アニメ時評５７５

「史上最強の大魔王、村人Aに転生する」

原作：下等妙人。ファンタジア文庫。KADOKAWA。原作イラスト：水野早桜。助監督：伊部勇志。シリーズ構成：横手美智子。キャラクターデザイン：野口孝行。サブキャラクターデザイン：渡辺義弘。制作：SILVER LINK.×BLADE。監督：湊未來。異世界ファンタジー。転生もの。
絵は明るめ。背景は濃い。深度は深い。キャラの頭身は低め。目は大きめ。動きはいい。
内容は、無敵の魔王と恐れられた男が、敵がいなくなったのでただの村人に転生した話。
転生しても十分な魔力と体力を引き継いでる。ただの村人ではないな。
そんな状況で目指すのは、友達をつくること。なんか、ずれている。
行動も、待ちの姿勢でうまくいかない。こちらから声をかけても、言葉が大仰で逃げられる。
友達を目的にするのが間違い。友達が欲しければ、まず、趣味を持つこと。

３話まで。


「であいもん」

原作：浅野りん。「ヤングエース」。角川コミックス。シリーズ構成：吉田玲子。キャラクターデザイン：渋谷秀。制作：エンカレッジフィルムズ。監督：追崎史敏。和菓子屋の話。京都もの。
絵は明るい。背景は淡い。深度は浅い。キャラの頭身は高め。目は小さめ、女の子は大きめ。動きはいい。
キャラの輪郭が白で強調されている。和菓子を作る動きはとてもよい。
内容は、実家の和菓子屋を飛び出していた男子が、親の病気をきっかけに和菓子屋を継ぐ話。
１０年ぶりに帰ってくると、実家には１０歳の女の子が居候していた。父親に間違られる。
女の子は、本気で店を継ぐ気でいる。男子とはライバル。二人が話の軸。
キャストの京都弁がしっくりこない。

５話まで。


「骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中」

原作：秤猿鬼。オーバーラップノベルズ。キャラクター原案：KeG。原作コミック：サワノアキラ。「コミックガルド」。シリーズ構成：菊池たけし。キャラクターデザイン：今西亨。サブキャラクターデザイン：井上英紀。キャラクターデザイン：長森佳容。制作：STUDIO櫂。助監督：古川志我津。監督：小野勝巳。異世界ファンタジー。骸骨もの。
絵は明るい。背景は濃い。深度は深い。キャラの頭身は高め。目は大きめ。動きはとてもよい。骸骨騎士は手描きとCG併用。
内容は、遊んでいたゲームのプレイ中に寝落ちしてゲーム世界に取り込まれた男子の話。
魔法加護のプレートメイルに両手持ちのドラゴンスレイヤーを装備。ほぼ無敵。
でも、アバターが骸骨。どうやって五感を得ているかは不明。ファンタジーだね。
いまどき、レイプシーンがあった。必然性がなかった。

５話まで。