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2020年09月13日18:42

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秋の空・・・

 今朝起きたら、青空が見えました。
 爽やかな風も吹いて、とても気持ちが良かったです。
 うろこ雲が見え、正に秋の空だなぁと思いました。
 高村光太郎の詩に「きっぱりと冬が来た」との表現がありますが、
 僕は、きっぱりと秋になったなぁと感じました。

 ここのところ暑くて、ほとんど散歩をしていませんでした。
 こんな良い天気に歩かないのは申し訳ないかなと思い、
 午前中、買い物などに行った後、田川沿いを歩いて来ました。
 しかし、やはり日差しが強く暑かったです。
 それでも湿度が低い感じで、橋の下など日陰に入ると涼しくて気持ちが良かったです。
 昨年も書いたような記憶があるのですが、
 芭蕉の俳句「あかあかと 日はつれなくも 秋の風」を思い出していました。

 お昼近くになって、急に雲が厚くなってきました。
 天気予報では、変わりやすい天気との事でしたので、
 降り出すと大変だと思い、急いで帰って来ました。

 「女心と秋の空」との慣用句を思い出しました。
 この言葉、女心か男心かよく話題になります。
 調べてみると、日本では古くは「男心と秋の空」だったようです。
 小林一茶は、「はづかしや おれが心と 秋の空」と詠んでいます。
 「秋」と「飽き」が掛けられているのかも知れません。

 日本ではと書きましたが、
 ヨーロッパでは変わりやすいのは女心と考えられているようです。
 イギリスの諺に、
 「A woman's mind and winter wind change often」があるとの事です。
 女心と冬の風はよく変わる位の意味なのでしょう。
 ヴェルディ作曲の歌劇「リゴレット」の中の
 有名なアリア「女は気まぐれ(女心の歌と言う方が普通ですが)」では、
 風の中の羽根のようにと女心を歌っています。

 これも昨年書きましたが、昨年行った、青森県八戸市の安藤昌益記念館で、
 昌益は「男女」と書いて「ひと」と読ませていたと教わりました。
 男にしろ女にしろ、変わりやすいのは人の常なのでしょう、
 「男女の心と秋の空」が良いのかも知れません。


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