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2021年10月04日23:54

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『「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択』 2021年57作目 ☆☆☆★ MOVIX仙台

『「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択』 2021年57作目 ☆☆☆★ MOVIX仙台
https://yamato2202.net/omnibus2202/

 やたら長いタイトルですが、ぶっちゃけ「総集編」です。
 「こんな事もあろうかと」の真田副長が語り部となってドキュメンタリー風に「今までのヤマト」(2199、2202はあったけど、星巡る方舟はあったっけ?)を解説してました。
 新規作成パートでは「ヤマトに至るまで」が描かれていて、2199、2022を観ている身としてはこちらの方が新鮮でした。

 アポロ11号の打ち上げと、国際宇宙ステーションの建設は史実のとおりなのですが、飛んで2141年には「戦艦大和」の引き上げ。
 バラバラになて海底に沈んでいる《大和》を引き上げたそうです。
 2145年には「第二次世界大戦終結二百周年式典」で、「二度と戦争をしない」との不戦の決意を込めて「大和を復元して沈める」。
 《大和》と2199の《大和》ではサイズに違いがあった(《大和》の主砲45サンチ、副砲15.5サンチ。《ヤマト》の主砲50サンチ、副砲20サンチ。)のはこのせいでしょうか?
 2164年と2180年は「二度と戦争をしない」と不戦の誓いをしたにもかかわらず、植民した火星と二回戦争をする。

 何かこの二つは、「デザインを改めた結果、設定を変更してサイズを大きくした」「ガミラスと接触した際に地球に宇宙艦隊が既にあった」ことの後付け設定な気もしますが、こうやって細かく設定がされているのは良いですね。
 
 後は「2199」でのイスカンダルへの旅路とガミラスとの戦闘。
 「2202」でのガトランティスとの戦闘とガミラスとの同盟。

 「2199」では設定の細かさ。特にガミラス側の細かさには驚きました。
 あと沖田艦長。
 「馬鹿め」「死中に活」「地球か…何もかも皆懐かしい」
 沖田艦長あっての《ヤマト》。

 「2202」ではやはり最後の選択でしょうね。
 「住民投票に委ねる」とは如何にも福井晴敏先生らしい選択ですけど、時間断層を失ったのはあまりにも大きいと思う。
 絶望的なまでの戦力差のガトランティスを破ったのは凄いけど。

 とまあこんな感じで、「2199」と「2202」のおさらいに相応しい作品でした。
 2作とも既に観ている人にはより深く。
 観ていない人には「2199と2202がどんな作品なのか」が良く分かる作品でした。

 新作の『宇宙戦艦ヤマト2205新たなる旅立ち』も楽しみです。


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