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2021年04月20日02:23

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顕性・潜性という言葉自体は昭和から有る。

中学理科、2021年から遺伝用語「優性・劣性」が「顕性・潜性」に “劣性遺伝”は間違いになる? 文科省に聞いた
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=6489733、>近年は遺伝学会・生物学会を中心に「顕性・潜性」を使う動きが推し進められてきました。
と書いてあるが、「顕性・潜性」という言葉自体はもっと古く昭和、恐らく戦前から有った。
 現時点で自分が確認出来た一番古い用法はこれ↓
平凡社の世界大百科事典第30巻(1972年初版、1975年版)P578ゆうせい優性 ある対立遺伝子について異なった2個体を交雑したとき、雑種第一世代(F1)に一方の親だけの形質が現れる場合に、現れた形質の遺伝子はかくされた形質の遺伝子に対して優性であるといい、かくされたほうは劣性であるという。代わりに顕性、潜性などという人もある。

劣性(潜性)の例:金髪や碧眼。では金髪や碧眼が劣っているのだろうか?違う。だが劣った性質と普通は解釈するような字面なのに実際は劣ってはいないとのですというのは幾ら何でも無理が有る。そう書けばそう読む。これははおかしいと考えるのは至極当然で別の言い方を考える方がふさわしいという考えに至るのも又自然な流れである。すなわち必然の産物として顕性・潜性という言葉は結構古くから有った。



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