『RUN』ラン 2021年65作目 ☆☆☆★ TOHOシネマズ仙台
https://run-movie.jp/
いきなりネタバレですが、「代理ミュンヒハウゼン症候群」の話です。
監督とスタッフは『search』(サーチ)の監督とスタッフで、『search』では「PCとスマホ等の画面だけ」で映画を作ってましたが、こちらは「娘と母」の二人だけで話を作ってました(登場人物は娘と母の他にも居ます)。
幼少期から体が不自由な娘とかいがいしく娘の世話をする母の話なのですが、母の行動に前々から不審を抱いていた娘が「不審」が「確信」に変わり、母の支配から抜け出す話。
主人公は娘さんで、足が不自由で車椅子で生活しているのですが、演じた女優さんも実際に車椅子で生活をされている方で、どのシーンも非常にリアルで特に車椅子での逃走シーンはリアルさが迫真でした。
母親の異常さの描写と、「母への不審が確信に変わる」一連のシーンが細かく描写されていて、話そのものは単純なのですが一つ一つが丁寧なので見応えがありました。
ただ、ラストシーンは怖かった…
「因果応報」、「廻る因果は巡る」とは云いますがあれは…
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