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2022年02月18日15:11

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読書感想文シリーズその1309「後宮の烏 第6巻」

「後宮の烏 第6巻」
白川紺子
集英社オレンジ文庫
2022年2月18日読了

[集英社による内容紹介]
https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-680400-4
寿雪の銀髪が、衆目にさらされた。その銀髪こそが、前王朝の血を引く証だった。高峻が策をもって隠してきた寿雪の秘密がしられてしまったのだ。同時に、柳寿雪は化け物を退治した美しき巫婆だという評判も城下に広がり始めていた。だが寿雪本人の魂は何処かへとってしまい、その肉体に宿り動かしているのは“烏”だった。そして騒動のさなか、衣斯哈の行方も不明となり、白雷と隠娘もともに姿を消していた。寿雪の命を守れるかどうかの瀬戸際に立っている――そう考え冷たい汗をにじませる高峻。状況は緊迫の度合いを高めていく中、寿雪の魂を呼び戻すためには血縁者の存在が不可欠だという情報がもたらされるが……? 物語は新たな局面へ。圧倒的中華幻想譚、緊迫の第6巻!

[読書感想文]
諸般の事情で休み休み読んだので、とても時間がかかったんだけど、間があいても気にならなかったのにびっくり。設定的には複雑で、そう書いてもあるんだけど、実際にはとても簡略化して書かれているのね。そういう認識の上で読むと、この巻でも重いはずのエピソード群がサクサク進む、進む。このテの作品ならフツー数巻使うようなエピソードがサクッと片付いてることを再確認したわ。たとえば主人公、この巻じゃ起きねーよ、フツー。うーむ、いいんだか悪いんだか。ま、そこんところに少し思うところもあるけど、フツーに楽しめたので、いいか。
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