今から40年近く前になるかなあ。
親父は多趣味な人で、ガンマニアでもありハードボイルド小説マニアでもあり、映画マニアでもあったのだが、まだ小学校低学年(だったかなあ)の俺を映画に連れていってくれた。
釣りにはよく連れていってもらったのだが、映画は2回しかなくその時が最後だからよく覚えている。
タイトルは
「美しき獲物たち」
007シリーズである。
(ちなみにもう一回は、さらば宇宙戦艦ヤマト)
主演はロジャー・ムーア。
当時の俺の映画の感想は、
「ボンドガールの役者さんが凄く綺麗!」
、、、
はい、当時からマセたガキでした。
ストーリーはよくわからなかったが、アクションシーンは堪能させてもらったし、007シリーズには当然ともいうべきお色気シーンも子供ながらに興奮、じゃなかった、堪能させてもらった記憶がある。
(堪能ってのもおかしな話しか、、、)
親父は007シリーズが大好きで、テレビで放映されるときは必ず見ていたが、映画館でロジャー・ムーア007を見たのは初めてだったらしい。そんな親父の一言が今も忘れられない。
007はショーン・コネリーだな。
この親父の一言を聞いたときはビックリした。
俺も同じことを思っていたからだ。
007シリーズのジェームズ・ボンド役はシリーズが長期に渡るため一人だけではない。
ショーン・コネリー、ジョージ・レイゼンビー、ロジャー・ムーア、ティモシー・ダルトン、ピアース・ブロズナン、ダニエル・クレイグ。
6人のボンドがいるわけだが、俺が一番好きなボンドがショーン・コネリーだった。
殺し屋ジョーズとの死闘は本当に手に汗握るエキサイトなシーンだった。
とにかくかっこよくてダンディーで、大人の男だった。
インディー・ジョーンズの父役も良かったが、やっぱり俺にとってのコネリーはジェームズ・ボンドなのである。
俺が映画にのめり込むきっかけになった作品は
「フラッシュダンス」
だが、
男として憧れた映画俳優は
「ショーン・コネリー」
なのであることは間違いない。
親子でファンでした。あの世には先にうちの親父が待ってます。会うことがあったら握手してやって下さい。
私がそちらに行ったときも、ぜひ。
初代ボンド ショーン・コネリーさんバハマに死す
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=6290016
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