P．1． P．2． P．３．
夏の夜空 ：
梅雨も明けたし、天体観測によい季節です みんな、星空みよお
コウ博士が天文ファンだったのは５０年前の話、その頃に比べると、望遠鏡もカメラもものすごい高性能になっています 同じ価格だと性能は１０倍ぐらい 使ってみたくなった
Ｐ．１．は、アンドロメダ星雲 Ｐ．２．は、さそり座のＭ８０
どちらも低倍率で十分美しさが楽しめます 「電子観望」なんて言葉があるのか、ふーん 機材の進化だなー、と思う
量子消しゴム ：
Punp ‥‥ 光源 BBO ‥‥ 透過した光子を２個に分ける B, A ‥‥ スリットの位置 LS ‥‥ レンズ
ｆ ‥‥ 焦点距離 D_０ ‥‥ 検出器０ X ‥‥ 干渉縞 D_２ ‥‥ 検出器２ M_B ‥‥ 鏡B BSA ‥‥ 光子を透過と反射の２個に分ける BS ‥‥ 同じ D_３ ‥‥ 検出器３ M_A ‥‥ 鏡A D_１ 検出器1
光子の二重スリット実験なのですが、どちらのスリットを通ったかを観測し易くなるよう工夫してある
二重スリットのすぐ後にあるBBOは、メタホウ酸バリウムの結晶、方解石のように複屈折を起こし、光子を干渉縞観測用とどちらのスリット通ったか観測用の２個に分ける
検出器D_３は、スリットAを通りBSAで反射した光子を観測する 検出器D_１、D_２は、どちらも、スリットBを通りM_Bで反射した光子と、スリットAを通りM_Aで反射した光子を、BSで混ぜてあるので、光子を観測してもＢ、Ａのどちらを通ったかを決定できない
この干渉縞実験装置で光子の観測した場合の結果ですが、不思議だが、まあ量子力学としては当然のことになります 検出器Ｄ_３で光子を観測すると、スリットＡを通ってきたことが決定され、干渉縞は現れない 検出器Ｄ_１で光子を観測しても、BかAを決定していないので、干渉縞は現れる
他の二重スリット実験と変わっているところはないのに、何故か「量子消しゴム」と名付けられたこの実験の解説で、「未来の光子の観測結果の情報が、過去の干渉縞を作る光子に伝わるのは、何故か」という疑問が問われている
情報は過去に伝わっているわけではない、光子の観測と干渉縞が現れるか否かは、同時に起こる
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