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2021年05月23日18:15

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日本人の驕りと偏見と... 再度「人権」というものを考えたい。

外国人研修制度は本来は国際協力を目的としているもののはずだったんですが、実情としては日本人の若い人が嫌ってなかなか人が集まらない業種(いわゆる3K)に人材を確保するためだったり、価格競争にさらされている中小企業が、低賃金の労働力確保のためにというケースがかなり多くなってきています。

「つぶやき」にも散見されますが、日本人の外国人(特にアジア諸国)への偏見・差別はかなり根深いものがあり、人権を無視した行為が多発しています。
もちろん低賃金などの問題もあるのでしょうが、安全への対応が疎かだったり...これは彼らの人権を軽んじているから他になりません。実際に外国人労働者の労災事故は、日本の労働者の2倍ともいわれています。
長時間労働や劣悪な作業環境も事故を起こす原因の一つですが、これも大本には彼らの人権を軽んじているからです。

病気になって命を落とす方も多いようですが、自殺も多いようです。
職場ではいじめが横行し、暴行や脅迫、セクハラ、旅券や在留カードを取り上げられるといったことも少なくありません。
仕事中に怪我をしたのに治療を受けさせてもらえないといった「労災隠し」も起きています。
で、こういったことが、トヨタとか日立製作所などの日本を代表する大企業の下請けの会社や工場などでも行われているのです。

そういった劣悪な環境から逃れても、地下に潜るしかなく...
犯罪に走ってしまうという悪循環を生み出しているのでしょう。
実際、失踪は年間7000人を超えるとか...

ベトナム人たちが一番に望むことは「日本人と同じ『一人の人間として』扱って欲しい」と...ある支援団体のベトナム人が切実に訴えていました。


■在留取り消し1210人=過去最多、技能実習・留学で9割―入管庁
(時事通信社 - 05月21日 22:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6526628
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