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2020年10月12日00:05

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まだまだ終わらない〜〜〜ドラグコアの影!|アリアンロッド2E

【TRPG感想】
先日はTSさんがGMのアリアンロッド2E(注1)でした。

少し前に無事にオンラインキャンペーン「ハウンド」が終了し、そのPLさんたちに「この設定使ってGMやってみない?」とレギュレーションを投げてみた。
皆ベテラン揃いだったこともあり、その場で新キャンペーンの開始が決定!
久々にフィロスがアリアンロッドのPLをメインでやれるキャンペーンです。
うっひょー、たのしみだー!

特に相談したわけじゃないですが、キャンペーンの軸となるのは「ドラグコア」というマジックアイテム。
参加するPCは前回のハウンドの面々なので、区別するためにもキャンペーン名は「ドラグコア」とでも呼びますかね。

◆キャラクター紹介
■名前(PL名):エウメニア・ティスピニ(ムク)
性別/年齢/種族:女/23(外見17)/エルダナーン
クラス:パラディン/ウォーリア
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://phirosu.php.xdomain.jp/arian/chara.php?id=814

前キャンペーン最終回でレベル11になり、本キャンペーンではレギュレーション上はレベルはGMの自由(注2)なんですが、流れでレベル13になりました。

エウメニアさんは順当に各スキルのレベルを上げた感じ。
《ホーリーウェポン》で味方と自分を強化し、開幕シーン攻撃で敵を削り、プロテクションで支援する。
ちなみに今回からレガシークラスが解放されて《ピクシーヒール》を取得。
攻撃しながら回復もできるようになりました。
本人がヒールだと思って使っていたものは妖精さんがお手伝いをしていた(注3)ということに。
レガシークラス入れるとまたバランスが一味変わって面白いねぇ。

ロール的特徴:
古風な侍みたいな話し方。
アコライトだから侍ってよりも修験者か。
今回は比較的スポットライトが他PCだったわけですが、ロールプレイの口火を切るトス上げがとてもうまくて話しやすかったです。

その他:
ベテランその1のムクさんです。
GM経験はそれほどないけれど、独特の空気を纏うそのロールプレイは見ている人を和ませる。
他人をフォローするようなロールプレイをさせたら天下一品ですね。
今回のキャンペーンはフィロスがちょっとチャレンジなことしてるので、ご迷惑をおかけするかもしれませんがよろしくお願いします。

■名前(PL名):アシュ(青海)
性別/年齢/種族:男/26/ヴァーナ(狼)
クラス:ソーサラー/サモナー
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://phirosu.php.xdomain.jp/arian/chara.php?id=811

前キャンペーン最終回ではウィザード/サモナーになって周囲を驚かせましたが、順当にソーサラーになって帰ってきました(笑)。
《ブーストフォース》で最大の120点増加をひっさげて、100点オーバーダメージをシーン全体にばらまく攻撃の鬼になりました。
もちろんそれ一本ではなく、BS付与やここぞの《リゼントメント》、そして鉄板の識別等、隙のないキャラクターです。

ロール的特徴:
頼れるギルドマスターです。
アシュさんが常に知性的で冷静だから他のPCが色々遊べるねーという感想戦での誰かの言葉が物語っています。
今回も、説得シーンでは同じ研究者というファクターを通してしっかり相手の心を掴んでました。
フィロスのキャラも一緒に遊んでいけると楽しいなーと思います。

その他:
ベテランその2、青海さんです。
フィロスと一緒に超上級キャンペーンでレベル40まで登っていったベテランです。
自称スロースターターですが、今回のキャンペーンでは前回PCを引き継いでるのでそのあたりは最初からアクセル全開。
アシュさんぽさがとても出ていて楽しかったです。
次回は青海さんがGMとのことなので、きっとまた独特なギミックであっと言わせてくれるのを楽しみにしてます!

■名前(PL名):ツッキー(フィロス)
性別/年齢/種族:女/18/ヴァーナ(兎)
クラス:エクスプローラー/サロゲート
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://phirosu.php.xdomain.jp/arian/chara.php?id=804

はい、フィロスの久々のアリアンロッドPCです。
今まで真面目なアタッカーはほとんどやったことなかったので、こんな高レベルのアタッカーは実は初挑戦ぐらいのノリ。
同じパーティになる予定の恵流ちゃんがどちらかというと一本伸ばしで愚直に戦う感じなので、対照的になるように多芸に作ってみました。
まあ、新しいレガシークラスのフォーチュネイトとアルカナム(注4)を使ってみたかったんですよね。

基本的には鞭とナイフの二刀流で回避しつつ2回攻撃をする正統派シーフなんですが、
様々な使用回数制限のあるスキルを使い分けでバフデバフをばらまきます。
使い捨てアイテムのアルカナムの管理が大変でした(苦笑)。

ロール的特徴:
ドラグコアというキャンペーンに合わせて、人に絡みやすく、過去にフックのあるキャラクターにしてみました。
詳しくはキャラクターシートと粗筋と考察参照。
できればギャルみたいにさっと距離を詰めるような雰囲気にしたいなーと思いつつ、今回は敬語キャラに落ち着いてしまいました。
もう少し習練が必要だな、、、。

でも、背景設定のフックのおかげか、今回のTSさん、そして次回の青海さんからは絡めるような敵NPCを出していただける、とのことなのでこれまた楽しみ!

その他:
前回のアリアンPLは2017年3月らしいので、3年ぶりってことですね!
そりゃー久々だわ(笑)。
その間に色々とやりたいことが溜まっていて、いつか使いたいと思っていたサロゲートと新クラスのフォーチュネイトが悪魔合体して、回数制限スキル爆盛りのアイテム使いなPCができあがりました。
さらに、ロールプレイ的にもフィロスがあんまりやったことないくだけた口調のPCにしていきたい。
さらに、表はあっけらかんとしつつも、裏では重い気持ちを抱えているというロールプレイも描きたい。
やりたいことがいっぱいです。
でも、GMもベテランの皆さんですし、きっと受け止めてくれるはず!(笑)
さあ、全力全開で楽しんでいきましょー。

◆粗筋
■これまでの粗筋
異世界地球から転移してきた格闘女子高生恵流。
類まれなる知性を持った研究者の魔法使いアシュ。
家族を滅ぼされ、ドルイドに拾われ育てられた神官戦士エウメニア。

様々な事情で、地下遺跡のある「冒険の港ヒルベニア」に集まった一行はギルド「ハウンド」を結成。
色んな依頼をこなすうちに、エウメニアの仇である魔族マヅラーと対峙。
恵流の父親ラゴンを洗脳して連れていたマヅラーは、遺跡の遺産を改造して「ドラグコア」というマジックアイテムを作り出す。

人間を取り込み、そのマイナス思念で装備したモンスターを強化するドラグコア。
マヅラーへの憎しみを募らせていたエウメニアはこれに囚われてしまう。
エウメニアの憎しみを利用して、封印されていた風の時代の魔獣プレージドラゴンを復活させるマヅラー。
アシュと恵流は、エウメニアの仲間であるドルイド軍団の力を借りつつも、エウメニアの心を開き、ドラグコアから解放。
憎しみを乗り越えたエウメニア、そしてアシュと恵流は協力してプレージドラゴンとマヅラーを撃退。
ラゴンの洗脳も解け、一行の冒険は幕を閉じた。

はずだった(笑)。

■オープニング
まずはマスターシーンから。

GM「ここはとある魔界(一同爆笑)」
謎の幹部A(マッチョな武人)「マヅラーはやられたようだな」
謎の幹部B(妖艶な魔女)「そうね。まあ、マヅラーなんて、わたしたちの中では一番の小物でしょ(一同爆笑)」
謎の幹部C(知的な眼鏡)「でも、マヅラーは面白いものを残してくれたよ。ドラグコア、これは色々使えそうだ」
謎の幹部D(ボクっ子)「今度は、僕がいってもいい? まあ、ダメでもいくけど!」
謎の幹部A(マッチョな武人)「貴公の好きにすればいい」

冒頭からいきなりニチアサみたいな雰囲気に(笑)。
台詞はうろおぼえです。実際何人いるかもわからない深い闇の中っぽいので何人いてもいいんでしょう(笑)。
「四天王かよ!?」という突っ込みや「自分も魔族出そうと思ってたから都合いいわー」というポジティブな解釈など。
さすがはTSさん、いきなりPLたちの心を掴みまくってます(笑)。

さて、気持ちを整えてまずはフィロスのPCであるツッキーのシーンから。
アースランと呼ばれる戦乱の大陸で、ツッキーは過酷な戦いを経てきました。
その中で、命を落とす仲間もたくさん見てきました。
彼女が見る夢の中では、同じ兎ヴァーナの少女が命を落とします。

ウサミ「助けて、、、セン、、パイ」

実際にその死の間際に居合わせたわけではないのに、そんな悪夢に何度も襲われるツッキー。
その結果、戦いから逃げて今はエリンディルへ。
ヒルベニアという表向き平和な町で神殿の受付嬢として働いています。

ツッキー「(だめだめ、わたしは明るく元気な受付)おっはよー」
サニー「あれー? ちょっと顔色良くないですか?」
ツッキー「昨日の夜ちょっと面白い小説にはまっちゃってねー、今度貸すよー」

同僚のサニーと一緒に仕事をしていると、ゴーレム研究をしてるクレーテという人が依頼に。
どうやら少人数の精鋭が必要っぽい調査の依頼。

ツッキー「任せてください。ハウンドっていう腕利きの皆さんが、あと少しで帰ってくるので」

という感じで、受付業務をこなしていると、ハウンドのアシュとエウメニアが仕事を終えて神殿に。
ちなみに今回恵流はラゴンさんと別の依頼をこなしてるので欠席です。

クレーテさんは一度ハウンドに遺跡探索の依頼をしたらしく、初見ではないとのこと。
軽く顔合わせしてる面子の中に初めましてが1人。

クレーテ「こちら、最近わたしの助手をしてくれてるピットさんです」
ピット「どうも、ピットと申します。よろしくお願いします」
ツッキーの中の人「この人、種族は? 妖魔化してない?」
GM「何言ってるんですかー、疑い深いですねー、もう。普通のヒューリンですってば」
ツッキーの中の人「まあ、なんていうか、冒険者のサガだよね(笑)」

■ミドル
各自が自己紹介を終えたところで、突然神殿の中に野良モンスターが登場します。

とある冒険者「うわー、遺跡からモンスターが出てきたぞー」
とある冒険者「衛兵じゃ敵わない、助けてくれー」
アシュ+エウメニア「いきます!」
ツッキー「2人だけじゃ大変かも? サニー、避難誘導よろしくね」
エウメニア「ツッキー殿?!」
ツッキー「ご一緒させてもらいますね」
アシュ「面白い技ですね。後ほど詳しく(笑)」

エリンディル大陸にはあまりいないサロゲートの召喚具を使い、ツッキーは片手にナイフ、片手に鞭を持ちます。
エウメニアはいつもの光のハンマーを、アシュは獣の王を召喚し、アーススネークは退治されかかります。
その時、神殿の片隅で雑用をしていたロボットが動き出します。

ソルティ「建造物内デ戦闘行為ヲ確認。排除シマス」
PCたち「え?! わたしたちも対象になってる?!」

アーススネークを倒し、武装を解除したところ、威嚇射撃という名目でエウメニアさんが一発もらいましたが、ゴーレムは戦闘を止めてくれました。
チュートリアル戦闘おしまいってことでHPMPは全回復してくれました。

クレーテ「あぁ?! ソルティ? また暴走?」
エウメニア「かすり傷だ。気にするな!」
アシュ「クレーテさん、何か知ってるんですか?」
ツッキー「ちょっと騒ぎが起きてますから、奥の部屋行きましょ。サニー後片付けよろしくね〜」

クレーテさんが言うには、ソルティという汎用作業用ゴーレムは、護衛から輸送から子守まで何でもできる高性能が売りとのこと。
クレーテさんはその開発リーダーだというのだ。
一時期ヒルベニアでブームになりかかったのですが、さっきみたいに暴走してしまったり価格が高いということで、今は少々落ち目とのこと。
今回は、そのソルティの働きぶりをハウンドに調査してほしいとのことです。

ツッキーの中の人「ペッパー君、確かに最近見ないよね」
GM「違います。ソルティです(笑)」
ツッキーの中の人「おっと、そうだった、ソルティソルティ(笑)」
アシュ「今回の依頼、恵流さんがちょっと別件でいないので、代わりにツッキーさん入ってくれませんか?」
エウメニア「ツッキー殿の手腕は、先ほどの戦闘で見せてもらった。全く問題はないと思うぞ」
ツッキー「え、じゃあ、一緒にやらせてもらっていいですか?」

ミドルフェイズは、ヒルベニアの各地域を回って、ソルティの働きぶりをレポートするというもの。

・性能はいいが燃費が悪い。
・冒険者の組手や、練習相手になってくれて頼もしい。
・汎用はすごいが、特化の方がロマンがある。
・最近新動力を搭載した新型が出るらしい。
・ペットの散歩も任せられて便利だが、維持費がかなりかかる。

どうやら、そこそこ使われてはいるみたいですが、やはり価格がネックとのこと。
新動力というのが、どうやらきな臭い、、、ということでシーフのツッキーのスニーキングミッション。
クレーテ博士とピットさんの研究所に潜入。
研究メモを盗み見ることに。

・遺跡で発見された謎の鉱石を使ってピットが新動力を開発した。
・ただ、どんな仕組みでここまで効率が上がるのか、クレーテさんにもよくわからない。
・研究所にあるマザーソルティに新動力を搭載することで、ヒルベニアの街の量産型ソルティのパワーアップができる。

アシュ「これは、やっぱりピットさんが怪しいですね」
エウメニア「うむ。直接聞いてみよう」

エウメニアさんを先頭に、今度は正面からクレーテさんに話を聞きに。
ピットさんは、最近どこからふらっと現れたヒューリンの青年で、昔のこととかよくわからない。

クレーテ「でも、ソルティのことをとってもよくわかってくれて、一緒に研究してくれてるんです」
クレーテ「きっともっとみんなにソルティのことを知ってもらえれば、きっともっとソルティのことを大好きになってくれると思うんです」

エウメニア「お、、、おう、わたしもそう思うよ」
アシュ「(うーん、クレーテさんはこれただ乗せられてるだけだなぁ)」
ツッキー「(どうしましょうね、、、)」
GM「あ、そろそろ調査ポイント(注5)がたまったのでイベント起きてクライマックスいきます」

■クライマックス
一行がクレーテさんの研究所を出た直後、突如爆発が!
慌てて振り返ると、マザーソルティが壁をぶち破って出てくるところでした。
その頭の上には紫色のドラグコアと、囚われたクレーテさん。
その隣にはピットさんが浮いていました。

エウメニア「ピット殿! 一体何を?!」
ピット「クレーテ博士の夢を叶えてあげるのさ。ソルティを有名にしたいんだろう?」
アシュ「そんな方法じゃ意味がない!」
ピット「あと、ちょっとした挨拶を、、、ね、、、先輩?」

ピットの姿がゆがみ、正気を纏った小柄なうさ耳の少女に変わります。
その姿は、ツッキーが夢の中で助けられなかった、アースランでのかつての仲間にそっくりです。

ツッキー「嘘?! でも、あの子は、、、ウサミは死んだはず!」
ウサミン「(煽るように)そうだよねぇ〜、先輩? 僕はあの時見捨てられて死んだはず。でも、だからこそ、今の僕、ウサミンはここにいるんだよ?」
エウメニア「ツッキー殿? 、、、ツッキー殿!!」
ツッキー「あ、ご、ごめんなさい」
アシュ「生き死にが関わってるお話みたいですし、詳しくは今は聞きません。戦えますか?」
ウサミン「今日は挨拶だけ。さあ、ドラグコア、その女からエネルギーを」

ドラグコアから瘴気があふれ、ウサミンの手の中に集まります。
ウサミンはそれを掴むと虚空に消えてしまいます。

ウサミン「まだまだ計画は始まったばかり。じゃあね〜」
ツッキー「あ、、、」
アシュ「無理なら下がっていてください」
ツッキー「いいえ、大丈夫。戦います!」

ということで戦闘開始です!
最奥にドラグコアがついたマザーと量産型。手前にも量産型の壁。
カバー要員かと思いきや、エンゲージにいることで味方の判定を有利にする《援護》要員でした。
毎セットアップでダイスによってダメージが増えたり、命中が増えたり、火属性攻撃になったり、ビーム使用回数が増える、びっくりどっきりメカなマザー。
一体一体の攻撃は小さくても重なると馬鹿にならないダメージの量産型。

まずはアシュさんが開幕一発。いきなり《ブーストフォース》全力でシーン全体に200点近くの大ダメージ!
なぜかGMが2回クリティカルして早速《二ゲイト》消費したりしつつも前衛の壁にダメージが入ります。
ツッキーが前に出て《ゲイルスラッシュ》の範囲攻撃2回で量産型は沈黙!
ここでまたGMがなにげなくクリティカルしてPL達が冷や汗かくシーンがありましたが、これでマザーまで肉薄できるようになりました。

アシュ「クレーテさん! あんな男の口車に乗らないでください!」
クレーテ「でも、、、ソルティを有名にする方法なんて、、他に、、、」
アシュ「僕も研究者の端くれですから、少しはわかります。調べても調べても答えがあるかわからない」
アシュ「でも、それでも調べ続けるしかないんです! 地道でも、少しずつでも、研究し続けることでゴールに近づいていくしか!」
クレーテ「そう、、、よね、、、それが一番!」

アシュさんの説得でドラグコアからクレーテさんが解放。
マザーにエネルギーが注入され、全攻撃がシーン対象になります!

ツッキー「えぇ?! シーン全体は厳しくね?!」
アシュ「このパーティ、範囲攻撃されないようにわざとばらばらになってるしねぇ」

とはいえ、とりあえず慣れた陣形で戦い続けることに。
ラウンド終盤からセットアップにかけて、多芸シーフの真骨頂とばかりにツッキー頑張りました。
《インタラプト》でマザーの《再行動》を止めて、
アルカナムでマザーの行動値を減少させて、
シーン全体マザーの攻撃を《アドバイス》もらいつつフェイト全開で《ストップトラップ》しました。
いやー、頑張った。

最後はエウメニアさんのハンマー攻撃でマザーが叩かれて行動停止するのでした。

■エンディング
ドラグコアから解放されたクレーテさんは悩みが吹っ切れたように前向きに。
謎の動力は使えなくなってしまったけれど、ソルティを認めてもらうために、これからも頑張る、と。

最後のシーンは、ツッキーからの告白とお願いのシーン。

・かつてアースランで、ツッキーは自分の臆病が原因で仲間を死なせたことがある。
・ウサミンは、かつて一緒に戦っていた仲間だったのは事実だが、死に際に居合わせたわけではない。

ツッキー「あのウサミンは、まだ始まったばかり、と言ってました」
ツッキー「またあいつみたいのが来た時に一緒に戦える人といたいんです。わたしをハウンドに入れてもらえませんか?」
エウメニア「心強い仲間が増えるのは、嬉しいことだ」
(帰ってきてた)恵流「いいんじゃないですか。仲間が増えて困ることはないですし」
アシュ「ってことなので、メンバー満場一致で。ツッキーさん、ようこそハウンドへ」
ツッキー「ありがとう! よろしくね、アシュッチ」
アシュ「あしゅっち?」
ツッキー「かわいいでしょ? メニーもそう思うでしょ?」
エウメニア「わ、わたしがメニー?(恥ずかしそう)」
ツッキー「うん、かわいい(笑)。えるちゃんは、、、えるるんで!」
恵流「える、、、るん、、、」
ツッキー「みんな、よろしくね!」

上記でPC達が認識してるシーンはおしまいでしたが、次回GMの青海さんから不穏な演出が。

またもやツッキーの夢の中。
真っ暗な闇の中うずくまるツッキー。
暗く怖い戦いの記憶。
しかし、その闇が砕け、光が差し込む、、、そこには、、、。

といったところで、セッションはおしまいです。

◆反省と考察
ロール:5点
ゲーム:4点
ストーリー:5点
ボーナス:4点

ロールは満点!
NPCとPCの絡みはある意味TSさんだから全く心配してなかった。
クライマックスのアシュさん説得とかね。
その上で加点したのは、アシュさんとエウメニアさんが新キャラであるツッキーにきちんと絡んでくれたこと。
PCとPCの絡みがあると、話の厚みが一気に増すので面白いよね!(注6)
ゲームは4点。
減点する要素もないけど、大きく加点する要素もない感じ。普通に面白かった印象。
ストーリーは5点満点!
ドラグコアというギミックをきちんとTSさんの中で落とし込んでくれて、ゲストNPCとPCの交流を描いてくれたし、ソルティの表現も面白かった。
謎の敵幹部魔族まで登場して、短い中にしっかりと色んな要素を詰め込んでとっちらかりそうなのを流石のGM力で束ねてたように感じました。
ボーナスは、新キャンペーンのスタートを祝して+1点。

◯良かった点
・新キャンペーン?スタート!
・久々のPL楽しいー!
・さすがのTS節を見せてもらった(笑)。

◯悪かった点
・ゲーム的にもロール的にも難しいキャラを作ってしまった(苦笑)。

個別解説!

・新キャンペーン?スタート!
ハウンドキャンペーンの途中で「簡単にGMができる仕組み」について考察していた。
それが、キャンペーン折り返しぐらいの「ドラグコアというギミック」に結実したわけだけど。
キャンペーン終わった時に、参加してくれたみんなに「こんなレギュレーションでキャンペーンやったら面白いかな?」と提案したところ、快く乗っかってくれた。
今回TSさん、次回青海さん、その次ムクさんまではGMをやりたいと宣言してくれてる。
ドラグコアというギミックを軸にして、ゆるい縛りの連作短編、になるのかな?
なんとなくつながりつつ、各GMが好きにやっていんじゃない?と投げっぱなしのキャンペーンが始まりました。
さー、全く先が見えなくてワクワクするぜー!

・久々のPL楽しいー!
フィロスはどっちかというとGMの方が好きかなぁと思う。
ただ、でもたまにはPLもやりたいのである。
先のシナリオ考えないで、キャラクターの感情に身を任せるような没入感のある遊び。
たーのしー!

・さすがのTS節を見せてもらった(笑)。
今回冒頭のマスターシーンで、謎の敵幹部たちのシーン(笑)。
七色のロールを持つTSさんの真骨頂というか、本当に「きたー!」って感じだった。
クライマックスの敵が正体明かすシーンとか、描写しないで、セリフ喋ってるだけなのに「あ、今のセリフからキャラが変わった」ってわかるの本当にすごい。
TSさんのロールプレイは全く錆び付いていないみたいで安心しました。

・ゲーム的にもロール的にも難しいキャラを作ってしまった(苦笑)。
キャラ紹介にも書いたが、今回のキャラのコンセプトは「多芸」。
キャンペーンセッティングからして誰が仲間になるかわからないので、一応攻撃に寄せつつも、回復も妨害もできるようにしてみた。
あと、性格的にもドラグコアというギミックは説得シーンが必ず発生するので、ある程度親しげに馴れ馴れしく、過去に共感できるような傷があることで説得をしやすくしたいなぁと思って設定してみた。
その結果、戦闘はやることが多くて忙しく、ボスからもありがたく因縁をつけてもらえて、仲間からも絡んでもらえるという嬉しい悲鳴状態(笑)。
キャラクターに振り回されるなんて経験は、すごい久々なので、なんとか使いこなせるように、フィロスがパワーアップしなければ!
頑張るぞー。


はい、という感じで3年ぶりのアリアンロッドのPLセッションでした。
しばらくはGMを任せつつ、様子を見つつ、自分もたまにセッション割り込んでみるかなー。
とりあえず、このツッキーが超上級になるぐらいまではいきたいよね!(笑)
さー、がんばろー。
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