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2020年12月27日19:12

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映画感想総まとめ2

さてさて、目算だと次は今年21本目からだと思われます。

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<strong>21「初恋」</strong>オススメ度:5

超監督三池崇史が謳い文句で「さらば、バイオレンス」と大ウソをついた映画です(笑)実際は畑も飛ぶ飛ぶ家も飛ぶぐらいの勢いで人の体の部分が飛びまくっていました。でもね、これ言い得て妙なんだけど、本質のところではあながち間違っていないような気もしてしまう、みたいに考えちゃうのがおもしろいところで。もちろん見た感じ100%バイオレンスだけど、タイトルが初恋なんだけど、恋の話のついでにバイオレンスがあった、みたいに考えてしまうような感じでした。ボクサーの窪田正孝が街でたまたま会ったやくざに追われている女の子を助けるところから始まるお話で、そこに抗争やら警察との黒い交際やらが組み合わさって、まともな人がほとんど出てこなかったなぁ(笑)染谷将太とベッキーがとにかくキレキレで、大森南朋の子悪党な感じが最高でした。内野聖陽の古き悪きオールドやくざもよすぎたなぁ。


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<strong>22「Fukushima50」</strong>オススメ度:4

これはねー、隣県のものとしては観ておかなかなければならない映画だったんだなぁ。風化させるには、昔あったことと言うには早すぎる、歴史的大事件の話でした。まず初めに思ったのは、津波のシーンが怖すぎるということで、精神的ストレスになるかもしれません、っていう注意書きまで出るすごさでした。汚染された建屋内に誰が入るかを決めるところはなんとも言えない気持ちになりました。なんとなく知っているつもりになっていた話の裏にこんなことがあったんだな、というまさに記録的記憶的な映画だと思いました。ツイッターでキャストの誕生日をお祝いするツイートをしているんだけど、なんかそれがいいんだよなぁ、生きていかなきゃ、っていうメッセージを感じました。


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<strong>23「ヲタクに恋は難しい」</strong>オススメ度:1.5

原作マンガはものすごい気になるんだよなぁ、、な気持ちで観に行きました。そんな気持ちで観に行くと間違いなくがっかりすること請け合いなお話でした。高畑充希のコメディエンヌっぷりは大好きなんだけど、それだけじゃねぇ、、原作にはないであろうミュージカルタッチな部分がなければ50分ぐらいになっちゃいそうな感じです、まぁそこが盛り上がる場所なんだろうけど。あまり印象に残らない映画でした。


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<strong>24「仮面病棟」</strong>オススメ度:4

病院という閉鎖的な場所で起こる人質事件から始まる、ネタバレ厳禁なお話です。こういうネタバレ厳禁な話は期待値以上のものが出てこない印象だったんだけど、けっこうおもしろく観られました。キモの部分はもちろん言えないけど、そこに行くまでの猜疑心をあおる展開はドキドキさせられたなぁ。オススメ度が4なのは、キモの部分が起きる原因が比較的ありがちだったこと、でもそれ以外は良くて、セリフとか、主人公の気持ち、人間性に切り込む感じとかもとても好きでした。そういえば原作者さんは現役のお医者さんだっていうことも話題になっていました。すごい才能の持ち主。


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<strong>25「一度死んでみた」</strong>オススメ度:4.5

広瀬すずが主演の映画はたいがい広瀬すず祭りになることが多いんだけど、この映画に関してはそんなこともなく、出る人がほとんどナチュラルにバカな人ばかりで、何も考えずに観られる映画でした。しかも時間も90分ぐらいでとても身の丈に合った感じ。でも意外と家族の絆とか成長とかも盛り込んでいて得した気分になりました。とにかく助演が大量に出ていてぜいたくで、それだけでも観て損はない映画という感じ。しかし吉沢亮が目立たない職員さんっていうのは無茶だろうー(笑)


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<strong>26「ハーレイクインの華麗なる覚醒」</strong>オススメ度:3.5

お祭り映画もたまには観たくなります、そしてそのお祭りをしているのが女性ならなおさらです、スーサイドスクワッドとかは観てないけど。でもこの主演のマーゴット・ロビーは実は「ウルフオブウォールストリート」とか「スキャンダル」とか「ワンスアポンアタイムインハリウッド」とかにも出ている売れ線女優さん、あぁ、アイトーニャも観たかったな。アメリカの方ではR指定になっているそうで、そっちの方が観たかったな、こちらではPG12でした、でもハイエナが人を?みたいなシーンは隠してはいたけどまぁまぁねぇ(笑)やっぱりこちらも何も考えずに観られるのが良かったです、どぎついぐらいのカラフルな映画だからグッズ映えしそう。


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<strong>27「弥生、三月〜君を愛した30年〜」</strong>オススメ度:4

しゃっきり波留とおちゃらけ成田凌と二人の親友杉咲花の運命の出会いを、各年代の三月だけで描く、けっこう珍しい映画でした。三月の表現の仕方がいろいろあって上手だなぁ、と思いました、テロップとかは出さずに30年分だからね。すれ違いにやきもきしたり、残酷な運命に切なくなったり、、そして三月に起きた震災も絡んでなかなかに怒涛の展開を見せる映画でした。ほんと、震災前震災後を描く映画が増えたね。波留は顔がきりっとしているからこの映画みたいに元気で芯がある感じの役が似合います、でも弱さも見せるあたりがね、もうたまらないね。


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<strong>28「ミッドサマー」</strong>オススメ度:人に勧めるものではない(笑)

スウェーデンの奥地で90年に一度行われる祝祭にアメリカの大学生5人が参加したところから始まる悪夢のようなお話、、内容に関して話すときりがなくなるからこのぐらいにしておくけど、きれいな映像の中に挟まれる想像を超えるきつめの描写と、不条理で常識が通じない感じ、いつの間にかその中に巻き込まれていく恐ろしさ、でも没入感もある、とにかくいろんな意味で気にならざるを得ない映画でした。直接的表現ももちろんだけど、間接的表現の気持ち悪さもすごかったです。考察していくとキリスト教やらルーン文字やらなにやらかにやら、、いろいろあるみたいだけど、その辺はよく分からないのでとにかくこの不思議な世界観に酔う映画、ということで。ちなみにR15指定だったんだけど、上映後にR18のディレクターズカット版も観に行ってしまったという珍しい映画でもありました、バージョン違いとはいえ、同じ映画を2本観たの初めてか?


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<strong>29「ジュディ〜虹の彼方に〜」</strong>オススメ度:3

47歳で亡くなったミュージカル女優ジュディガーランドの半生を描いた映画です。レネーゼルウィガーが好きなので観なきゃと思って観ました。ハリウッド黄金期の子役って無茶な食事制限とか、寝なくても仕事できるように薬漬けにするとか、そういうこと本当にしてたのかな、、と考えると恐ろしい話です。お騒がせ女優だけど愛すべきキャラクターなジュディはとてもよかったです、歌のシーンは魂込めてるな、という感じ、あと、本人と同じ年齢で演じたっていうのもアツいです、しかもアカデミー賞主演女優賞も取っちゃうというね、アツいね。しかしレネーゼルウィガーじゃなくておれの中ではレニーゼルウィガーなんだけどなぁ、、いつのまに変わったのかな、気のせいかな。


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<strong>30「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」</strong>オススメ度:2

29歳の若さで亡くなった超有名俳優の死から10年、当時11歳の少年と文通をしていたことが明らかになり、俳優になった現在21歳の青年がその文通を公開し出版することに、、その青年が昔を回想することで進んでいくお話です。たしかこの映画が今年の5月とかその辺に観た映画だった気がします、映画の内容よりも久しぶりに映画館で観た映画っていう思い出の方が大きい映画になってしまったな(笑)大好きナタリーポートマンと「ルーム」に出ていた子役くんが出ていたことを覚えてるけど、正直内容はちょっと印象薄いなぁ。


やっと20本かー、、今年もあと4日しかないぞー。
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