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2021年04月30日04:08

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最近ナニゲにオモロかったアニメ

最近ナニゲにオモロかったアニメ「グラゼニ」

「プロ野球もの」ではあるが、野球の試合自体は殆ど描かれない。
プロのシビアさというかリアリティがウリ。主人公は年俸1,800万※の地味な選手(左のワンポイントリリーフ)であり、ファンタジー要素はナシ。
同じく原作が「モーニング」連載だった作品で例えれば
「イケメンでも何でもなく(もちろん愛人とかいない)、中間管理職のままリタイアする島耕作」みたいなもの。

(※主人公は20代後半。「高いと思われるかも知れないが、ボクらはせいぜい30代で引退するし、それどころか来年クビとかフツーにあり得るから、600万のサラリーマンの人が3年で追い付く金額なんて高額でも何でもない。」とは主人公の弁。)

「そんなの誰が見たいんだよw そんなことのために架空の球団とか選手とか一所懸命考え出したの?なんてゴクローな...
(フツーにプロ野球を観てればそれで済むじゃん)」
と、はじめは全く期待していなかったのだが、

「二軍落ち→戦力外通告、来年の税金のために必死にコネにしがみ付く人」とか「ドラ1入団も鳴かず飛ばず、若くして引退後は球団職員に→今は売店の売り子」みたいな話が多いので、
「ナルホド、こりゃノンフィクションは気マズいよね(^^;」と、腑に落ちた。
かといってそういう悲談美談がどうこうではなく、「そういうシビアな世の中だからこそ、僕は僕で、自分の出来る仕事をコツコツやりますよ!」がテーマ、なのがいい。

所謂"セル画"的な、あまりおカネのかかってない感じの絵柄ながら、
主人公の投球フォームにだけ、シレっとモーションキャプチャーを使っている
(と思う。たぶん。モデルは誰かな?宮西尚生なんて似てるけど大物過ぎるか)
あたりも、野球へのリスペクトが感じられて好感(必殺技を出すヒーローみたいな描写は皆無)。

主演は落合福嗣。この子最近
「Rapsode(TM)を導入して進化を試みる投手(&球団)を追うドキュメント」のナレーション見たな。
七光り繋がりかっ (^∀^)つ
(言うまでもなく、彼の父は三冠王3度のレジェンド落合博満である。)

そういや、いま野球で「マンガ顔負けのファンタジー」と言えば
無論、筆頭は「大谷翔平」であるが、
ORIXの「山本由伸+頓宮裕真」バッテリーも、なかなかじゃあないか。
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