mixiユーザー(id:17515094)

2021年12月24日11:13

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美少女プラモデルから見る中国の生産安定性

予約を掛けていたダークアドヴェントシリーズのソフィアというキットが発売日に家に届いたのだが、如何せん時間はないわ体は壊すわで素体しか作れてない始末。
年末にFD3S RX-7の模型の製作を進めつつ武装作りに着手するつもりだが、三が日から仕事だし何処までチャージ出来るか。

さて。
このダークアドヴェント ソフィアというキットだが、予約が開始されたのは5月の頭のこと。
発売時期も当初は9月だったか。
模型の新商品予約が発売の半年以上前から行われるのは珍しくなく、今も人気商品だと予約受付開始から10分もせず完売なんてのも良くある話だ。
前にも書いたかもしれないが、美少女プラモデルの購入は本当に一期一会。
アップデート版キットと言え予約を掛けられたのはラッキーだった。
それが正式な発売日の発表を待っていたら、あれよあれよの12月。
一時は年内の発売を諦めたほどだ。
ではなぜこれほどまでに発売が延期になったのか。
その理由は中国の電力不足による生産力低下とされている。

美少女プラモデルに限らず、原型を日本国内で作り中国で製品の生産を行っている模型メーカーが美少女プラモデルに限らず多い。
日本よりトータルコストが安い中国で生産をすることで利益率を上げるのがその目的だ。
故に今中国発の模型メーカーの中には日本のメーカーから生産を委託されている所も多い。
一方で中国はオーストラリアへの対抗措置として石炭の輸入を止めたことだ発電所を稼働させる燃料が不足し、満足に電力を補えていない現実がある。
共産党はCO2排出量の減少を図るためと発表しているが、本音などたかが知れている。
兎に角それが理由で工場を稼働できずやむ無く生産調整をしている所も多いのだそうだ。

その影響は未だに続いていて、発売日の延期発表は国内外合わせて未だ後を絶たない。
私事で言えば以前血反吐を吐きながらアンダーゲートと戦い作り上げた中華メーカーの新作が出来もよく可愛いので狙っているのだが、案の定発売予定日が二転三転している。
これだけ見ても、安定的な生産体制を構築出来ていないのは推測できる。

年が明ければ北京の冬季五輪が予定されている。
共産党は面目を保つためにオリンピックに注力をするのは目に見えていて、それは電力の配分も同じこと。
企業の生産能力に不安が残る日々はそう簡単に終わりを見せそうにない。
これを期に模型メーカーを含む各企業が生産拠点をどういう風に整備していくのか見物である。
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