今年度の仕事終了を待たずに、1月27日に丸沼高原スキー場に、そして今月4日には再開した草津温泉スキー場に行ってきました。どちらも滑走中やリフト乗り場でマスク着用を強制されることはありませんでした。丸沼のロープウェイでは8人乗りのゴンドラは3人までに人数制限がされていました。
丸沼は相変わらず十代後半から二十代のスノーボーダーが大半を占めており、スキーヤーは少数派です。積雪は245センチで質も申し分なく、午前に二度転倒しましたが怪我もなく楽しく滑れました。
草津は雪不足ではありませんが、深刻な客不足です。白根火山ロープウェイ廃止から3年目ですが、コロナ禍もあるためか、スキー場全体がガランとしています。3万円の顔写真付きシーズンチケットを腕に付けた白髪頭のお爺さんが目立ち、「これでは潰れてしまうぞ」と心配になりました。丸沼の方が楽しいのですが、火傷の温泉治療も兼ねて、あと2回は草津に行こうと思います。
4日の草津では8時半から滑り始めて2時間ほどは天気が良かったのですが、10時半頃から徐々に小雪が降ってきて、昼過ぎには本格的な降雪で、快調に滑れた圧雪ゲレンデも傾斜の緩い箇所では、新雪が積もるにつれて中々滑らなくなってきました。昨シーズンから「株式会社マルヤ」の「フッ素配合ナマ塗りタイプ Rub−on AllRound WAX」というピンク色の固形ベースワックスにしたのですが、簡単に塗れるスプレータイプワックスも現地に持参した方が良いような気がします。
雪不足だった昨年3月中旬に行ってみたら既に営業を終了していた「スキー専用 かたしな高原スキー場」にも雪のあるうちに行ってみます。
昨年は、何が何でも夕方6時半には松戸の実家に行って母の夕食を用意するということがありましたので、滑走後の温泉など考えられませんでしたが、今年はのんびりしたものです。
ガーラ湯沢スキー場が、「この冬のスキーシーズンは、レストハウス「チアーズ」2階のレストラン「セランビ」内にワーケーションブースを3つ設置しています。」とのこと。スキー場で採点などしているとイライラしてしまうかもしれませんが、午前・午後と採点して夕方からナイターーチケットで滑って帰る、なんてことする大学教員もいるかもしれません。
私ならやってしまいそうです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e87d2b93819129809dc9c9460966361a57c54a59?page=2
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新しいワックスは、12日(金曜日)にさっそく草津で試しましたが、好天に恵まれて新雪が積もらなかったせいか、雪に埋もれた国道292号線をそのまま初心者向けロングコースにした「R292コース」でも快調に滑りました。
天狗の壁を3回滑りましたが、滑る度に頭上から女の悲鳴が聞こえます。「ウギャァー」「ホンギャー」「ンギョーゲェ」など何とも表現しにくいすごい悲鳴なので、三回目に停まって頭上を振り仰ぐと、天狗の壁の頂上からレストハウスまでの距離700メートル高低差110メートルを、ワイヤーロープと滑車を使って滑り降りるアトラクション「バンジップ テング」というものが設置され、スキーをやらなくても、1回2千円也で強烈なスリルを楽しめるようになっていたのでした。
リフトの1日券を買っても4千円(電子マネーWAONなら3500円)なので、数秒の快楽に2千円払う人の気が知れませんが、スキーというのは学生時代までに覚えないと、かなり敷居の高いレジャーなのかもしれません。温泉に来たついでにスキーをやらない人でも2千円で楽しめるわけです。
ところで、12日は草津の第2駐車場に忘れ物をしてしまいました。スキー靴から普通の靴に履き替えて、スキーを自動車に収納して、スキー靴を仕舞ったミレーのリュックサックをそのまま駐車場に置き忘れて温泉に行ってしまいました。温泉でも気付かずにそのまま帰宅。気付いたのは自宅マンションの駐車場ですから、バカにもほどがあろうにというもの。
スキー靴はもちろん惜しいですが、ミレーのザックの中にはスキーシールも入れっぱなしになっており、計5〜6万円の損害にはなってしまうので、翌朝一番に草津温泉スキー場の事務所に電話したところ、ありがたいことにちゃんと保管されており、次回にチケットセンターで受け取れることになりました。今年は丸沼に1回、草津に2回行ったので、次回は「かたしな高原スキー場」か「スノーパーク尾瀬岩鞍スキー場」にしようかと思っていましたが、次回も草津です。火傷の痕を治すにはちょうどいいです。
明日(17日)行ってきます。
スキー場に隣接するハイキングコースがレンタルスノーシューで歩けるハイキングコースになっているので、次回はシールを貼ったスキーで行ってみます。
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ところで、早稲田の一般入試が深刻な志願者減となっています。2月4日に全学部で志願者数が確定しましたが、最終志願者は全学部合計9万1659人で、昨年より約1万3000人(12%)も減りました。特に深刻なのが政治経済学部で37%減とか。
今回から数学を必須にしたのが響いたようです(昨年までは国語と英語に数学・日本史・世界史等から1科目選択)。たしかに「慶應の経済と比べて早稲田政経の経済学科は数理的処理能力に欠ける」とは、いままでずっと言われてきましたので、数学を必須にしたかったのはわかりますが、慶應の入試には全学部で「国語(古漢を含む)」が有りません。ゆえに漢文古文はからっきしで無教養だが数字に強いのが慶應の経済に行き、その逆は早稲田政経タイプ。どっちもできるのは東大タイプという棲み分けができていたのです。
早稲田の志願者が10万人を割り込むなんぞ聞いたことがありません。よりによって、第1回「大学入学共通テスト」導入で新規入試制度に受験生が一番振り回された感のある今回から新しいことをやらなくてもいいのにと思います。受験料は3万5千円ですから、おおざっぱに4億円の減収です。先日とどいた同窓会誌「西北の風」に一口1万円の寄付金振込用紙が挟んであったのも頷けてしまいます。
https://www.asahi.com/edua/article/14165751
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