アイマス日記：秩父鉄道の樋口駅へ行く

アイドルマスターシャイニーカラーズのユニット、「ノクチル」のメンバー、樋口円香の苗字を持つ、秩父鉄道の樋口駅に行ってきた。

秩父鉄道は３月にＩＣカードを導入し、多くの駅を無人化（駅員無配置）にするという情報を得た。suicaやパスモが使えるようになるのは便利だが、切符が買えなくなる...？
コロナが収まるのを待ってはいられない。思い立って今日、行ってきたのだ。
羽生を９時34分発の影森行きで出発。元東急の車両を改造した２両編成だった。２両で十分な輸送力とは...。子供時代、ハイカーやキャンパーで満員の秩父鉄道の電車には何度も乗ったことがあるだけに、鉄道に未来はないと悲観的な気持ちになってしまう。
１時間ほどで樋口駅に着いた。細い島式ホームに事務室や詰め所が立てられた小さな駅。
券売機は無く、切符を買うと、硬券だった。寄居から先はまだ硬券が生き残っているのだ。切符が欲しい方は今月中に行動しよう。すでにＩＣカードの読み取り機も設置されていた。

帰りの上り電車は３０分以上も後。その間に、上下の貨物列車が通った。勿論撮影する。
１１時１０分、石灰石を満載した上りの貨物列車が来て、構内踏切をふさいで停車。そのまま１５分ほど止まり、下り電車を待つ。秩父の貨物列車が構内踏切をふさいで長時間止まるさまははじめて見た。子供時代、夏休みのキャンプで秩父鉄道には何度も乗ったが、貨物列車は電車から見るだけだったから。

ＩＣカード導入で駅員無配置化が行われたら、ＩＣカードの無い乗客の運賃収受はどうするのだろう。電車に運賃箱を置く予定は無い様なので、防犯対策を兼ねて車掌を乗せ、車内で運賃収受をすべきでは。ドア開閉は運転士にまかせればいい。

昔ながらの風情が残る秩父鉄道にも、時代の波が押し寄せるのか...。