『竜とそばかすの姫』 2021年75作目 ☆☆☆★ ユナイテッドシネマ大河原
https://ryu-to-sobakasu-no-hime.jp/
細田守監督の最新作。
実に「細田守監督らしい」作品です。
「細田守監督らしい」ので細田監督作品好きとしては嬉しいのですが、大変申し訳ないのですが「悪い意味でこなれて来た」ように感じてしまいました。
ジブリとエヴァを抑えている日テレが同じく抑えているの、色々云われちゃったのかな。と思ったりしました。
話自体は、私生活は冴えない平凡な女子高生がネットの世界は世界レベルの歌姫で、ネットの世界でのトラブルを解決する話。
とっても「細田守監督らしい」話です。
ネットの世界が舞台なのは『サマーウォーズ』。
地方が舞台(今作は高知)なのは『おおかみこどもの雨と雪』。
女子高生が主人公なのは『時をかける少女』。
全部の作品が少年、少女が主人公だし、「自分の居場所を探す」のは『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』でも描かれていた。
なので「集大成?」とかちょっと思っちゃいました。
『未来のミライ』が「主人公が幼過ぎる」ので乗れませんでしたが、今作は「音楽」が重要でして、楽曲としては素晴らしいのですが好みではないので…
話のキーも、「クソオヤジの児童虐待」でこれも吐き気がして乗れませんでした。
風景が綺麗で、魅力的なキャラクターも沢山居て、そこかしこに「細田守監督らしさ」が潜んでいる作品なのですが、☆4つはつけていい筈なのに3.5です。
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