ビバ合唱 2020/8/29(土)放送分
▽ジャズ・コーラス・グループの魅力
大谷研二「ビア樽ポルカ(※モノラル録音)」ヴァーツラフ・ゼーマン:作詞,ヤロミール・ヴェイヴォダ:作曲,(歌)アンドリュース・シスターズほか
1940〜60年代のアメリカ
「ビア樽ポルカ(※モノラル録音)」
ヴァーツラフ・ゼーマン:作詞
ヤロミール・ヴェイヴォダ:作曲
(歌)アンドリュース・シスターズ
(2分53秒)
<MCAビクター MVCM-28013>
1939年録音
1940年ナチスドイツがベルギーに侵攻、参戦した兵士が高らかに口吟んでいたという
「ザ・シュライン・オブ・セント・セシリア(※モノラル録音)」
ニルス・ペルン:作詞
ニルス・ペルン:作曲
(歌)アンドリュース・シスターズ
(2分45秒)
<MCAビクター MVCM-32009/10>
「ティコ・ティコ(※モノラル録音)」
アロイジオ・デ・オリヴェイラ:作詞
ゼキーニャ・デ・アブレウ:作曲
(歌)アンドリュース・シスターズ
(2分17秒)
<MCAビクター MVCM-28013>
「誰かが愛している(※モノラル録音)」
バラード・マクドナルド&バディ・デ・シルヴァ:作詞
ガーシュウィン:作曲
(歌)フォー・フレッシュメン、(トロンボーン)フランク・ロソリーノ、(トロンボーン)ミルト・バーンハート、(ピアノ)クロード・ウィリアムソン、
(ギター)バーニー・ケッセル、(ドラムス)シェリー・マン、ほか
(2分06秒)
<東芝EMI CP32-5311>
フォー・フレッシュメン
1948年インディアナ州で結成、音楽学校一年生の時に出会い
メンバー入れ替えつつ今でも続いている
「ユー・ステップト・アウト・オブ・ア・ドリーム(※モノラル録音)」
ガス・カーン:作詞
ナシオ・ハーブ・ブラウン:作曲
(歌)フォー・フレッシュメン、(トロンボーン)フランク・ロソリーノ、(トロンボーン)ミルト・バーンハート、(ピアノ)クロード・ウィリアムソン、
(ギター)バーニー・ケッセル、(ドラムス)シェリー・マン、ほか
(2分18秒)
<東芝EMI CP32-5311>
1955年の録音
1955年:バック・トゥ・ザ・フューチャーでマーティが最初にたどり着いた時代
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「ムーン・リバー」
ジョニー・マーサー:作詞
ヘンリー・マンシーニ:作曲
(歌)フォー・フレッシュメン
(2分42秒)
<東芝EMI CP32-5408>
『ティファニーで朝食を』でオードリー・ヘプバーンが歌う
「思い出のサンフランシスコ」
ダグラス・クロス:作詞
ジョージ・コーリー:作曲
(歌)フォー・フレッシュメン
(1分52秒)
<東芝EMI CP32-5408>
1962年録音
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ジャズやポピュラー音楽を歌う際問題になるのはアレンジ
個々の高い技量が必要、オペラのアリアのようにしか歌えなければダメ
フォー・フレッシュメンは全員楽器も演奏できた
「アラバマに星おちて(※モノラル録音)」
ミッチェル・パリッシュ:作詞
フランク・パーキンス:作曲
(歌)ハイ・ローズ、(演奏)フランク・コムストック管弦楽団
(2分26秒)
<MCAビクター MVCM-276>
高い声の二人:背が低い、低い声の二人:背が高い がグループ名の由来
「ギフト」
アントニオ・ルイス&ジャルマ・フェレイラ:作詞
アントニオ・ルイス&ジャルマ・フェレイラ:作曲
(歌)ハイ・ローズ
(2分53秒)
<ワーナー・レコーズ WPCP-4373>
ボサノバを英詩で
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1953年から10年活動し惜しまれつつ解散
1978再結成 更に洗練された深みのあるハーモニー。解散後の録音を
「わが心のジョージア」
ステュアート・ゴレル:作詞
ホーギー・カーマイケル:作曲
(歌)ハイ・ローズ、(演奏)ロブ・マコンネル管弦楽団
(4分23秒)
<ポリドール POCJ-2685>
「ライフ・イズ・ジャスト・ア・ボウル・オブ・チェリーズ」
リュー・ブラウン&レイ・ヘンダーソン:作詞
リュー・ブラウン&レイ・ヘンダーソン:作曲
(歌)ハイ・ローズ、(演奏)ロブ・マコンネル管弦楽団
(2分46秒)
<ポリドール POCJ-2685>
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ラヴェル、ドビュッシー、エリック・サティもジャズの影響を受けている
「四月の思い出(※モノラル録音)」
パトリシア・ジョンストン&ドン・レイ&ジーン・ド・ポール:作詞
パトリシア・ジョンストン&ドン・レイ&ジーン・ド・ポール:作曲
(歌)ブルー・スターズ
(2分23秒)
<日本フォノグラム PHCE-4200>
フランスのコーラスグループ
「バードランドの子守歌(※モノラル録音)」
B.Y.フォースター&ジョージ・シアリング:作詞
B.Y.フォースター&ジョージ・シアリング:作曲
(歌)ブルー・スターズ
(2分49秒)
<日本フォノグラム EJD-1010>
フランス語の歌詞
発音が良い味出してる
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ブルー・スターズは5年位で活動休止、メンバーの内の一人が1959年にダブル・シックス・オブ・パリを結成
「シェリー」
ハンク・クロフォード:作詞
ハンク・クロフォード:作曲
(歌)ダブル・シックス・オブ・パリ、(演奏)ジェローム・リチャードソン・カルテット
(2分54秒)
<日本フォノグラム EJD-1028>
「ブルーン・ブギ」
フランク・パパレッリ&ディジー・ガレスピー:作詞
フランク・パパレッリ&ディジー・ガレスピー:作曲
(歌)ダブル・シックス・オブ・パリ、(トランペット)ディジー・ガレスピー、(ピアノ)バド・パウエル、(ベース)ピエール・ミシェロ、(ドラムス)ケニー・クラーク
(3分08秒)
<PHILIPS PHCE-4199>
ジャズの巨人たちも参加
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音楽の泉 2020/8/30(日)放送分
▽ラヴェルの弦楽四重奏曲
奥田佳道
繊細な味わいの弦楽四重奏曲
28歳の時、精巧なガラス細工を思わせるような作り
魔法のように移ろいゆくハーモニーが私たちをとらえて離さない
ピアノ協奏曲やヴァイオリン
オーケストラから精妙な響きを紡いだことからスイスの時計職人とも評され
ジャズに感心を持ち
バロックの宮廷音楽など古い音楽にも親しみを
「弦楽四重奏曲 ヘ長調」
ラヴェル:作曲
(弦楽四重奏)アルバン・ベルク弦楽四重奏団
(28分30秒)
<東芝EMI TOCE-7073>
パリ音楽院の恩師フォーレに捧げられる
第一楽章:
"とても優しく"摩訶不思議な浮遊感
長調でも短調でもない音階、教会旋法を使う
時空を超えた音を味わっている
教会旋法は師フォーレも得意とした
曲の後半の楽章も彩る
第二楽章:
リズミカルでエキゾチック、ピチカートが効果的
途中瞑想的な場面も用意されている
第三楽章:
規模が大きい とてもゆっくり 神秘的な楽章
第四楽章:
生き生きと激しく 才気が弾けるフィナーレ
27〜8歳にかけて書かれた作品は
同じく一曲だけ弦楽四重奏を手がけたドビュッシーからも絶賛される
1984年の録音
研ぎ澄まされた音響・激しい調べ
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「亡き王女のためのパヴァーヌ」
ラヴェル:作曲
(ピアノ)メナヘム・プレスラー
(7分48秒)
<ユニバーサル UCCG-1792>
現役最高齢のメナヘム・プレスラー(1923年生まれ)
2017年の録音
夢見るような調べ
雅な古き良き時代の宮廷音楽に思いを馳せ
たくさんの編曲で知られているが元はピアノ曲
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「組曲「ペレアスとメリザンド」作品80から 糸を紡ぐ女、シチリア舞曲」
フォーレ:作曲
(管弦楽)オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団、(指揮)ジャン・フルネ
(6分26秒)
<日本コロムビア CO-3675>
フォーレの叙情的な調べ
メーテルリンクの代表作に寄せた
今日はここで失礼いたします、またご一緒致しましょう
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