『ゴジラVSコング』 2021年67作目 ☆☆☆★ ユナイテッドシネマ大河原
https://godzilla-movie.jp/
「モンスターバース・シリーズ」の第4弾にして完結編。
前作の『ゴジラKing of monsters』(『ゴジラKOM』)の直接の続編。
簡潔に感想を云うと、「何か微妙」でした…
前作『ゴジラKOM』でのは、環境テロリストが人間を殺しまくる残虐さに「人間どうしで殺し合ってる場合か」と呆れ果て、「ごめん、あたしこっち側なの」との壮絶な裏切りに憤慨したものでしたが、そこまでは酷くはないものの「何か微妙」でした。
キングコング側の視点で進むのですが、コングはアメリカなのでこれはこれで良いのです。
『キングコング髑髏島の巨神』からさらに成長して、全長が100mちょっとになってゴジラと張り合えるサイズにまで成長してました。
ただ、保護する為。との事で巨大なドームの中に住んでいるのですが、どんだけドームでかいの?
それと、この世界では「地球空洞説」が採用されていて、地下には巨大な空間が広がっていてそこがキングコングの生まれ故郷で、他にも巨大生物が住んでいる(髑髏島の巨大生物はここから髑髏島に出て行っている)。
「地球空洞説」に違和感を感じなければ問題はないです。
アメリカから中国まで地下リニアが有ったり、ゴジラが地下世界にまで繋がる穴開けたりしますけど。
ゴジラの方は「何か」に危機を感じたのか、狂暴化してる。
なもので、『ゴジラKOM』からの「怪獣は人類の脅威、ゴジラ駆除すべし」が未だに収まっていない。
原因は、日本公開前に既にネタバレしていたメカゴジラ。
『ゴジラKOM』のラストで出たアレを使ってメカゴジラを作ったら、そらゴジラ起こるよね。
デザインも正直ダサイ。
予算もCGも膨大に使ってるのに、メカゴジラのデザインのダサさ。
メカゴジラの操縦者役が小栗旬さんで、『ゴジラKOM』で亡くなった渡辺謙さん演じる芹澤博士の息子役なんだけど、これも微妙。
「何か微妙」の原因の多くがメカゴジラ関係で、残念でならない。
話としては、
ゴジラが怒ってる。
↓
コングに何とかしてもらおう。
↓
ゴジラVSコング。
↓
メカゴジラのせいでした。
↓
メカゴジラ暴走。
↓
どないすんねん。
なので、不安要素は無い筈なのに「何か微妙」になったのはやっぱり全部メカゴジラのせいですね。
楽しみにしていた作品だけに残念です。
怪獣映画としての見所はあったので☆3.5はつけるけど、もっと高評価になった筈なのにね。
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