mixiユーザー(id:12582321)

2020年12月30日13:55

144 view

極私的邦楽の名盤20選 後編

さて、では本日は後編の20枚を紹介します。


11.「GIRL FRIEND ARMY」/CARNATION
森高千里との共演でも有名な、直枝政広率いるロックバンド、CARNATIONの1996年発表作。
古き良きロック、フォークの要素を存分に詰め込んだ、スケールのでかい音。
ポップかつキャッチーなメロディが際立ち、各楽曲の完成度は非常に高いです。
https://www.youtube.com/watch?v=bKE4Q0kPb2k


12.「東京」/サニーデイ・サービス
曽我部恵一率いる、はっぴいえんど直系のフォークロックを奏でる3人組が生み出した名盤。
洋楽の影響が濃いアコーすてぃんなアレンジの上を、きわめて日本的なメロディが乗っかており、その個性的な音は素直に聞き手の胸に響きます。
朴訥とした優しい曽我部の歌声も素敵です。
https://www.youtube.com/watch?v=Z-5FekT5VVE


13.「ミーのカー」/ゆらゆら帝国
異様な雰囲気をまき散らす、きわめて濃いサイケ色と、ポップかつキャッチーなメロディが極上のレベルで昇華した名盤中の名盤。
坂本慎太郎の爆音ギターと、亀川千代の太いグルーヴを生むベース、柴田一郎の超絶ドラムがすさまじいまでの緊張感を生み出す、最強トライアングル。
https://www.youtube.com/watch?v=UyVPojFBAgU


14.「SCHOOL GIRL DISTORTIONAL ADDICT」/NUMBER GIRL
日本オルタナティブロックの雄の、メジャーデビューアルバム。
和製キース・ムーンと名高いアヒトイナザワの爆裂ドラムと、空間を切り裂く音が凄まじい日本最強ギタリスト、田淵ひさ子の存在感は唯一無二。
向井秀徳のシュールな歌詞世界も素晴らしいです。
https://www.youtube.com/watch?v=SUAnU1A38ec


15.「TEAM ROCK」/くるり
日本ロックの21世紀の日の出を飾った、日本最重要ロックバンド、くるりの代表作。
牧歌的な世界観、聴き手を飲み込むかのような躍動感のあるグルーヴ。、確かに耳に残る美しいメロディが、唯一無二のくるりの世界を、至高のレベルで聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=j3nfgK33kIk


16.「velb」/デキシード・ザ・エモンズ
アベ・ジュリーとハッチ・ハッチェルのコンビによる、爆裂R&Rアルバム。
アベの説得力抜群のソウルフルなボーカルと、異常なまでの手数で聞き手を圧倒するハッチーのドラムが聞き手の耳も心も、搔っ攫っていきます。
日本人ならではの哀愁のメロディも最高。
https://www.youtube.com/watch?v=AANyWuiktAs


17.「裸になれ!」/ちぇるしぃ
京都産、危険度マックスの狂ったR&Rバンド、ちぇるしぃのミニアルバム。
このアルバムは、爆音で疾走するビートだけではなく、ソングライティングの面においても格段の成長を見せており、どの曲も一回聞けば耳に残るような印象的なメロディを聴かせてくれます。
馬場の異常なテンションで歌い上げるボーカルも見事。
https://www.youtube.com/watch?v=t5MTU1CaTCo


18.「THE GREATEST HITS」/LOVE PSYCHEDELICO
青山学院大学で結成されたロックユニットのデビューアルバム。
天文学的な成功を収めたのは、抜群のアレンジと、メリハリの利いたポップかつキャッチなメロディ、そしてKUMIの歌う英語と日本語を絶妙なバランスで組み合わせたユニークな歌詞が生み出す個性が発揮されているから。
洋楽が好きなリスナーにこそ聴いてほしい珠玉の一枚。
https://www.youtube.com/watch?v=0-vnyILgkFI


19.「あらためまして、はじめまして、ミドリです。」/ミドリ
大阪府出身のパンクバンド、ミドリが生み出した極めて危険な名盤。
爆音ギターをかき鳴らしながら縦横無尽に暴れまくる後藤まりこと、ヘビーメタルをバックボーンに持つ鍵盤奏者、ハジメの激烈な音のぶつかり合いが、終始展開される。
ジャズの影響が濃い、リズム隊の高度なテクニックを駆使しながら生み出すグルーヴも最高。
https://www.youtube.com/watch?v=EQ0mWw5ZGfg


20.「OZ」/100s
鬼才・中村一義が、のちにレキシとして大活躍する池田貴文をはじめとする当時の名うてのミュージシャンと組んだバンドが生み出した、名盤。
中村の生み出す美しきメロディを、プログレッシブロックの影響が濃いアレンジで彩った独自のスタイルで、誰にも到達できない極上の音を生み出しています。
https://www.youtube.com/watch?v=417LVRB4b4g


以上、この20枚でしょうか。

こうやって振り返ると、ハードロックとかヘビーメタルはやっぱり少なくなりますね。

好きなんだけど、主食ってわけじゃないことが、こうやって振り返ると自分自身で気づいたりします。

この20枚は生涯聴き続けることにはなるかなと思います。

では、明日と明後日は用事があり、mixiへの書き込みはできないので、皆さんとは本年、最後となります。

今年も、めいびーあいむチキンのページにお付き合いいただき、ありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。

よいお年を。

8 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する