さて、今宵も現実逃避。ヘロヘロついでにおいらの当面の動きについてつらつらと。まあそれほど重要な内容ではないのでご安心です。
ご存じの通り、最近のおいらは「二次元に逃げて」います(苦笑)2015年の豊郷のイベントが契機となり、おいらは絵描きに戻って来ました。プリキュアを描いているのも縁ゆえと思います。
自分が進めているプロジェクトは身を寄せているLegXF(レギオンエックスエフ)のプリキュア同人誌ですが、それとは別にハピネスチャージプリキュア!(以下ハピチャ)の個人誌を作ることにしました。
このハピチャは、通年無難に仕上げる東映アニメーションにしてはかなり攻めた作品で、いろいろあって駄作プリキュアの
代表作としてあげられたりします。具体的に何がどうしたというのは一晩語り尽くしても終わらなさそうなので後回しとしましょう。とにかくこのシリーズはおいらにとっては二次創作の一つの契機でありました。
あーだこーだしながらプリヲタ2の終わりごろに骨子を作成。当初は6話構成でした。ハピチャの持ち味であるスパロボ風味のバトルと異性間の恋愛要素を柱に、ボンボンなどの少年マンガ雑誌でプリキュアがコミカライズ連載していたら…というコンセプトで構成を始めました。…とはいえやっぱページ数足りない。あれよあれよという間に9話構成になりましたよ。
原典のアニメではいろいろ設定に矛盾があったり(9年前キュアテンダーが封印されたとき、ひめは何歳だ?)、観ていてストレスがたまるところ(ブルー回りのエピソード)、そしてセットアップを丁寧にやっためぐみと誠司の結末が比較的無難に片付けられてしまったこと(誠司は2回サイアークの触媒にされ、挙げ句に闇落ちしたうえであの結末はごほうびをケチってるのでは?)というのがあり、大人げなくも今回の偽コミカライズで形にしてみたいという欲望がムクムクわいてきたのであります。これぞ古き良き同人の発露。
実際にネームを切るにあたり、そのままの設定では展開が難しいと判断。わがままコミュ障の白雪ひめを、比較的頼もしいヒロインに改変。ひめを恨む氷川いおなも、姉のまりあがひめをかばうことによってシスコンのやべーやつ感を軽減できたのではと思います。(ひめがアクシアの封印を解いた情報はどうやって手に入れた?)
そのあたりの細かな矛盾を「そういうもんだ」といなしつつ、原典の持ち味である、スパロボ風味のスババン感を出しつつ当時の視聴者がモヤモヤした思いを昇華できたらというのがコンセプトでございます。いっぽうで、70年代、80年代のロボットアニメや特撮を観ていた世代に引っ掛かる小ネタをちりばめる、ゲキガンガーやゲッピーエックスを彷彿とさせる戦略で動いています。対象年齢を絞った戦略としては同人誌では珍しいかもしれません。
そのような野心を載せてハピチャプロジェクトがスタートしました。順調に行けば前倒しで2巻が終了。その後は次期プリヲタマガジン級の執筆をしてから再びハピチャに戻ります。1年に1冊づつだと、終わるの3年後になるんですが、皆様が待っていただけるかどうかは難しいところです。企業努力や持ち前の明るさでどうにかなるのでしょうか?
さて。部屋に戻ったら原稿の続きをやりましょう。白雪ひめの境遇が現実に追い付きつつありますが、めげずに先に進みましょう。
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