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2024年05月20日22:39

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武敏代先生の納骨式

本来、今日のこの予定が先に決まっていたのだが、母親と「納骨どうする?」「季節が一番良いのは5月だし前後学園は行事多いからくっつけよう」と我が家のを前日にさせていただいた。
以下は聞き書きメモでご報告。

武敏代 納骨式 司会武義和 奏楽武章子(次男真人配偶者)

讃美歌280、312 聖書ヨハネ14:1-3
葬儀のために選んでいた曲2曲を讃美しましょう

祈り 95年の生涯 政池の集会で信仰に

奨励 武義和
牧師ではないので説教ではない、神様に励まされる奨励という言葉で語りたい
聖書は約束を持った奨励である、内村鑑三
この言葉を見つけたのでそれに沿った話
母が召されて9ヶ月。五月連休で一度危篤、と兄弟集まったが快復して3ヶ月。創世記5:24、神にとられていなくなった、もうすぐ10年の父を思い起こしても、とられていなくなった、と実感する日々。
プログラムの裏に略歴をのせたので見ながら
1928群馬県の伊勢崎に生まれ2023土浦にて死去
偶然にも亡くなった土浦は武つる、の生家の近く。
軍国少女だったそうだが(時代的に当然のこと)、8月14日空襲で実母を亡くした。小学校の教員時代伊勢崎で開かれていた武家の政池家庭集会に参加。後藤母もそこにいて武家家庭集会でともに信仰をもっていった。父との結婚のキッカケは知らずに終わった。後藤先生の母上は「山形に良い青年が居るよ」という政池先生の紹介だったと聞いている。生涯無教会信仰だったが、晩年の土浦の施設生活は教会に通った。
信仰の歩みは平坦ではなかった。兄弟は母の弱さ、をよく知っている。私たちも信仰を危うくする弱さは共に持っている。弱さを抱えつつ神に愛され生涯を終えたことは紛れもない真実。3122番我らの弱きを知りて哀れむ。それでもなお愛してくださっている約束。
最初に呼んだ聖句は、天国にあなたがたの場所はたくさん用意されている。十字架の前夜に語られている聖句。聞く弟子たちは心中穏やかでなかったハズ。天の国には共に暮らす部屋が用意されている、と約束して十字架に向かう。
つまり約束付きの奨励、イエスも語られていた。
同じ道で地上の生涯を私たちも終えるが、天の部屋を待ち望むものでありたいと思う。私たちの歩みも励まされるモノでありたい。

思い出を出席者お二人から
後藤正寛、納骨に当たり、一言。後藤母との関係が最初にあり敏代先生とは年齢も1歳くらいの違い。高校生での伊勢崎は染め物のまち、武家で信仰に導かれた、吉岡さんとか信仰の始まりの頃のことを何度も聞いた。父の転勤で小学校の頃米沢に住んでいたころ、後藤家には日曜「夜」に鈴木先生を迎えて礼拝。時々政池先生も。武祐一郎先生も一度は来られた。義和先生も中学生で見学の時に我が家に寄られた。信仰の友人、ということ。私は長女順子さん同級で学園生。母同士の再会を横で眺める立場で出会った。きちんとお話などしたのは武先生の二代目校長以降。1990赴任、4月の入学式直前に電話で3日考えさせてもらって就職。来た日は男子寮火災、あわただしい日々に校長をされてた。旧校舎の校長室の奥。狭いとこに生活されてた。お茶をよばれたことある。新任教員として、というより母、かずえ、さんの息子として迎えられた。教育論は祐一郎先生とは語るが見守られる敏代先生。並々ならぬ二代目としての暮らし、問題も多い時期。44期は担任で大変だった。やんちゃ。苦労されてた。鈴木先生も存命で困っておられた。しばらくぶりの学園生活してる自分、順子さんと違ってやんちゃな生徒でしたから不思議。1、2年目はとても楽しかった。朝礼の讃美歌で戻ってきたこと実感したり。当時は望寮に住んでいたのでほぼ24時間校舎にいた。職員室に朝早く行くと校長室がいつも電気がついている。不思議で祐一郎先生にある時きいたら、毎朝家内と生徒のことを祈ってます、と聞いた。のびのび暮らす私も祈りに支えられていたと実感。
母は2018なくなったが病室で最後まで讃美歌、伊勢崎時代のことを何度も聞かされた。政池先生との交わりなどから信仰の強さを教えられた。

安達民夫 46期
親族でこじんまり、のハズに無理矢理参加。1、2年と祐一郎先生の校長。問題児1号、お二人に拾っていただいた。敏代先生は事務室でいつも対応してくださっていた。祐一郎先生は死ぬほど怖い。校長室では何度も怒られて、大きな雷、失望しました、と言われて何も言えなくなっているとき、「聞くところでは事務室では礼儀正しいそうじゃないか」とフォローされて敏代先生のサポートを感じた。3年の時はいらっしゃらないが、その後は赤羽の駅のホームでお二人にあって町田集会に通う日々をご一緒させていただいた。
学園に入って良かった、と敏代先生に認めていただけた。卒業後の集会では祐一郎先生に怒られなかったが怖い存在は続いてた。でも隣に敏代先生がいらっしゃるのが安心材料。吹上でお肉をいただいたり。
祐一郎先生昇天後は年賀状での交わり。30枚くらいやりとりしてる中で自筆での返信を毎年の楽しみに。今年初めて敏代先生に書かない年賀状準備で亡くなられたこと実感。
312思い出深い。学園で最初に歌った思い出。自分の結婚式司式をお願いした時、普通の結婚式場だったので会場にあった歌詞1番だけ用意して持って行ったら「4番まで歌うものです」と祐一郎先生にいわれ慌てて印刷。学園生だらけなので、すごいテンション高くて新郎側から圧倒して歌う落差がスゴかった。新婦は関係ないので。思い出深いのを歌って納骨を終えられること感謝。

いろいろ考えさせられた思い出話ありがとうございました。その312を、高揚しつつ歌いたい。

讃美歌312
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祈祷 横江順子夫

挨拶 葬儀はコロナで離れ小島参加だったのでその時の分も語ってもらいます

横江順子(長女25期)この場に会していただき、会場もお借りして感謝。知らないことも伺えて両親に会えた気がして嬉しい。
古い手紙を読み返したら私が小学校高学年の思い出がよみがえった。宿泊行事から帰った私が玄関で号泣した、「お母さんに会いたかったもの」と。四人の中一人の女子。兄が言うとおり、弱い人ではあったがかわいがって育てられたという思い。
母を喜ばせたいと、学んだり生活したりしていた。晩年では、毎月、送ってほしいという連絡が来ると買い集めて送っていた。母に頼まれていたモノをスーパーで観るともう買って上げられないのだな、と思うこのごろ。
両親が生き様から私たちに示してくれていたイエス様のあがないの信仰を継承することが両親に喜んでもらえることなのかな、と感じています。

このあと納骨堂に納めようと思ってますが、雨が降っているので少し待っていただいてお互いの自己紹介と短く思い出を伺う時間を。

長男の義和です。米沢に順子迎えに行ったら33期がたくさんいた。後藤家の末っ子、信義君と初めてであったのがそこだった。後藤母の背中にいたこと思い出す。

たけまりこ、叶水に戻ってきたのでよろしく

横江夫。順子の連れ合いです。

次男まさと29期、吹上時代に民夫くんの話をよく聞いた。
まさと配偶者、章子、卒業生の渡部さん、奥さんに紹介されて結婚。今は上尾キリスト教会で奏楽。

武ノブヤ、33期。高松で障害者支援施設。甘やかされて育った、校長してたころに噂に聞いていた民夫くん本人あえて嬉しい

直木道之助20期。職員になってきてから祐一郎先生ガンになられたあとのこと。後藤娘が呼びに来たのをすごくやさしく迎えてたのが印象に残ってる。「義和がねえ」という小学生の頃のちんどんやになりたがったという話きかされた。音楽家は同じようなものか。

藤坂、卒業生ではないが、32期相当。教育実習が武先生初年度。実習時に声かけられて就職だったので、敏代先生のサポートをよく感じていた。姪っ子さんの担任もさせてもらってたがアドバイスも色々くださったこと覚えてます。優しいお姿の中で激しい面をみたのは就職希望者の面接で不採用にした理由が敏代先生の意見だった。面接者が配偶者を「愚妻」と紹介したのが理由ときいた。

藤坂みのり、卒業生ではないが35期相当。94、95女子寮舎監、されてた時にお世話になった。東京の90歳の母に連絡したら温かく迎えられたことの思い出話してた。かっこよくて武士のような素敵な方。退任のご挨拶で「いろいろ話そうと思っていたがすがすがしい気持ち」と言われたのが印象的。

地塩、子供の頃に杉並の武家ににこやかに迎えてくださったお姿を覚えている(音楽一家武家伝説のエピソード(ノブヤ君談「鼻歌を歌ってると隣の部屋からいつのまにか伴奏が聞こえてくるんだよね」)の現場を知っているのは密かな自慢)。
義和、チシオ君は小学生の時、うちに来てくれててデパートに一緒に連れて行ったのが思い出かな。

銅板の文字は「喜びのうた」としました。うたが好きだったので。

列席者で記念撮影
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校務がある後藤校長、藤坂先生、足が弱っておられる横江夫妻をのぞいた面々で一本松にのぼって納めて記念撮影を。

銅板と格闘する義和、宣也兄弟
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こういう時に一歩引いて見守っている次男真人くん、ていうあたり全く変わっていなくて笑けてきた。

納骨に立ち会った者たちで記念撮影
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下ってから元同室ノブヤくん、とも記念撮影(民夫撮影)
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33期の同期LINEに共有されたらしい。34期には無いからなあ(笑)
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