【北部】米空軍のMC130J特殊作戦機とみられる大型機の低空飛行が22日、名護市豊原沖で確認された。大型機はうるま市伊計島方面から飛来し、海岸線周辺で方向転換し、本島東海岸沿いを北上した。
市内の40代男性が機体を目撃したのは午後0時4分ごろ。高度は数十メートル程度だったという。機体は海岸線で方向転換して、市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ方面に飛び去ったという。 シュワブ周辺では米海兵隊のヘリや垂直離着陸機MV22オスプレイの飛行、離着陸訓練は見られるが、陸地周辺での固定翼機の低空飛行は珍しいという。男性は「最近報道されている機体と似ていると思い撮影した。議会の抗議も無視して訓練を続けており、沖縄全体が訓練場になっていると感じる」と危機感をあらわにした。
国頭村の辺戸岬でも同日、同型機とみられる大型機の低空飛行が2回確認された。午前8時56分と午後0時13分ごろで、いずれも岬沖で機首を鹿児島県与論島方面に向けて北上したという。
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