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…「BEN FOLDS FIVE」/BEN FOLDS FIVE
今日は、お仕事のお話。
年末のことです。
認定理学療法士の試験を受けてきました。
2年ほど前に「地域理学療法」の分野で取得はしていたのですが、今回は「介護予防」の分野での取得を目指しました。
で、先日、結果がわかりまして、無事、合格していました。
よかったよかった。
ということなんですが、では、この認定理学療法士を取得したからなんだ、って話です。
よく、聞かれるんですが、給料が上がったりするんですか?って話です。
これは無いです。
だって、認定理学療法士を取ったところで、診療報酬に影響が出るわけではありません。
看護師は認定資格があると、加算がされるんですが、理学療法士如きが認定資格を取ったところで、そんなに評価されるほど世の中は甘くはないのです。
実際に、理学療法士の政治力は極めて弱い。
医療の分野ではその権力は医師が政治の世界でも握っていて、看護師もだいぶ強くなってきてはいるんですが、他の資格については、まぁ、意見が通るなんてことはありません。
理学療法士で国会議員は1名しかいないしね。(その1名も夏の参議院選挙で落選の危機にあるわけですが)
そんな政治力じゃあ、世間に理学療法士の存在を知らしめるなんてできないし、理学療法士の地位が上がるなんて夢のまた、夢なのです。
僕自身、日本理学療法士協会が主催する研修や学会に参加し、生涯学習プログラムをこなし、認定資格をとることで、学術活動に寄与して、協会の政治的な働きにも微力ながら貢献できるかなと思っていたけど、協会自体が微力すぎて僕みたいな底辺理学療法士が頑張ったところで政治的な影響なんて何も起きないことを、2つ目の認定資格をとって改めて痛感したわけです。
さて、じゃあ、なんで認定資格をとったの?って話になるわけですが、最初の「地域理学療法」に関してはキャリアも積んできたし認定資格ぐらい持っていないと、理学療法士ですとか言って堂々と仕事なんか、恥ずかしくてできないだろ、みたいな思いもあり頑張ってとってみました。
で、今回の「介護予防」に関してはこの分野に興味をここ最近持っていて、その研修会を探していたら一番良さそうなのが認定資格を取るための必須研修で、だったらついでに資格も取っちゃうかという気楽な感じで受けました。
実際に、すでにもう認定資格は一つとっているんだし、別に落ちてもいいやぐらいの気持ちでいたんだけど、研修の内容が結構、実践的で仕事で使えそう(実際に現在はよく使っている)ので、試験云々とは別で力を入れていた気がします。
まあ、受かったらそれはそれで嬉しいんですけどね。
さて、無事、2つの認定資格を取ったわけですが、ここからはこの資格を5年ごとに更新しなければなりません。
この更新が厳しくなりました。
実は、本年度から協会の生涯学習プログラムが一新し、学会発表が必須になったり、ただ研修を受けるだけでは雀の涙ほどのポイントしかもらえず、大量ポイントを獲得するにはさらに発表するか、研修や学会で講師をするかしかないのです。
厳しいね〜!!
とはいっても看護師と比べたらまったくもってたいしたことないし、これぐらいの自己研鑽はやり続けないといけないのかもしれないのですけどね。
無駄に意識他界系で行ったら、とんでもないことになっちゃったなぁ。
というわけで、本年度も頑張って臨床も教育も学術活動も頑張って、お仕事に励みましょう、というお話でした。
今日の1曲はBEN FOLDS FIVE。
うん、哲学ですよね。
哲学。
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