沿いの住宅が浸水した。小国町の荒川でも水があふれ、道路冠水により14の地区で住民が孤立している。
飯豊町ではJR米坂線の鉄橋が崩落。小白川に架かる県道の「大巻橋」も崩れ、車1台が流された。大雨による視界不良で軽乗用車が田んぼに転落する事故もあり、10代男性が意識不明の重体となっている。
飯豊、川西両町では高齢者施設が床上浸水。断水も発生し、県が給水活動のため陸上自衛隊に災害派遣を要請した。
国道113号は複数箇所が冠水し、小国、飯豊両町を結ぶ約18キロが通行止めになった。米沢、喜多方両市を結ぶ国道121号でも道路の流失があり、一部区間を通行止めにした。県は4日、10市町に災害救助法の適用を決めた。
福島県などによると、喜多方市と北塩原村などで計28戸が床上・床下浸水した。同村小野川地区では、流木が道路をふさいだため住民らが孤立。地区内のホテルには宿泊客と従業員、住民ら計約180人がいるという。
気象庁は3日午後、山形県で線状降水帯の発生を伝える「顕著な大雨情報」を発表。3日夜に発表した大雨特別警報を4日朝、警報に切り替えた。山形県置賜地方の5市町が一時、警戒レベル5の避難情報「緊急安全確保」を初めて発令した。
■福島県大雨による国道県道の通行止め相次ぐ ４日午前９時現在、県管理の３８か所で通行止め
福島中央テレビ
福島県内の県管理の国道・県道通行止め情報
■国道の通行止め
国道１３号（米沢市万世町〜福島市飯坂町中野）
国道１２１号（喜多方市熱塩加納町熱塩弥平沢ー熱塩大檜沢山）
国道３９９号（伊達市 前川原地内ー箱崎地内）
国道４５９号
（二本松市 東新殿字大林ー上長折字鈴木内）
（北塩原村 大塩ー桧原字雄子沢）
（喜多方市 山都町相川ー上三宮大字吉川）
（喜多方市 山都町蓬莱）
■県道 通行止め
米沢猪苗代線（北塩原村大字 檜原字 西吾妻山ー字狐鷹森）
本宮土湯温泉線（福島市 土湯温泉町字糸滝前ー字野地）
浪江国見線（桑折町 大字伊達崎 字大割東ー字上川原）
原町二本松線（南相馬市原町区高倉字国見ー飯舘村大字蕨平字木戸）
会津若松裏磐梯線
（北塩原村大字檜原 長峯ー早稲沢）
（磐梯町 大字更科字清水平ー桧原字猫魔山）
福島吾妻裏磐梯線
（福島市旧高湯ゲートー福島市旧土湯ゲート）
（猪苗代町若宮字吾妻山ー北塩原村剣ヶ峯）
（猪苗代町若宮字吾妻山ー北塩原村檜原字剣ヶ峯）
（猪苗代町 吾妻山ー北塩原村檜原字剣ヶ峯）
（猪苗代町大字若宮 字高森ー字吾妻山）
福島微温湯線 （福島市桜本字下段ー字小富士平）
会津坂下塩川線 （喜多方市塩川町東栄町）
小栗山宮下線（金山町 沼沢字川前ー三島町 宮下字左靱）
片倉末続停車場線（いわき市四倉町八茎ー大久町大久字滝ノ尻）
落合浪江線（浪江町小丸ー大堀）
大芦鹿島線 南相馬市 原町区大原大芦ー 鹿島区橲原）
大内会津高田線（下郷町 大内字小屋沢ー東蛇沢）
日中喜多方線（喜多方市熱塩加納町熱塩）
大平喜多方線（喜多方市 熱塩加納町 米岡ー大平）
栗山舘岩線 南会津町 田代山ー猿倉登山口）
馬場平杉田線（二本松市三雄山）
黒磯田島線（南会津町 栗生沢字男鹿沢ー栗生沢字釜沢）
岳温泉大玉線
（大玉村大字玉井字前ヶ岳国有林）
（二本松市 字坂国有林ー大玉村前ヶ岳国有林）
熱塩加納山都西会津線
（喜多方市山都町一ノ木字藤巻ー西会津町飯根字弥平四郎）
（喜多方市熱塩加納町 宮川字林際 ー山都町朝倉字賢谷）
（喜多方市山都町一ノ木字高野原ー西会津町 下弥平四郎）
（西会津町 下弥平四郎ー西会津町牧元）
（喜多方市山都町朝倉字松出ー喜多方市山都町一ノ木字向
一ノ木藤沢線（喜多方市山��町一ノ木字本村ー山��町相川字松坂）
才鉢前山線（いわき市田人町石住字才鉢ー 田人町貝泊字下戸草）
広野小高線（楢葉町 井出）
以上
■山形県内に突然の“レベル５”…３日夜からのドキュメント
YBC山形放送
山形県飯豊町では４日朝までの２４時間雨量が３００ミリを超え、観測史上最大を記録した。
県内で警戒レベルが最も高い「緊急安全確保」が最初に出された
飯豊町の３日夜からの様子を振り返る。
３日夜、山形県内で最初に警戒レベルが最も高い
「緊急安全確保」が出された飯豊町。
町のいたるところで道路が冠水した。
※陣内アナのリポート「飯豊町萩生地区です。踏切だが雨で水没しています。土砂と雨でＪＲ米坂線の線路が見えないという状況です。いまこの時間も激しく雨が降り続いています」
飯豊町内を走るＪＲ米坂線の踏切は、
一面、茶色い水に覆われていた。
※山形地方気象台の会見
「これまで経験したことのない大雨となっている」
３日夜、気象庁は山形県内に初めて「大雨特別警報」を発表。
飯豊町では４日朝６時５０分までの２４時間に観測史上最大となる３０６．５ミリの雨が降った。
※田苗記者「緊急安全確保が発表された飯豊町に来ています。これから警察がボートを使って取り残された人の救助に向かうようです」
※町民インタ「これくらい水没したことはない」
陣内アナ「籠の中に食料品もあるが」
町民「家に他の家族がいるので」
陣内アナ「まだご家族が家に残っているということでレスキューも同行して安全を確保しながら何とか自宅まで戻っている状況です」
※佐塚アナ「飯豊町役場です。役場では固定電話の一部の回線がつながらなくなったということで、職員が個人の携帯を使って情報収集にあたっています」
※飯豊町役場の担当者
「雨が降り続いていて床上床下浸水している家もあるので、まずは避難所に行くのが可能であればいいが２階に垂直避難するなど命を守る行動を最優先にしてもらいたい」
※田苗記者「午後９時２０分を回りました。飯豊町の中心部に来ています。左手に見えるのが避難所になっていますが避難所付近の道路も足首まで隠れるほどの水が来ています。また道路には動けなくなった車も見られます」。
避難所近くの道路も辺り一面冠水していた。
車が避難所に向かおうとするが近づけない。
※田苗記者「いま車から避難してきた人たちが降りてきています。これから避難所に向かうようです。救助隊員に手を添えられて歩く人たちの姿が見受けられます。道路にたまった水は足の甲が隠れるほどの高さまで来ています。いま、地域住民たちが避難所に救助隊員たちの手を借りて避難してきたようです」。
飯豊町では町内５か所に避難所が設けられ、約７０人が身を寄せた。
※避難者「今まで経験したことのない雨でとてもびっくりした」
※避難者「想定外の雨で家の前も豪雨で（道路が）滝のような流れになっていた。ものすごく怖かった。母親もいるので警察がおんぶして連れて行ってくれて助かった。早く止んでほしいだ」
一夜明けた４日。
※田苗記者「記録的な大雨から一夜が明けた飯豊町です。
どれほど激しい雨が降ったのか想像もつきません。
ＪＲ米坂線の橋梁が崩れ落ち無残な姿となっています」。
４日朝、飯豊町を走るＪＲ米坂線の小白川橋梁が崩落しているのが見つかった。米坂線は３日以降、運転を見合わせていてけが人はいないとみられている。
※田苗記者「大巻橋が崩落した現場です。いま警察と消防が流された車の捜索を開始しました」。
飯豊町内の川に架かる県道の大巻橋。３日午後６時ごろ、河川の増水により橋が崩落し、車１台が流されたと警察に通報があった。車には少なくとも１人が乗っていたとみられ、４日、警察と消防による捜索が行われたが発見には至らなかった。
※古川記者「断水が発生している飯豊町では自衛隊が給水車を出動させ対応に当たっている」。飯豊町では大巻橋の下を通る水道管が橋とともに崩落したことから、町内のほぼすべての世帯で断水。４日朝から町内３か所に給水所が設けられたが、復旧のめどは立っていないという。
※町民「９時から断水している。トイレも心配なので、子どもも心配なので汲みに来た」
「三度のご飯など水がないと生活していけない」
一夜明け、建物への浸水被害も明らかになっていた。
※介護老人保健施設「美の里」梅津奈留美さん
「いまは雑巾を使って壁や棚を拭いています。雨に対する対策を３日夜からずっと休みなくやっている状況。朝というか３日夕方から」。この施設には２３人が入所しているが集団での迅速な避難が難しいことから、３日夜は施設内で安全を確かめながら一夜を過ごしたという。
※介護老人保健施設「美の里」梅津奈留美さん
「職員も不安にさせないように配慮しながら関わらせてもらったので大きく取り乱すような方はいらっしゃらなかった」
この施設では機械室も浸水し、冷房や給湯器が使えない状態に。４日は扇風機を使うなどして対応しているという。
※介護老人保健施設「美の里」梅津奈留美さん
「この状況なのでかなり時間はかかるかと思う。お泊りの方は皆さんここで生活されているのでなるべく早く安心して過ごせるように復旧したい」
４日午前１０時すぎ、自宅の後片付けを行っていたのは３日夜、避難所で話を聞いた後藤圭一さん（６３）だ。
※後藤さん「戻ってきたら一面泥だらけで、居間のほうも床上浸水して畳が全滅している。急な出来事だったので家族と話をしながらどうするか検討していきたい」。
片付けをしていると知り合いが水を差し入れに来てくれた。
※後藤さん「私と同じように被害にあっている人がいる。私だけではないのでみんなで協力していければ」
後藤さんは４人家族で、当面は浸水被害を免れた別の部屋で生活しながら片付けを進めるという。
(以上)
■「とても怖かった」大雨で一時孤立状態のホテル 約180人が不安な夜
テレビユー福島
3日夜からの大雨で一時孤立状態となり、4日午後に解消された北塩原村のホテルから植野天斗記者の報告です。
3日の大雨の影響で近くを流れる川が氾濫し、ホテルに向かう唯一の道路がふさがれていましたが、4日午後2時半すぎに復旧作業が終わり、通行止めが解除されました。ホテルには一時、近くの住民2人が避難し、ホテルでは客室や食事を提供したということです。
ホテルには宿泊客と従業員およそ180人ほどが取り残され、不安な一夜を過ごしました。ホテルのスタッフに話を聞いたのですが「これまで川が氾濫したことはなく、とても驚いた。怖かった」と話していました。
近くで土砂が崩れている現場があり、今後も注意・警戒が必要です。
■夜通し続いた大雨に怯え 朝になって目にしたのは、変わり果てた街の姿
4日未明に大雨特別警報が出された新潟県内。降り続く雨に怯えながらの一夜となりました。朝になって住民たちが目にしたのは、変わり果てた街の姿でした。
【写真を見る】夜通し続いた大雨に怯え 朝になって目にしたのは、変わり果てた街の姿
午前5時半ころの関川村の様子です。洪水のような濁流が住宅の間を勢いよく流れていきます。
【気象庁会見】「新潟に、1時56分に、大雨特別警報を発表しました」
気象庁は未明に緊急会見を開き、村上市・胎内市・関川村に大雨特別警報を発表。県北では夜通し大雨が降り続きました。
【記者リポート】「午前3時半過ぎの村上市岩船地域です。打ち付けるような強い雨が降り始めています」
また村上市では冠水による影響で、山形県に続く幹線道路の国道113号が午前2時半過ぎから全面通行止めになりました。道路上には木片が無残に散らかっています。
【記者リポート】「土砂崩れが起きていて、完全に道を塞いでいますね」
浸水した住民への電話取材の最中には、受話器の先で何かが水に落ちる音が…。
【村上市 40代男性】「今ちょうど冷蔵庫が浮いて倒れました！」
夜が明けるにつれ、徐々に被害の全容が明らかになってきます。
村上市の旧荒川地区では、大型ショッピングセンターも含めた地区全体が浸水。至るところでボートを使って活動する救急隊員の姿が見られました。
ボートに乗って隊員に先導されているのは子連れの家族でしょうか。母親と思われる女性と抱きかかえられた子ども。どうやら無事に避難できたようです。
大雨で連絡の取れなくなった村上市の親戚の様子を見に、新発田市から車で来たという夫婦も。
【新発田市から来た夫婦】
「水が入ってきたから『早く来て』って連絡が…」
「(親戚は)一人で住んでいる」
「まだ行けない。(冠水道路を指し)こんなんだから」
村の中心を荒川が走る関川村。
【記者リポート】「陥没した道路に突っ込む形で、車が落ちています」
関川村の湯沢温泉では道路が陥没しました。大雨で流されてきた土砂や流木は、車などを巻き込んで集落は無残な姿に…。
土砂を含んだ雨水が1階に流れ込み、電気などは今も止まったままです。
【松岳寺 渋谷正淳さん】「とにかく雨の音。すごい音だった。下にいたら大変だった」
一夜にして室内の様子は一変しました。
商品や棚などが水に浸かりビール瓶も泥にまみれた酒店では、関係者総出で片付けに追われていました。
【酒屋の経営者】「けっこう、もう売り物にならなくて…。棚とかも水の中に浸かってしまって使い物にならないな、捨てようかって」
深夜2時ごろからどんどん水位が上がり、2階に避難して夜明けを待っていたそうです。
【酒屋の経営者】「また雨予報が出ているので、そこが不安だなというところですね。なるべく早く片付けて一日も早く店も再開できるように」
新潟県内各地に甚大な被害をもたらした記録的な大雨。被害の全容はまだ分からず、現在も自治体は状況確認を進めています。
(新潟放送BSN)
■大雨の被害は… 村上市 畑は流され床上まで浸水 「朝起きたら腰の位置まで水が…」 《新潟》
TeNY
新潟県村上市の下鍜冶屋では、大雨の影響で畑に水が流れ込み、ジャガイモやナス、トマトなどの野菜が流されたということです。
松本アナウンサーが現地からお伝えします。
＜リポート要旨＞
住民によると「朝起きたら腰くらいの位置まで水が押し寄せていた」ということです。
家の１階は浸水し、テレビや冷蔵庫が水に浸かったと話していました。４日昼頃から電気が使えるようになったといいます。
４０年住んでいるという地元の人の話ではこれまでに経験したことがない大雨だったということです。
■記録的な大雨で“温泉旅館”にも被害… お盆を前に営業再開の見通し立たず【新潟・関川村】
記録的な大雨に見舞われた新潟県関川村。一時、氾濫危険水位を超えた荒川の付近に位置する温泉旅館も被害を受け、営業再開の見通しが立たない状況となっています。
茶色く濁った水が勢いよく流れている荒川。この先にあるのが関川村にある鷹ノ巣温泉の喜久屋です。
猛烈な雨が降り続いた３日夜、荒川の水位は一時、氾濫危険水位を超えました。
【喜久屋 小山泰喜さん】
「雨の音もすごかったが、川の音の方がすごかった。真っ暗で、音もすごいので本当に身の危険を感じるじゃないが、今までにない経験」
こう話すのは、副館主の小山泰喜さんです。
荒川が近くで流れ、露天風呂付きの離れの部屋が人気の温泉宿。しかし、この雨で清流は濁流に。堤防が一部決壊し、自慢の露天風呂は…
【喜久屋 小山泰喜さん】
「この壁はこちらについていたもの。堤防決壊を確認したのが３日夜８時ごろ。そのころは暗くて確認に行かなかったが、朝４時半ごろ確認したらこの状態だった」
川の水位が上がったことから、３日に宿泊していた４人は避難させ、人的な被害はありませんでした。それでもお盆シーズンを前に起きた今回の記録的な大雨…
【喜久屋 小山泰喜さん】
「休館日も設けてはいたが、（予約は）ずっと入っていた」
旅館の予約は９月まで入っていたと言いますが、雨による被害は大きく、営業再開の時期は見通せていません。
【喜久屋 小山泰喜さん】
「予約のキャンセルの電話もいっぱい来ていて、皆様残念がっている。ぜひ復活して、何とか皆様にお越しいただきたいと思っている」
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