昨日の参院選、やはり自民党の圧勝で終わりました。
選挙速報の番組を観ていましたが、
午後8時に当確者を出す、いわゆるゼロ打ちが多く詰まらなかったです。
僕は、ずっとNHKを点けっぱなしにしていましたが、
興味の中心は当確が取り消されるかどうかになっていました。
それはなかったような感じでしたが。
参院選の1人区は小選挙区です。
与党に対して野党がそれぞれ候補者を立てていては勝負になりません。
32の1人区で、それでも4つ野党側が取ったのは上出来のような気がします。
定数が複数の選挙区では、野党側がそれなりに議席を確保していました。
選挙の形態としては、やはり小選挙区よりも複数の当選者が出る方が、
国民の選択肢が広がるような気がしています。
比例区ではNHK党や参政党など
既存の政党とは異なる政党が議席を確保していました。
得票率2%の政党要件を確保した事になります。
国会で、このような少数の政党、どのような活動が出来るのか、気にはなりますが。
立憲民主党は、選挙前の野党共闘に腰が引けていたのが敗因のような気がします。
ある意味、国民民主党の分派行動のような動きが
与党を利する事になったような感じもします。
従来の野党の支持基盤であった連合の共産党嫌いと原発が
根っこにあるように感じています。
共産党も議席を減らしましたが、やはり体質的に古いような気がします。
政策は、国民の希望に沿っているような感じがしますが、
支持者も高齢化している印象ですし、共産党嫌いは根強いものがあると思います。
党の名称を変えるなど抜本的な変更を検討した方が良いような気がします。
共産党とれいわ新選組の支持者は似ているように感じています。
高齢者は共産党、若い人はれいわと言う感じだったのではないかと思います。
れいわの山本太郎代表が、東京都選挙区で当選しましたので、
一定の力があるように感じました。
今後、立憲民主党や共産党、れいわ新選組などの、
野党側の再編が必要な気がします。
維新が議席を伸ばしました。
ロシアのウクライナ侵攻を受けて、極右的な政策が受け入れられたのかも知れません。
維新は改革が売り物ですが、その改革の結果
大阪府のコロナの死亡率が
極端に高くなっている事を考えた方が良いのかなと思います。
自民党、公明党、維新、国民民主党を合わせた改憲勢力が
どの程度議席を伸ばすのかも注目点の一つでしたが、
参議院での発議が可能な議席を確保しました。
安倍元総理の逝去で、改憲のトーンがどうなるのか分かりませんが、
そんなに前のめりになることなく、冷静な議論が必要な気がします。
【今日の一句】
最期まで 金がもの言う この世かな
戒名も棺さえも差がありますね。
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