mixiユーザー(id:168768)

2022年04月30日10:56

48 view

夢見る傀儡は☆星に願いを|アリアンロッド2E

【TRPG感想】
先日はムクさんがGMのアリアンロッド2E(注1)でした。

いよいよドラグコアキャンペーンも第12回。
ハウンドから通算では17回セッションしていることになります。
ずいぶんと長いキャンペーンになりましたね。
ついに次回が最終回。
今回は最終回一個前の盛り上がりです。
リレーキャンペーンでそんなうまく盛り上げられるの?
不安半分期待半分でしたが、ムクGMは本当にうまくトスを上げてくれたと思います。
今回セッションも面白く、次回セッションへも大いに期待が抱ける、素晴らしいセッションでした。

では、キャラ紹介から。

◆キャラクター紹介
■名前(PL名):ルーシー(TS)
性別/年齢/種族:男/不明(20人ぐらい)/グライアイ
クラス:メイガス/バートル/メンター
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://phirosu.php.xdomain.jp/arian/chara.php?id=959

驚異のフェイト56点でもって、あらゆる判定、あらゆるダメージロールにダイス増加や振り直しをするフェイト使い(笑)。
今回の成長で《魔術の王》を取得。
普通はフェイト1点でダメージ+1Dのところを、+5Dできるようになりました。
ギルドサポートの《結束》と合わせて、ほぼ全てのダメージロールに+25Dしてたのはすごかったですね。

ロール的特徴
最初はミステリアスな中二病だったのが、最近は少しやんちゃというか、素っぽい面が見えてきたルーシー。
PCとして登場するのはこれが最後ですが、今回の
「感情がなかったら試練はただの試験なんだ! 試練には感情が必要なんだ!」
は名言だと思います。
さて、、、エンディングフェイズであんなことになってしまったルーシーですが、次回はどうなるんでしょうね(笑)。

その他
大ベテランのTSさんです。
「フェイトは全てを救う」という教義のフェイト党、略してフェイ党の信者です(笑)。
なぜか超上級キャンペーンをやるときはメイジ枠が多いため、フェイトぶっこむキャラばかりな印象があります。
次回はリレーキャンペーン最終回のGMなので、シナリオを楽しみにしています!

■名前(PL名):アシュ(青海)
性別/年齢/種族:男/26/ヴァーナ(狼)
クラス:ビショップ/メイジ/プロフェッサー
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://phirosu.php.xdomain.jp/arian/chara.php?id=958

エウメニアさんがいないとアコライトになるアシュさん。
今回は《ファミリアアタック》を捨て、完全に支援型にリビルド。
青海さんは昔超上級キャンペーンでめっちゃバフ積んでくれるビショップだったので、それを彷彿としますね(笑)。
ただサロゲートやバードではなくサモナー経由で、判定に強いアシュさん。

攻撃のダメージの3分の1はアシュさんのバフなので、このゲームのバランスって面白いなぁって思います。

ロール的特徴:
脳筋なウサミや知力は高いが中二病のルーシーに囲まれて、頭脳労働とか交渉や考察を一手に引き受けてくれるアシュさん。
今回もありがとうございました(笑)。
マヅラーが怪しい動きをしているときに指摘できるのは冷静なアシュさんだけです。
今回のエンディングでマヅラーはあんなことになりましたが、次回もお願いします。

その他:
超上級キャンペーン「ディサイド」が2012年2月開始だったので、あれからもうすぐ10年ぐらいですかねー。
いつもお世話になってる青海さんです。
次回に向けたハッカーやユグドラシル的な伏線をセルフで撒いていくのも、リレーキャンペーンでGMとしての手腕を伸ばした結果ですかね。
PL的にもPC的にも頼れるので、最終回もよろしくお願いします。

■名前(PL名):ウサミ(フィロス)
性別/年齢/種族:女/17/ジェルボア
クラス:ドレッドノート/サロゲート/チェイサー
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://phirosu.php.xdomain.jp/arian/chara.php?id=955

レベル30ぐらいで復活系スキルを取り終わってるので、固定値を順調に上げていく成長。
ドレッドノートの場合最大HPが上がることが《死神の手》のダメージ増加につながるので、レベルが上がるとそれだけでダメージが上がっていくのが楽しいですね。
今回は、敵が3人もいて巧みな戦術をとってくる相手だったので、搦手に弱いウサミは少し翻弄され気味でした。
まあ、それも含めてPLであるフィロスは楽しんでるんですけど(笑)。
信頼できるGMの手のひらの上で「うわー、やられたなー」っていう楽しさは、自分が盤上を支配する感覚とはまた違う楽しさがあるのですよ。

仲間の支援と死神とボルテクスで一撃で1300点を超えるのは本当に痛快でした。

ロール的特徴:
「先輩」という窓口を通して世界を見ていたウサミが、先輩以外の仲間と戦えるようになるか、というのがウサミの物語でした。
今回、シュリとヴァリンがいがみあっていたところから連携を巧みにしていて、ウサミもアシュとルーシーを仲間と信じて背中を預けて戦ってる感じが出せてたらよかったと思います。

GMが用意してくれたオープニングから、クライマックス戦闘まで個人的にはいい感じにまとまっていたんじゃないかなーと思います。

その他:
というわけでフィロスのドレッドノートでした。
ウサミでやりたいことはやりきった感があるので、次回はツッキーで出たいとGMにお願いをしました。
その結果、最終回のメンツは、
アシュ、エウメニア、ツッキー
というドラグコア第1回と同じメンツに。
これはなかなか熱い展開になりそうですね。
ツッキーは、できる行動の選択肢がウサミの3倍から4倍ぐらいあるので、気を抜かないように集中力を切らさないように頑張っていきます。
最終回もよろしくお願いします!

◆粗筋
■前回までの粗筋
現代地球からの転生者、恵流。
魔族に故郷を滅ぼされた復讐の戦士、エウメニア。
種族のQOLを上げるため、研究を続ける魔術師、アシュ。
三者三様の理由で冒険の港と呼ばれるヒルベニアに集まった3人は、ギルド「ハウンド」を結成。
依頼をこなすうちに地下のエルダの遺跡を見つけ、
そこでエウメニアの仇の魔族や恵流の父の竜人と出会う。
魔族マヅラーに囚われたエウメニアを助け、ヒルベニアに平和をもたらしたところまでが前キャンペーンのお話。

マヅラーの残した「ドラグコア」というマジックアイテムで、十二支の特徴を持った魔族がヒルベニアで暗躍し始める。

過去のトラウマで戦いをやめ、ヒルベニアで受付嬢をしていた盗賊戦士ツッキー。
過去の記憶がなく、運命の風に導かれたと自称してヒルベニアに流れ着いたきた風魔術師ルーシー。
十二支魔族に洗脳されていたが、ツッキーと助け出されて和解し、晴れて仲間になったウサミ。
少しずつ仲間を増やしてきたハウンド。

一方十二支魔族はその数を着実に減らしていく。
「あのお方」のために消えていくので本望なはずだが、なかなか敵の中でも思惑はあるらしく、、、。

エウメニアさんが料理を教わっていたテンさんは、テンノウという丑の魔族の分身だった。
子の魔族タモンとテンノウがハウンドを襲う。
最も古くから「あのお方」に仕えてきた2人は、運命共同体とも言えるような戦術でハウンドを追い詰めるが、ルーシーと魔術の前に敗れる。

残る十二支は、4人。
午のマヅラー、
申のヴァリン、
酉のガル、
戌のシュリ、です。

■オープニング
いつも通りの円卓の空間。
十二支全員集合、といっても4人だけが座っています。
マヅラーが魔族で総攻撃をしかけるべき、と提案をしています。

ガル「悪くない作戦だけど、まるでわたしたちが細かい作戦ができない、みたいな言い方は気に入らないねぇ」
マヅラー「そう聞こえてしまいましたか? そんな気持ちは微塵もないですよ」

口ではそう言いつつも、意味深な目線をシュリとヴァリンに向けるマヅラー。

シュリ・ヴァリン「2人ともさすがっす」
ガル「(深いため息)まあいい。あんたの作戦乗ってやるよ。『あのお方』のために」
シュリ・ヴァリン「『あのお方』のために!」
マヅラー「『あのお方』のために(笑)」

何か含みのあるマヅラーと、それに気づいていて作戦に乗るガル。
魔族側も一枚岩でない感じがしていて本当に、いいキャラクターたちですね。

所変わってヒルベニア。
ウサミのシーン。
ツッキーとサニーの非番が重なったので3人で流行りのスイーツを食べに行こうというサニー。
PLの希望で、一度断るけど強引に連れてって欲しいというツンデレムーブを堪能するフィロス。
希望を言ったら苦笑いしつつ即乗ってくれるムクGMの柔軟さに感謝です(笑)。

しかし人が多いところに行くと、ウサミの「人ではない部分」を見て声を潜める人々も。

サニー「、、、やっぱり今日はお家でお料理とか作りましょうか!」
ツッキー「そうねー。あ、この前言ってたの作りましょ」
ウサミ「(2人を捕まえて)、、、わたしなら大丈夫だから、、、」
ウサミ「他の人になんて言われても、、、先輩が、みんながいるから、、、大丈夫」

タワーを建築しつつ満足してシーンを終えるフィロスでした(笑)。

次はルーシーさんの、ほぼマスターシーン。
夢の中で、エリンではない別の世界の夢を見るルーシー。
崩壊、荒廃する世界の人々や生き物が恐怖、畏怖の目線をルーシーに向けてくる夢。
そして場面はファンタジーな世界、SFな世界、古代の世界、様々な世界を経て、、、。
目の前には恐怖に表情を歪めるハウンドの面々が。
そこで目覚めるルーシー。

ルーシー「、、、っは、、、はあはあ、、、今のは『わたし』なのか、、、?」
ルーシー「過去なのか、、、あの仲間たちの表情(かお)は、、、」

次第に範囲を広げていく左腕の痣に触れ、震えるルーシーでした。

そしてオープニングの最後のシーン。

アシュさんがギルドハウスでもあるアーブさんの研究室で研究していると、そこにマヅラーが現れます。
一応敵なのに、本当にカジュアルに現れますよねマヅラーは(笑)。
しかしアシュさんも特に動じずに受け入れる器広すぎ(笑)。

マヅラーは「ハウンドに依頼をしたいので、明日集まってほしい」と伝えます。
アシュさんは色々含むところはありつつも了承します。

■ミドル
翌日、ハウンドの関係者全員が集まる研究室にマヅラーが現れます。
戦意も殺意もない様子に全員油断はしませんが、話を聞きます。

GMからネタバラシシーンだと宣言がありつつも、最初に少しロールプレイを交えるというテクニックで、マヅラーの複雑な心情を表現するのはうまいなーと思いました。

公開された情報はこちら。

・マヅラーは再復活してきた影響か「自由」を求める心、感情が芽生えている。
・そのため「あのお方」の束縛、制約から逃れたい。
・「あのお方」の正体は「自己完結型多次元渡航エネルギー収集システム」。またの名を「歳星」。
・歳星は、世界からエネルギーを奪い、滅ぼしたらまた次の世界へと移っていく自動的なシステムで、感情や動機というものは存在しない。
・誰がいつ、何の目的で作ったのかも不明だが、ルーシーの痣が古代エルダ文字に類似していることから、エリンの古代エルダも無関係ではなさそう。
・これまでいくつもの世界を滅ぼしてきた。
・ルーシーは、歳星がエリンに干渉するための端末。端末が十分成長すると歳星本体のプログラムが上書きされて、今の心、感情、記憶は上書きされて消える。
・「十二支魔族」と「あのお方」という仕組みは「恐怖」によってエネルギー収集が効率的に進められると考えられて作り出された。ドラグコアも恐らくはそう。

マヅラー「というわけで、僕は君たちにこの制約を解除してほしい。やり方はわかるが、制約があって僕自身にはできない」
マヅラー「加えて、明日の総攻撃のときに十二支魔族を倒してほしい」
マヅラー「歳星が顕現するときに、ルーシーではなく僕がその器になろう」
アシュ「、、、あなたが自由を求めるのはなぜ?」
マヅラー「本能的なものだと理解してほしい。手段ではなく、目的なんだ。ずっと縛られてきた。それから逃れた後にどうするかは、今は考えていない」

ルーシー「そこにあなたの感情はないのか?」
マヅラー「今このように話しているのも、そういうプログラムさ。ただ、本来の器であるルーシー、君は僕たちと違って豊かな感情を手に入れているようで、羨ましいよ(笑)」
ウサミ「ただの中二病(ぼそ)」
ルーシー「感情がないのか、、、それではただの試験である。試練は心が、感情があるから試練なのだ、、!」
マヅラー「ああ、その通りだと思うよ(笑)」

アシュさんが嘘を疑ったり、裏を確かめようとする判定をするのが、さすがギルドマスターだなーと思います。

ウサミ「わたしは、アシュの判断に任せる」
ルーシー「わたしは問題ない。これも運命の試練」
アシュ「うん、全部信じることはできないけど、僕たちに身体を預けようっていう気持ちは信じる」
マヅラー「信じてくれて嬉しいよ。じゃあ、早速頼むよ」

マヅラーの肉体に刻まれている制約を解くFS判定です。
GMからは「ゴールは20ですが、超えれば超えるほどクライマックスでいいことがあります」とアドバイス。
普段はぎりぎりを攻める仲間たちですが、今まで持ってるのにあまり使わなかったギルドサポート《最後の力》《結束》があるじゃん、ということでフェイトをばんばん使おうって感じになりました。

最初の服を脱がす判定でひと悶着あったり、ルーシーの中の人が「フェイ党」の演説をうったり、アシュさんがエリンの深淵のユグドラシルを感じたりなんてイベントもありましたが、紙幅の関係で省略(笑)。
4ラウンドで34点まで進行値を貯めてクリアーです。

マヅラー「うん、、、うん、なるほど。。。やはりそうか。ありがとう」
術式が終わったマヅラー。
見た目は何も変わらないマヅラーですが、翌日の総攻撃の作戦をハウンドに教えてくれます。
そもそもこの行動すら、十二支魔族と「あのお方」に不利に働く行為のため、今まではできなかったということ。
しかし、その時窓の外からガルの使い魔が見ていたことにルーシーが気づきます。
マヅラーの作戦が本当かどうか、覗き見ていたガルがどこまで知っているのか。
不透明な部分はありつつも、ハウンド一行はその情報を基にしつつ、万が一も考えながら準備して翌日を迎えます。

■クライマックス
マヅラーの伝えた情報通り、ヒルベニアの南北から魔族が攻めてきます。
北は恵流、エウメニア、ツッキーのNPC組。
南にアシュ、ルーシー、ウサミのPC組が待機。

マヅラーの言う通り、南側にはシュリとヴァリンが来てPCたちと対峙しますが、どうやら北側には来るはずのガルとマヅラーがいない様子。
東側でマヅラーとガルがぶつかる魔力が観測されます。

アシュ「東にガル?! マヅラーが止めてくれてる、、、の?」
ウサミ「もしマヅラーが裏切っても、先輩たちならなんとかしてくれるはず」
ルーシー「今我らは眼の前の試練に集中するとき!」
シュリ「何をごちゃごちゃ言ってるっすか。お前たちなんか俺がのしてやるっすよ!」
ヴァリン「何よ、ハウンドをやっつけるのはわたしよ!」
シュリ「俺っす!」ヴァリン「わたしよ!」
アシュ「、、、とりあえず、始めようか?」

いがみあうシュリとヴァリンを見て「大丈夫かこいつら?」という空気を出しつつもクライマックス戦闘開始です!

いつも通り、まずは《限界突破》してエネミー識別。
ヴァリンがシュリに騎乗して強力なコンボを叩き出す構成におののくハウンド一行。
しかし、2人はケンカして騎乗状態にならない(笑)。
ウサミが《カバーリング》して、アシュのケセド強化入《守護結界》とルーシーの《ロジカルウォール》でダメコン。
300点以上回復するアシュの《奇跡の雫》でもって、戦線は安定したままシュリとヴァリンのHPが削れていきます。
「何かあるな?」と思いつつも、《再行動》入れて1.5ラウンドぐらいで2人は戦闘不能。

GM「今ので、ヴァリンも戦闘不能になります。ラウンド終了の処理をお願いします」
アシュ「終わった、、、?」
ルーシー「いや」
ウサミ「まだ何かある、はず」
GM「次のラウンドのセットアップ。戦場の東側から、傷ついたガルが登場します!」
PL一同「やっぱりきたー!」

ガル「あんたたち、何やってるんだい」
シュリ・ヴァリン「姐さん!」
ガル「最後ぐらい、きっちり戦いな!」
GM「オリジナルパワーの《喝っ》で2人の戦闘不能を解除します。あと、ガルも傷ついてますが、戦闘に参加します」
シュリ「姐さんに言われちゃ仕方ない、、、ヴァリン、俺に乗れ!」
ヴァリン「言われなくても! シュリ、今だけは協力してあげるわ!」
シュリ・ヴァリン「いくぞ!」
ガル「さあ、いいところ見せてくれ」
ウサミ「3人、、!」
ルーシー「エネミー識別! ガルも、油断はできないぞ!」

《陣形》でシュリ+ヴァリンの攻撃範囲から逃れるように位置どりに移動するハウンド。
しかし、ガルの攻撃は風で攻撃したPCを移動させる!

ウサミ「狂戦士化状態だから、リアクションできない」
GM「ガルの攻撃が命中しましたね? じゃあ、5mこっちに移動してください」
ウサミ「やば、ここは、シュリの射程内!」
シュリ・ヴァリン「俺(わたし)たちの連携を見るっす!」

3人のスキルがうまく組み合わさってハウンドを襲います。
《限界突破》と《再行動》もなくなって一瞬力が抜けたハウンドが戦慄。
別エンゲージにいるハウンドを、走りながら轢き殺す広範囲連続攻撃が炸裂!

フェイトや《パトロナイズ》を駆使してダメージを減らしますが、仲間をかばったウサミが戦闘不能。
でも《リブート》で復活!
演出で人工皮膚が破れ、機械の身体が露わになります。

シュリ「なあ魔族モドキ、人間よりもあたしたちみたいじゃないか?」
ウサミ「わたしは、人間だ!」
アシュ「ウサミさん、回復を」
ウサミ「アシュ、まだいい。わたしはここから戦える」
ウサミの中の人「具体的には《死神の手》を使いたいから、HP1のままが都合がいい」
アシュ「ウサミさん、、、わかりました。信じます!」

行動値の早い敵側3人の行動が終わり、ここからPLたちの手番!
ルーシーの魔法剣+3連続シーン攻撃!
さきほどのPCたちのように、シュリはヴァリンをかばい、ヴァリンはシュリのダメージを減少させる。
うまくダメコンする2人とは別のエンゲージだったガルが、なんと先に戦闘不能に。

ガル「あたしはここまでだ。シュリ、ヴァリン、最後にかっこいいところ見せておくれよ!」
シュリ・ヴァリン「姐さん!」

感動のやり取りがあったのですが、、、。
ルーシーの手番の後はウサミ。
HP1のウサミはすでに必殺の攻撃態勢に入っていました。
《戦鬼》から始まり《死神の手》や《ボルテクスアタック》を乗せた1000点級ダメージの連発でシュリ、ヴァリンと順番に倒されました。

ウサミ「あんたたちの連携はすごかった。でも、わたしたちの方が強い!」
アシュ「もし、最初から連携していたら、、、危なかったかもしれないですね」

■エンディング
そして、ここから怒涛のエンディングフェイズです!

倒れ、黒い風にまかれ、星に吸収されるガル、シュリ、ヴァリン。
そして星の輝きがどんどん強くなる中、集まってくる恵流、エウメニア、ツッキー。
そして傷ついたマヅラー。
PLたちが「あ、マヅラーちゃんと戦ってたんだ」と思う中、シーンは進行していきます。

輝く歳星から降りてきた光が空間を歪ませ、巨大なドラグコアが現れます。
そこから無機質な音声が空間を響かせます。

歳星「適合するデバイスを検出中。適合するデバイスを検出中」
マヅラー「じゃあ約束通り。僕がいくよ」

マヅラーの身体がふわりと浮かび、輝くドラグコアと並びます。

歳星「適合するデバイスを検出。ソフトウェアをインストールします」

光るエネルギーがマヅラーに吸収され始めます。
ぼろぼろだったマヅラーの傷が治っていきます。
後光のようにドラグコアを背負うマヅラーがハウンドに語りかけます。

マヅラー「君たちは、自由とはなんだと思う?」
マヅラー「たくさんの世界で、弱いもの、力がないものが虐げられるのを見てきた」
マヅラー「本当の自由とは、何者にも縛られない、強い力が必要だ」
マヅラー「この世界も、他の世界も、僕の力にする!」
ルーシー「それでは、その歳星の言いなりではないか?!」
マヅラー「これは僕の意思、自由を求める感情だ」
ウサミ「でも結果は一緒じゃん、、!」
アシュ「色々協力してくれる約束はどうするんですか?」
マヅラー「今からでも協力はしよう。でも、この世界のエネルギーはもらうけどね」

不敵に笑うマヅラーの背後で、突然光が明滅します。

歳星「インストール容量が不足しています。インストールを中止します」
マヅラー「何!?」
ルーシー「あぁ?!、、、みんな、逃げ、、ろ!」

マヅラーが弾かれ地面に転がります。治っていたはずの傷が戻り、またぼろぼろに。
逆にルーシーが空中に浮かび上がり、インストールが開始されます。
ドラグコアと歳星を背負い、ルーシーの口からルーシーの声で、ルーシーではない言葉が発せられます。

ルーシー(歳星)「この世界のエネルギーをもらう」

すさまじい魔力を放出するルーシー(歳星)を前に、ハウンド一行はいったん撤退するのでした。


0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2022年04月>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930