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2021年02月07日13:31

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2020-02-06 自宅(酢キャベツは煮て食え)

 「果報は寝て待て」のマネ。
 金曜日の仕事帰りに立ち寄った酒の量販店で購入した、ポーランド製の瓶詰ザワークラウト。660gも入って税別198円という安さ。
 で、帰って早速食べようとしたが、この蓋がめっぽう固く、全く開かない。息子に頼んだところ、息子でも最初は駄目だったが、ムキになって開けにかかってくれて、何とかオープン。
 少し箸でつまんで食べると、やっぱり酸っぱい。酸っぱいが、酸っぱさの向こうに塩味とほのかな漬物臭がするのが面白い。
 ピクルスとは違う、発行した漬物の感じ。少々なら美味しく食べられるので酒のアテにちょっとづつ食べた。
 でも、待ったく減っていかないので、これは最初に考えていたとおり、料理の材料とすることとした。
 以前、世界のミリタリー飯の本に、ドイツの伝統料理としてのザワークラウトの紹介で、ドイツではそのままでなく料理の材料として使用するとあり、長く茶色いソーセージの下に敷かれた、薄茶色に煮られたザワークラウトの写真が載っていた。
 これは試してみたい、食べてみたいと思いつつ、ザワークラウト(塩キャベツに酢をかけただけの似非ではなく、発行した本物)が手に入らなかったので試せなかったのだが、今回はポーランド製だ。ポーランド製。ドイツではないがその隣、本場と言っていいだろう。
 で、レシピはネットで探すと直ぐに出てきた。
 驚いたけど納得したのは、ザワークラウトを酢から出して、しっかり水洗いするという点。まあ、酸っぱい煮物なんて食べたくないから当然といえば当然か。
 今回は、家族に不評であれば独りで処分しなければならないので、レシピに示された量の3分の1の量としたが、それでもザワークラウトを瓶の半分近くを使用することとなった。ザルにザワークラウトを出して水道でザクザクと洗う。酢を完全に洗い流してから一つまみ口に入れると酢の味は殆ど飛んでしまっているが、塩味はかすかにする。うん、漬物だ。
 そして、玉ねぎを薄く切るところから始めたので以外とメンドくさいのが難点。玉ねぎが無かったので、新玉ねぎを買ってきた。ベーコンも使うのでそれも買い、メインのソーセージも購入。金かかるなあ。
 ソーセージは、悩んだ。アルトバイエルンを買いたかったがやはり高価だ。それ以外のシャウエッセンもまだ高い。結局似た感じのもっと安いポークソーセージを購入。
 で、薄切り玉ねぎを刻みニンニクと一緒にオリーブオイルで炒めで、酢抜きをしたザワークラウトとベーコンを投入。合わせ炒めてからコンソメスープを椀一杯(330cc位か)を入れて煮る。ひたすら煮る。
 焼く10分程煮たら、ソーセージ投入してまた煮る。ただただ、煮る。15分程煮て、完成。
 皿に盛ったら、ソーセージは短くで安っぽいが、まあ、写真に近い感じか。食べてみると、酢の気配は殆どなく、独特の漬物の風味と塩気、コンソメスープの塩気と出汁感、ベーコンの脂が案外と美味い。
 ソーセージとも違和感が全く無い、というか、これ本格的なクセのあるソーセージだったら、もっと相性が良さそう。
 一口勧めた奥さんも「ロールキャベツみたいな味」と割と感触が良かった。少々見栄えは悪いが、夕飯の一品としてはまあまあか。
 と思って夕飯で提供してみたが、家族は皆、微妙な顔。息子は「不味くは、無い」との感想。良い感触だった奥さんも「今、キャベツの煮たのはちょっと・・・」と箸を出さない。結局、ほぼ独りで酒(日本酒に冷や)で食べ尽すこととなった。あー、ご馳走様。
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