ネタバレを避けるような、ネタバレバレバレなような、意味不明な駄文です。
〇薔薇王の葬列 後半
シェイクスピア的英国時代劇。
ついに手に入れた栄光にも関わらず、陰惨な内容はそのまま。
誓いに縛られて死した父王、色に迷った兄王、嫁を諫められなかった次兄、そして愛を教える事の出来なかった母。家族皆が揃いも揃ってアレなせいで主人公は不幸の渦中へ。
他にも幸せになれる可能性は僅かにあった。とはいえ運命の羊飼いは宿敵だった。彼を女性として愛した男子は幼過ぎて誇りに殉じてしまった。そして相棒以上の存在になったあの男は、彼を思うあまり、追い詰め、悲運の渦を引き起こしてしまった。彼を大切に思い恋を抱いていたあの娘も、彼を思うが故の言葉を誤解され、彼に近付いた時には、罪悪感から想いを語る事が出来ず、その想いが伝わった時は遅過ぎた…
もうね、23話の時点で私はほんと打ちのめされてしまったのですよ。
最後の灯は、彼の幸せだけを願ってくれたあの人だけだったけれど、彼の望みが顧みられることはなかった…
24話なんて観たらワシの幸せ吹っ飛んじゃうと思ったので、しばらく観られませんでしたよ!
しかし「君を殺せる」という緑川の真意は…!
その身体を美しいと言い、生きていて欲しいという日野さんの想いは…
けれども、幼いあの子の姿まで見えてしまったということは……
ああああああ もうシェイクスピア死ね!w;(故人です)
なお、ローマ王朝はもっと悲惨だったりするので、そういうネタをやってみるのも良いかもね!
ハァ… しかし、こういう作品はもっと有っても良いと思います。
あとオマケにもう1つ。
母親は最後までリチャードを呪い続けていた。
けれども「進撃の巨人」エレンの母親はこう言っていた。「特別じゃなくていい。こんなに可愛いから、生まれて来てくれたんだから、偉い。」と。
何というか、凄い対照的だよなぁと強く印象に残りました。
母親の言葉って、子供を形成する凄く大きな要素になるんすよね…
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