SNSの荒らしに特徴的な心理があります。

SNSも普及し盛んになると同時に犯罪的なものも多くなって、その中に荒らしと言われる行為もあります。それに困惑した人も多いと思います、一種の愉快犯だからです。

ネットの掲示板やコメント欄で他人を誹謗したり暴言を吐くなどして荒らす「トロール」と呼ばれるユーザーは、他人の苦痛に快楽を感じるサディズムや、反道徳的なマキャベリズムなど「暗黒の４要素」と呼ばれる人格的特徴をもつ傾向が強いという調査結果を、カナダの研究チームが学術誌に発表しています

荒らしには心理学の「暗黒の４要素」ナルシシズム、マキャベリズム、サイコパス、サディズムが心理の中に存在します。ナルシズム＝異常なまでの自己愛、うぬぼれ。マキャベリズム＝目的のためには手段を選ばない思想。サイコパス＝反社会的人格の一種を意味で思いやりにかけ、罪悪感も後悔の念もなく好き勝手ふるまいます。サディズム＝相手に身体的精神的苦痛を与えることで性的快感を味わったりする心理を持ち全世界のSNS界で問題になっています。

たとえば誰かを標的にし、悪口を言っていて、鵜呑みにしていると気がつけば自分が標的になる危険性があります。マイミクさんや、元マイミクさんの悪口を日記にしたり辞めない人間にその資質があり、気がつけば自分が毒牙に狙われていたと言う事例が世界的に多く発表されていたりします。

荒らしやストーカーを捕まえてみたら、普通の人だった。ということは良くあることです。私は以前、荒らしとなった青年と直接あうと体は大きいけどイメージと異なりネットと違いあまりの小心さ気の弱さに驚いた事もあります。荒らしとして生まれてくる人はおらず、荒らしになる人だけがいるということになります。日頃からストレスをためていると、どこかではけ口が欲しくなります。荒らしの発言の中に見られる説得力がなくて罵倒するための論理の組み立ては中傷する相手ではなく、そのはけ口の見つからない荒らし本人の未熟さを書き込んでいるのが真実の姿です。

自分より年長の人を君付けしたり、呼び捨てにしたり、あだ名で呼ぶことによって、その瞬間に自分がその人より偉くなったような錯覚を楽しんでいる状態です。もちろん、人をバカにしたくらいで簡単に偉くなれる程世の中は都合良く出来てはいません。人をバカにすることで優越感に浸りたいのです。

荒らしへの対応ですが避けるというのは、いつでも楽に実行できる最善の選択。ほとんどの荒らしは対決することを楽しんでいます。なんだかんだ言っても、注意を引くことが唯一の目的なのです。つまり、無視すればするほど効果的だったりします。

失礼なことを言ったり、けなしたりする、人の日記やコメントを見る機会もありますが、そういう人は無神経なだけです。そのようなただの荒しと、建設的な批判や正当な議論を区別することができれば、とても意義あることになったりします。彼らは心のどこかが病んでますから実生活で、対人関係に問題があったり人生に挫折感をもっている人が多い現実があります。

これを生活の参考にしていただければ幸いです。