●桂まん我「平林(たいらばやし)」
丁稚の定吉っとんが旦さんの使いで本町の「平林(ひらばやし)」さんを訪ねることに、しかし読み方を忘れてしまい道行く人に聞いてみる。と、聞く人聞く人「たいらばやし」「ひらりん」「いちはちじゅうのもくもく」「ひとつとやっつでとっきっき」すべて教えが違う。さて、定吉っとんは目的地にたどり着けるのか……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug306.htm
●(六代)笑福亭松鶴「正月丁稚」:江戸落語「かつぎや」
お正月、船場の商家では朝早く起き、皆で祝いの膳を囲むという習わしがありました。縁起物の大福(おおぶく)茶を飲み、お雑煮をいただいて一年の健康を願ったのだそうです。番頭さんはゲンを担ぐため「大福や、茶碗の中に、開く梅」太助さんは「大福や、茶碗の中に、匂う梅」と詠むのですが、丁稚の定吉っとん「大福や、茶碗の中に、昆布と梅干の土左衛門、苦しぃ苦しぃ」元旦そうそうゲンの悪いことを言っては大旦那を困らせます。「要らんこと言わんと、雑煮を祝いなはれ」叱られながら手に持った箸、両端が細くて中ほどが太くなっている「祝い箸」の形が気になり、大旦那にそのいわれを尋ねると……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug307.htm
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【箸休め洋画鑑賞】 気まま時代
#DVD(C)-126
Carefree, 気まま時代, Mark Sandrich(dir),
Irving Berlin and Victor Baravalle(music), USA, 1938, 83min.
Fred Astaire, Ginger Rogers, Ralph Bellamy, Luella Gear, Jack Carson, Clarence Kolb
RKO Radio Pictures, IVCA-18508
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