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2021年01月30日08:39

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ミランダ第5幕 節分の恐怖出ていくのは人間の方!

それは、2月3日の人間界のお祭りの1つで、豆を使った、服は内、鬼は外というイベントだが、ここで、ミランダ神は思った。
「出ていくのは、鬼ではなく、人間の方だと」
「フン! くだらん」
するとエスイは、
「ミランダ様。今こそミランダ様の力を世に知らしめるべきだとあ思います」
「俺の力をだと?」
「はい。あなた様の力で、人間達を恐怖のどん底に叩き落とす。それこそが、ミランダ神様の力です。私とバエホも手伝います。やりましょうよ」
「フン。お前も言う様になったじゃねえか」
と、ミランダは骨付き肉にかぶりつき、もう一本をエスイにあげた。
「ありがとうござます。ほら、バエホもお食べ」
「ガウ!」
「欠航はその、節分とやらの日で良いな」
「はい!」

そして、ついにその日が来た。

鬼に扮した人々が家を回って無病息災を願う儀式をしては豆まきで鬼を追い出す。

この時を、ミランダは隙を待っていた。

そして時は来た。
「よし、行くぞ!」
「はい!!」
ある1つの家に目を付けたミランダは、すぐさま攻撃を開始した。
なんとまめを鉛球に開け、それを用いて人間を殺し、その死骸をバエホが食べまくる。

実は、バエホはエスイの使い魔であるが、大好物は人間で、しがいも残さず食べるのだ。
「フフフフフ次に行くぞ!」
「はい」
「だがな〜このままじゃあきちまう。もっとド派手にやらねえとな」
「そうですね。町がにぎわっている所を狙う。
それでいいな!」
「はい」
そして、ミランダは上空に浮き、豆の形をした銃弾を入れたガトリング砲を担ぎ、エスイはバエホの上に乗って、時を待った。

そして、ついにその時が訪れた。

人間どもがバカ騒ぎし始めたのだ
「行くぞ!!」
「はい!!」
そして、ミランダはガトリング砲を乱射し、次々と人間を虐殺し、バエホも口から炎を出して、人間達を火の海にした。
「ほ〜。こんな力も持っていたのか」
「はい。この調子で、人間共を掃除しましょう」
「だな。よ〜し、今日はとことん暴れるぜ〜〜!!」
と、ミランダ達は暴れ、エスイとバエホも破壊と殺戮を喜んでいた。

そして、一通り、終わって戻ってくると、さっきの事が、もうニュースになっていた。
「フン。こういう時は早いな人間共のニュースとやらは」
「本当ですね」
「ま、俺達には、どうでもいい事だがな〜ハハハハハ」
と、ブラッディワインを開けて飲むと、エスイは物珍しそうに見ていた。

「お前はまだガキだからダメだ。ちょっと待ってろ」
と、ミランダは、エスイに、トマトジュースを入れてやった。
「ングング……プハ〜。美味しいですこれ 。お肉も最高です」
「ハハハ。バエホにも肉をくれてやれ」
「はい。フフフ。さて、次はどこで何をしてようやろうかな〜」
と、ミランダはカレンダ―を見た。

はたした彼のつぎなるターゲットはどこであろうか?

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